はじめに
「財産が少ないから相続と無関係」と考えて遺言書や終活など、相続対策を取っていない方も多いのではないでしょうか。実は実家や趣味のコレクションなど財産以外の遺産で相続トラブルに発展する事は少なくありません。
この記事では、漫画内で登場した疑問点を解消する解説記事を紹介します。
遺産が沢山ある芸能人と比べて、相続問題とは無関係と楽観的な父・隆。そんな父をたしなめる法学部の娘・愛理と相続経験者の亡き母の苦労を語る息子・尚人。
遺言書や終活の不安を解消する記事をご紹介します。
遺言書の書き方とは?
遺言書を書けば、誰にどの財産を相続させたいかを指定でき、自分の意思を尊重してもらいやすくなります。
しかし、書き方を間違えると遺言書が無効となることもあるため、慎重に作成しなければなりません。
公正役場で作成する3種類の遺言書
遺言書が無効にならずに確実に残したい相手に財産を譲るための選択肢が「公正証書遺言」です。公正証書遺言の基本やメリット・デメリット、作成するうえでの注意点などを分かりやすく解説していきます。
そもそも遺言の効力はどこまで?
自分の財産を希望通りに相続させたい場合、遺言書が有効です。しかし、遺言書に不備があり無効になってしまうケースがあります。遺言書を作成するなら、遺言書の効力を理解して正しく作成することが大切です。
エンディングノート
エンディングノートとは、いつか迎える死に備えて自身の情報や希望、想いを記しておくノートのことです。ただし、原則として法的な効力が発生しないため、必ず実現するものではないことを覚えておきましょう。
終活をおこなう前に意識すべきこと
「終活を始めたいけど、何をすればいいんだろう?」と、どこから手を付けて良いか分からずに困っていませんか。
終活でやるべきことは、『自身の死後に家族が困らないようにすること』と『これからの生き方の方針を決めること』の2つに分類できます。
おわり
故人が遺言書を残したり終活を行わなかったために、遺産を巡って家族内で相続争いに発展してしまう事例は少なくありません。
相続に関するトラブルは非常にデリケートな問題なので、円滑に解決できない場合も多いでしょう。争いを回避するためにも、遺言書や終活をすることはとても重要なことです。
相続プラスでは上記の解説以外にも相続にまつわる記事を掲載しているので、相続の基本的な知識を身につけて、来る日に備えておきましょう。