比嘉愛未と三浦翔平のダブル主演映画「親のお金は誰のもの 法定相続人」が令和5年秋に公開決定と報じられました。今回は本作の魅力と見どころについてご紹介したいと思います。
物語は現代の三重県伊勢志摩市で、真珠の養殖を営む大亀家(大亀仙太郎/三浦友和、満代/石野真子)と、その成年後見人になった弁護士の城島龍之介(三浦翔平)との関係性が悪化する中、帰郷した三女の大亀遥海(比嘉愛未)がその渦中に巻き込まれていきます。
平成12年に発足した「成年後見制度」を絡めつつ、時価6億円の値打ちがある真珠を巡る相続劇となっており、事実とファンタジーを織り交ぜた、笑いあり、涙ありの社会派ハートフル作品に仕上がったようです。出演者たちも「相続」という題材を踏まえつつ、明るいエンターテイメント要素も沢山感じて欲しいと言葉を寄せています。
今作のメガホンをとった田中光敏監督は「テーマは愛と許し。私たちが生きていく中で、やがてやってくる相続問題。その『相続』を笑いと涙と家族の織り成すエピソードで楽しく描いていきます。今回、コメディタッチで楽しい作品作りを目指し、たくさんの個性的な実力派俳優たちに参加していただき、それぞれの役柄を見事に演じていただきました。」とコメント。
また、「観ていただくお客様の中には、『きっとこれは私の家の話かも?』『うちもそろそろ考えなきゃ!』など、共感できるエピソードや登場人物に出会うことだと思います。是非、『オヤ金』、最後の最後まで楽しめる作品となっているので、お楽しみください。観る度に新しい発見がある物語だと思います。」と結んでいます。
令和5年はドラマ「ホスト相続しちゃいました」も放送されており、相続というテーマがより身近に感じられる機会が増えてきたのかなと思います。エンタメとして楽しむもよしですが、作品を通じて自身の身の回りを考える良い機会になるかもしれませんね。