ネット銀行初、住信SBIネット銀行の住宅ローン借入期間を最長50年に

公開日:2023年8月7日

ネット銀行初、住信SBIネット銀行の住宅ローン借入期間を最長50年に_サムネイル

住信SBIネット銀行は、住宅ローンの借入期間について最長50年までの取り扱いを開始しました。

住信SBIネット銀行では従来、住宅ローンの借入期間を35年としていましたが、不動産価格の高騰など市場の変化や住宅購入検討者の若年化を鑑み、ニーズに応える商品へと改定するようです。借入期間が最長50年の住宅ローンは一部の地方銀行で提供していましたが、ネット銀行や大手銀行では初めてです。

対象商品は、住宅ローン(WEB申込コース)(対面相談コース)とNEOBANK住宅ローンでフラット35、フラットパッケージローンは対象外です。対象者は、借入時年齢が満18歳以上65歳以下の完済時満80歳未満で、安定かつ継続した収入があり、住信SBIネット銀行が指定する団体信用生命保険に加入できる国内在住の方。

金利タイプは、変動金利タイプと固定金利特約タイプ(2年・3年・5年・7年・10年・15年・20年・30年・35年)で借入れ金額は500万円以上2億円以下になります。なお、借入れ期間が35年超〜50年以内となる場合は、住宅ローンの適用金利に0.15%上乗せとなります。

分割される期間が長くなる分、毎月の返済額は少なくなり、住宅ローンの選択肢が増えたことはメリットといえるでしょう。

しかし、一般的な35年の住宅ローンよりも金利が高くなり、返済期間が長ければ長いほど利息は多くなることや完済時の年齢が高齢になるので、ライフプランや老後資金などを踏まえて判断することが重要です。

著者紹介

相続プラス編集部

相続に関するあらゆる情報を分かりやすくお届けするポータルサイト「相続プラス」の編集部です。相続の基礎知識を身につけた相続診断士が監修をしております。相続に悩むみなさまの不安を少しでも取り除き、明るい未来を描いていただけるように、本サイトを通じて情報配信を行っております。

専門家に相談する

専門家に相談するのイメージ

本記事の内容は、記事執筆日(2023年8月7日)時点の法令・制度等をもとに作成しております。最新の法令等につきましては、専門家へご確認をお願いいたします。万が一記事により損害が発生することがあっても、弊社は一切の責任を負いかねますのであらかじめご了承ください。

記事をシェアする