はじめに
相続の中でも一段と専門的な用語や知識が必要となる「不動産の相続」。手続きや申請の多くに期限があり掛かる費用も様々で、何から始めればよいか分からなくなる方もいることでしょう。
この記事では、不動産を相続する前に知っておきたい用語や不動産評価額の計算方法など相続に関する漫画や関連の記事を紹介します。
夫が残した不動産収入で生活をする美由紀は自らも不動産の税金や管理に苦労する中、ふと相続について考え家族会議をすることに。長男・凛太郎と長女・真紀は、不動産の相続について思いのほか消極的。
まとまらない家族会議の行方は…
意外と知らない相続にまつわる不動産用語や土地の相続税などの税金関係についての注意すべきポイントなど、不動産の相続に関する記事をご紹介します。
抵当権抹消登記とは?
住宅ローンを完済した際には抵当権の抹消登記をする必要があります。抵当権抹消登記は、所有権移転登記などのように取引が絡むものではありませんので、専門家を通すことなく自分でも登記手続きすることが可能です。
この記事では、抵当権抹消登記手続きの流れや必要な書類、必要な費用、その他よくある質問について解説していきます。
市街化調整区域
市街化調整区域とは、開発制限をかけられた土地のことです。開発制限された土地でも、自治体から許可が下りれば家を建てることができます。市街化調整区域だと土地の価格が下がるため、住宅ローンが通りづらかったり売却に時間がかかったりします。
今回は、市街化調整区域や自身が相続する土地が市街化調整区域だった場合に相続すべきかについて詳しく解説します。
相続した不動産評価額の計算方法
不動産を相続したら発生する作業の一つが、「相続した不動産価格の計算」。相続した不動産の評価額を計算して、遺産総額を把握しないと、相続税が発生するのかどうかもそもそも分かりません。
また、相続した不動産を売却しようか考える際にも、不動産価格の計算も必須でしょう。つまり、相続開始時における不動産の評価額を把握することは、単なる税金の計算だけでなく、相続人の今後の資産形成にも影響を及ぼすくらい大切なのです。
不動産の等価交換について
土地活用を検討しているなら、リスクを抑えて活用できる「等価交換」という選択肢があることをご存じでしょうか。土地の一部と建物の一部を交換する等価交換なら、費用が必要なく税金も抑えられるという大きなメリットがあります。
しかし、デメリットもあるので等価交換について理解したうえで検討しなければなりません。
空き家にかかる固定資産税
「空き家の固定資産税はいくらになるのだろう」と気になっていませんか。適度に管理されている空き家の場合、住宅用地特例の対象となるため土地の固定資産税を軽減できます。
しかし全く管理されていない空き家の場合、特定空き家に指定される可能性があり、土地の固定資産税が最大で6倍になるかもしれません。
土地の相続税の計算方法や使える控除
土地の相続税はその土地の評価額によって決まります。相続税は土地だけでなく、あらゆる財産を含めた額で計算します。
つまり、相続税の計算方法と土地の評価額の算出方法の両方を把握しておかないといけません。どちらもおおよその金額なら簡単に求めることができます。
おわり
不動産の相続は生涯で何回も経験することではないので、いざ相続をするとなると慌ててしまう人も少なくないです。ですので、事前準備専門用語を知っておくことが大切です。分からないことがある場合は、専門家に頼ることも検討しましょう。
相続プラスでは上記の解説以外にも相続にまつわる記事を掲載しているので、相続の基本的な知識を身につけて、来る日に備えておきましょう。