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  • 司法書士

埼玉県狭山市

アザレア司法書士・社労士事務所

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  • 認知症の相続
  • 土日/夜相談
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INTERVEW

財産管理のためだけでない、ご家族の包括的な支援を行う後見業務

アザレア司法書士・社労士事務所_滝本徹郎_インタビュー

埼玉県狭山市で、後見業務を中心に相続の幅広いサービスを提供されているアザレア司法書士・社労士事務所。司法書士と社労士の資格を活用した、相続手続きのワンストップサービスをモットーとされています。代表を務める滝本徹郎司法書士・社会保険労務士に、地域のお客様との関わり方や、相続業務へのこだわりについてお話しいただきました。

地域に根差す司法書士・社労士事務所として

まずは相談にいらっしゃるお客様について教えてください。どのような相談にいらっしゃる方が多いですか?

ご家族やご親族がお亡くなりになって、相続登記をはじめとした相続の手続きについて相談にいらっしゃる方が多いですね。「急に親族が亡くなり、どうしていいか分からないから相談に来ました」というように、飛び込みのような形で来られることもあります。他には、安価に相続登記ができる事務所を探して来られる方もいらっしゃいますね。当事務所は、いわゆる大手の事務所よりも低い報酬を設定しておりますので。

「どうしていいか分からない」 という状態の方でも、すぐに相談できる事務所というイメージでしょうか。

そうですね。以前はそうしたチラシも配っていましたし、事務所のある地域では「相続のことが分からないので話を聞きに来ました」という方が多くいらっしゃいます。散歩がてら歩いていたときに看板を見て連絡した、という方もいらっしゃいますね。

当事務所は西武線の新狭山駅が最寄り駅なのですが、新狭山駅の周辺には他に司法書士の先生がいらっしゃらないようなんです。隣の狭山駅には何人も司法書士がいるのですが、新狭山駅には私しかいない。それなので、地域の方にとって「何かあったときにいつでも相談できる事務所」でありたいと考えて、飛び込みのようなご相談も積極的に受け入れています。

相続のご相談を受ける際に、何か気を付けていることはありますか?

正直なところ、何か特別なことというのは意識していません。どんな手順が必要で、どういう料金がかかるかを説明し、ご納得いただいた上で準備していく、というような一般的な流れで進めさせていただいています。

相続のことが分からない状態で相談にいらっしゃる方が多いということですが、実際の手続きとしてはどのようなものを扱うことが多いのですか?

一番多いのは相続による不動産の名義変更、いわゆる相続登記ですね。他には、事務所として成年後見業務に力を入れていることもあって、認知症対策や生前対策のご提案をさせていただくこともよくあります。

アザレア司法書士・社労士事務所_滝本徹郎司法書士_01

遅咲きだからこそ、地域の方々の役に立つように

滝本先生が司法書士を目指されたきっかけを教えてください。

長らく派遣労働に従事していたのですが、このままでは先が見えないと感じたことでしょうか。60歳で一念発起し、司法書士の試験を受けたら受かってしまいまして。同時期に社会保険労務士の資格も取ることができましたので、そのまま独立開業したという経緯です。

事務所の開業にあたって苦労もありましたが、たくさんの先輩にお話を伺いながら、インターネットや図書館でもとにかく情報収集をして。おかげさまで何とかやってこれているという状態です。

長い派遣労働のご経験や60歳で資格を取得されたことが、今の業務に活きていると思うことはありますか?

正直、そこはあまりないんです。ただ、周りに比べて遅れてのスタートだったからこそ、あんまりお金儲けのことを考えなくてもいいかな、と割り切って考えられている気がします。

先ほどもお話にありましたが、価格を抑えてのサービス提供というものも、お客様に提供できる価値の一つなのかなと思います。

ありがとうございます。私が1人で動いている事務所なので、それだけでもある程度は価格を抑えられますので。これは大手事務所が競合である、個人事務所ならではの強みかもしれません。私としては、地域の方のお役に立ちたいというのが一番ですので、価格を抑えることがその一助になっているのなら嬉しいことですね。

2つの資格を活かし、包括的なサポートを提供する

事務所の特徴や強みを教えてください。

私が1人で動いている事務所であるということと、成年後見業務に力を入れていることでしょうか。成年後見人に私のような専門職が就任するというのは、親族がいない・連絡が取れないというケースがほとんどです。その方がお亡くなりになった際には、相続や葬儀の手続きを私の方で行うことになりますし、亡くなる前であっても認知症への備えなどを行う必要があります。こうした手続きをすべて私1人で行っているので、認知症の対策から相続発生後の手続きまで、幅広いご相談に対応できるようになっていますね。

成年後見をメインに扱われるようになった経緯を教えていただけますか?

成年後見は、社労士としての業務とつながりが強い領域だからです。さらに、大手の事務所は成年後見にあまり注力しておらず、私のような個人事務所はそのような領域でサービスを提供していかないといけない、と感じた面もあります。

社労士の業務である障害年金の請求や、精神疾患・脳梗塞を患った方々への支援は、成年後見と密接に関連しています。司法書士と社労士の資格を組み合わせることで、幅広いサポートを柔軟に提供できると考えて、成年後見業務に力を入れるようになりました。

お話いただいたものの他に、司法書士と社労士の資格をお持ちであることのメリットを感じることはありますか?

何よりも、包括的なサポートが提供できるということですね。特に、ご家族に精神疾患や障害を抱えておられる方がいらっしゃる場合の、アドバイスやサポートに役立っています。何かしらの障害を持たれている方というのは、一般的なイメージよりもずっと多いんです。そういったご家庭からご相談をいただいて、将来のリスクに備えたアドバイスやサポートをさせていただけるのは、司法書士と社労士の資格を持っているからこそだと思います。

これまでご相談に対応されてきた中で、印象に残っているお客様はいらっしゃいますか?

身体障害を抱えて働けなくなってしまった方が、実は債務を抱えていたというケースがありました。その方の障害年金の請求をサポートしながら、並行して債務問題を解決したことが印象に残っています。

障害年金の手続きを専門にされている事務所というものもたくさんありますが、実際にはそこに後見業務が必要になったり、債務整理をしなければならなかったりするなど、包括的な対応が求められるケースがあるんです。私は社労士としての障害年金の手続きと、司法書士としての後見業務・債務整理業務に対応していますので、これらを組み合わせてうまく解決できた事例として、このお客様のことは印象に残っていますね。

アザレア司法書士・社労士事務所_滝本徹郎司法書士_02

財産のためではなく、家族のために行う生前対策

これから力を入れていきたい取り組みなど、今後の展望として考えているものを教えていただけますか?

認知症の対策に力を入れていきたいですね。この先、5人に1人は認知症になってしまうとも言われておりますから。現在は後見業務の一環として、認知症の方や精神障害の方のサポートを行っていますが、これからは任意後見などの認知症対策の重要性を伝えられるような取り組みをしていきたいと考えています。

最後に、相続に悩まれている方にメッセージをお願いします。

相続の難しいところは、一生に何度もない経験であるがゆえに「この方法の方が良かった」といった比較ができないことです。それなので、事前に準備・対策をしておくことが大切だと思います。

私は相続への備えとして、遺言書を作成することをおすすめしています。これは財産が多いから必要だ、少ないから必要ない、というものでもないんです。相続税が発生するだけの財産があるので、税金対策として遺言書の作成を検討される方もいらっしゃいますが、多くの方は相続税が発生せず、それよりもご家族の関係を心配されて遺言書の作成を検討されています。

相続は遺族間の争いの元となってしまいますし、何より遺言書があるだけで相続の手続きはかなりスムーズに進みます。それに加えて、遺言書は認知症になった場合の対策にもなりますから、元気なうちから遺言書を準備されておくと良いですよとお伝えしたいですね。

取材を終えて感じた先生の人柄

事務所名である「アザレア」は、滝本先生が事務所を構えている埼玉県狭山市の「市の花」に由来しているとのこと。地域に根差した司法書士・社労士事務所として、「地域の方々の助けになりたい」という想いをお持ちであることが、そのお話からも感じられました。

60歳で一念発起し、事務所を開設した滝本先生。遅咲きの花であるからこそ、お金よりも純粋に人の助けになりたいという想いをお持ちなのかもしれません。包括的な対応で地域のお悩みを一手に引き受ける先生が、地域の方々から頼りにされているのも、そうした純粋で真摯なお人柄が感じられるからなのでしょう。

司法書士・社労士それぞれの業務領域に深い知見をお持ちの先生から「相続の難しいところは、比較体験ができないところ」とお話いただいたことが印象に残りました。だからこそ、相続への備えとしての遺言書作成が大切になる。税金対策ではなく、家族関係のために遺言書を作成するというお話から、滝本先生の持つ優しさが際立つ取材となりました。

事務所概要

名称
アザレア司法書士・社労士事務所
資格者
代表 司法書士・社会保険労務士 滝本 徹郎
所在地
埼玉県狭山市新狭山二丁目10番3号 レオコーポ狭山A号室
電話番号
04-2006-0560

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営業時間
平日・土曜日 9:00~19:00
定休日
日曜日・祝日
対応エリア
埼玉県狭山市を中心に、川越市・所沢市・入間市等
所属
埼玉司法書士会:第1553号
簡裁訴訟代理等認定番号:第1401226号
公益社団法人 成年後見センター・リーガルサポート:会員
埼玉県社会保険労務士会:第11150061号
事務所の特徴
  • お得な料金
  • 無料相談あり
  • 見積り無料
  • 丸ごとお任せ
  • 認知症の相続
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事務所情報掲載日:2024年3月5日

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