はじめに
「突然亡くなった人が家族に黙って借金をしていた…」そんなトラブルに巻き込まれる可能性は、ないとは言い切れません。
相続放棄は、相続開始を知った日から約3か月以内に手続きをしなければいけない点や放棄の撤回ができない点など様々な注意点があります。
この記事では、相続放棄の手続きの流れや費用相場、財産放棄と相続放棄の違いなど相続放棄に関する漫画や関連の記事を紹介します。
父・隆が突然亡くなり、書斎を整理する残された家族3人。すると長女・麻衣が隠された督促状を見つける。車と住宅ローンは完済しているのに、と動揺する母・裕子と遺言書を探そうとする長男・祐樹だったが、突然のことで遺言書はなかった。
分からないことだらけなので専門家に問い合わせてみると…
相続放棄について知っておきたい注意点や手続きの流れ、費用相場や財産放棄と相続放棄の違いなどにまつわる不安を解消する記事をご紹介します。
遺産分割協議で相続放棄はできる？
「相続をしない」という選択をする法定相続人がいる場合、遺産分割協議はどうなるのか気になりませんか。そもそも、相続放棄の手続きをした相続人に遺産分割協議へ参加する義務はありませんが、遺産相続の拒否をすることも可能です。
相続放棄の2種類の方法や、方法ごとに異なる遺産分割協議書の作成方法について解説します。
相続放棄にまつわる費用相場
遺産相続時に、相続したくない財産や多額の借金が発覚すると、多くの相続人が検討するのが「相続放棄」。その際に気になるのが、相続放棄で必要となる費用相場ではないでしょうか？
相続放棄の費用は「自分で行う」のか、「専門家に依頼するのか」で異なるため、両者の費用相場を確認すべきでしょう。
代襲相続人とは？
代襲相続とは、相続が開始される前に相続人となる予定の人が相続権を喪失したときに、その子どもが同一順位で相続することです。代襲相続は認められた理由でしか適用できません。たとえば、相続人が相続放棄をした場合、その子どもは代襲相続人と認められないのです。
代襲相続が認められるパターンと相続割合について、わかりやすく紹介します。
突然の不幸でも手続きで慌てないために
親など自分の身近な人が亡くなると、遺族はお葬式を執り行ったり、多くの死亡手続きの対応をしたりしなければなりません。しかし、突然さまざまな手続きをするとなったとき、どれから手を付ければいいか分からなくなる事が多いようです。
死亡した際の基本的な手続きを期限ごとに、時系列の流れで解説します。
相続したくないときどうすればいい？
「亡くなった家族に多額の借金があった。亡くなった人と不仲で関わりたくない」このような理由で遺産を相続したくない場合、利用を検討したいのが「相続放棄」。
ただし、相続開始を知った日から約3か月以内に、相続人は手続きを行う必要があります。
おわり
故人の借金が発覚し相続放棄をする場合には、期限や手続きなどやらなければならないことが多々あり、その中で相続人同士でのトラブルに発展しやすくなります。そのため、借金発覚から手続き完了まで迅速に対応することが大切です。
相続プラスでは上記の解説以外にも相続にまつわる記事を掲載しているので、相続の基本的な知識を身につけて、来る日に備えておきましょう。
