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埼玉県さいたま市

アリス法律事務所(弁護士 田畑 麗菜)

  • 無料相談あり
  • 女性専門家
  • 若手専門家
  • 相続トラブル
  • 土日/夜相談
050-7587-3755

平日9:00~18:00/第1・第3土曜日10:00〜15:00

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INTERVEW

女性ならではの視点で切り開く、遊びごころ溢れた新たな弁護士像

アリス法律事務所_田畑 麗菜弁護士_インタビュー

埼玉県さいたま市で、相続発生後のトラブル相談を中心に対応されているアリス法律事務所の田畑麗菜弁護士。フットワーク軽く迅速に、お客様のお隣に寄り添うような気持ちで手続きをサポートしていることが特徴です。カフェやサロンのような法律事務所にしたかったという想いが存分に詰まった事務所は、一度見てみたいというお客様も多いそう。女性のお客様に対応されることが多いという田畑弁護士に、リラックスして相談していただくための試みや、お仕事へのこだわりを伺ってきました。

諦めるのは早い、きっとある解決手段を模索する

まずは相談にいらっしゃる方について聞かせてください。どのような方が相談に来られるのですか?

生前対策では、そろそろご家族が亡くなるかもしれないという段階で来られる方が多いです。たとえば、遺言書の書き方や、今後予想されるトラブルについてのご相談でいらっしゃいますね。「生前からすでに遺産を巡って兄弟間で言い争いになっている、もしこのまま親が亡くなってしまったら自分はどうしたらいいのか教えて欲しい」そういったご相談でいらっしゃいます。

ですが、やはり弁護士事務所なので、相続人同士にトラブルが発生して、ご相談にいらっしゃる方が多いですかね。遺産分割の割合が法定相続分だと納得がいかない、ほかの相続人の方と連絡がつかないといったことでのご相談です。

中でも最近、登記せずに放置していた不動産について相談に来られる方が増えています。相続登記が義務化されたことがきっかけとなって、お客様の意識が高まったことも関係しているようです。

不動産の登記を放置していた場合、どういった問題が出てくるのでしょうか?

長年放置していると、「もうどうすればいいか分からない!」という状態になりやすいんです。何十年も放置してしまっていると、極端なケースでは相続人が20〜30人に増えてしまっていることがあります。当時の相続人が亡くなられた場合は、代襲といってその方のお子様に相続権が移ります。その方たち全員に声をかけて、どういう形で遺産分割するか決めていく、というのは自分1人でやるのはそれはそれは大変です。そもそも誰が相続人か分からない、連絡先を知らないなんてこともありますから。

遺産分割について話を進めていても、途中で相続人の誰かが亡くなられたり、認知症になられたりする場合もあります。遺産分割の取り分で揉めることもありますが、それ以上にとにかく連絡が取れなくなるケースが多いので、お客様が途方に暮れてしまうといったところはありますね。

「打つ手がない」と、途方にくれている方の相談に対応される際に、心がけていらっしゃることはありますか?

まずは、お客様が心配されていらっしゃることは何なのか、どういうことを聞きたいのかを紐解くように、お客様に寄り添ってお話をお聞きするようにしています。

あとは、難しい法律用語を避けて分かりやすく説明し、今後のスケジュールや手続きを具体的にお示しするようにしています。たとえば、交渉する相手にどういった通知をするのか、相手から返信がない場合はどういった対応をするのか、その際どういったことが想定されるのか、などです。「どういう状況か分からない」「何をすればいいか分からない」という状態を解消して、少しでも不安な気持ちを和らげられるように心がけています。解決まで時間がかかる場合でも、前もってお伝えしておくとお客様にもご理解いただけて、安心して待っていただけるのかなと思っています。

複雑で困難なケースでも、解決への道筋はあるものでしょうか?

「相続人と急に連絡が取れなくなり、このまま永遠に相続手続きができないんじゃないか」と思い込み、不安になってしまう方もいらっしゃいますよね。そのような状態でも、何らかの解決に導くことはできると思っています。これまでにもほかの相続人と連絡が取れず、手紙を送っても返信がないし調停にも出てこない、といったケースもありました。ですが、しかるべき手続きを踏んでいけば、相手方が不在でも裁判を通して最終的に遺産分割することは可能な場合も多いんですね。ですから、諦める前にぜひ相談していただきたいと思います。

エネルギッシュでフットワーク軽く、誠実に対応

アリス法律事務所についてお聞かせください。事務所としての強みや特徴を教えていただけますか?

男女1名ずつ弁護士がいるので、「相談するなら同性がいい」というお客様の要望に応えられることですね。特に、相続や離婚などプライベートに関わることはどうしても、同性でなければ共感できないこともありますよね。相談先の弁護士がお客様にとって話しやすい相手でなければ、リラックスして本当に解決したいことを相談するのは難しいと思います。ですので、可能な限りご要望に合わせて対応するようにしています。

あと事務スタッフ2名も含めて全員30代と弁護士事務所としては若いほうなので、フットワーク軽く迅速な対応ができ、エネルギッシュだと自負しています。進捗状況のこまめな連絡や返信など、スピーディに対応していますので、「報告がなくて困った」ということにはなりません。期間が年単位になるようなものでも、お客様への連絡は素早く丁寧に、ということをいつも考えています。ご高齢の方もいらっしゃいますので、電話やメールだけでなく、お手紙でやり取りすることもあります。

お客様はどういった経緯でアリス法律事務所を知って、相談にいらっしゃるのでしょうか?

相続トラブルになってしまったお客様を、司法書士や税理士の先生からご紹介されることが多いですね。何のトラブルもなく、相続登記や相続税の申告など目的が決まっている場合は、その先生たちにそのまま対応してもらったほうがいいと思います。トラブルになり交渉や裁判に発展した場合は、本人に代わって対応できるのは弁護士しかいません。そういった場合は、司法書士や税理士の先生からご紹介いただくことがあります。

ほかにはインターネットで検索して来られる方もいらっしゃいますが、ありがたいことにお客様からのご紹介でお越しいただけることもあるんです。以前、相続以外の別件で依頼を受けたことのあるお客様やその方のご紹介、現在対応中の方からご紹介いただくこともあります。

信頼関係がなければ、以前のお客様から再度ご依頼をいただくことは難しいと思います。お客様に対峙する上で気を付けていることはありますか?

とにかく日々誠実に仕事をするという、当たり前のことをするようにしています。信頼を勝ち取るために特別な何かをするのではなく、自分でできることにとにかく向き合う。お客様にも誠心誠意寄り添うといったことを心がけています。

アリス法律事務所_田畑 麗菜弁護士_01

カフェやサロンのように、リラックスしていただく

次に、田畑先生のこれまでについて伺わせてください。小さい頃から弁護士を目指されていたのですか?

刑事ドラマが好きでしたが、特にそれが弁護士を目指したきっかけかというと、そうでもないんですよね(笑)大学で法学部に入ったのも、弁護士になりたいという夢があったわけではなかったのですが、勉強するうちに「法律って面白い」と感じていました。

むしろ本当に弁護士としての使命に目覚めたのは、仕事をはじめてからです。アリス法律事務所が対応する相談内容は、企業法務などの法人向けではなく、相続でお困りの方をはじめとする個人のお客様向けサービスがほとんどです。一人ひとり目の前で、お悩みになって苦しまれていらっしゃる姿をみていると、「何とかしてあげたい、力になりたい」と思うようになりました。

お客様にとって何かしらのプラスになるようなことができれば、私も嬉しいです。直接お客様に関わる仕事だからこそ、共感もできますしやりがいも感じます。

現在のアリス法律事務所を開業されるまでのお話を聞かせていただけますか?

司法試験に合格した後、弁護修習といって弁護士事務所でインターンのように実務を経験する機会があるんです。私は群馬県出身なので、群馬県と東京都で希望を出していたのですが、埼玉県の弁護士事務所に配属されることになりまして。そのときの先生たちによくしていただいたので、そのまま埼玉の事務所に所属しました。

平成31年に、共同経営している小河原洋和弁護士と、今も事務スタッフとして一緒に働いている友人の3人でアリス法律事務所を開業しました。

現在も3名で運営されていらっしゃるのでしょうか?

もう1人事務スタッフが増えて現在は4名体制で運営していますが、仲良くやっていますね。先日、開業5周年で旅行にも行きました。少し忙しくなった今でも、月に一度は事務所会議を開いてそのあとみんなで食事に行きます。スタッフ同士の仲は、とてもいいと思います。

事務所の内観が随分明るく綺麗で、一般的な法律事務所のイメージとは違っていますよね?

「内装が綺麗」と喜んでいただけることもあります。相続でご相談に来られるお客様は年齢層が高い方が多いですが、交通事故や離婚の相談もよくあって女性のお客様が多いので、カフェやサロンのような事務所にしたかったんです。私だったら、雑多な雰囲気の事務所より、綺麗でリラックスできる居心地のいい事務所に行ってみたい。そういう目線で考えた事務所があってもいいんじゃないかなと思って、こだわってみました。

小河原弁護士も私もルイス・キャロルの「アリス」シリーズが好きなので、その世界観が存分に詰まっています。働くにしても、自分の好きな環境がいいですから。面談の際には、紅茶もご用意していて、旧来の弁護士事務所っぽくない感じだと思っています。

将来的に幅広いお客様の悩みに応えていきたい

今後取り組みたいことや、事務所の展望を聞かせていただけますか?

目の前にいらっしゃるお客様には、変わらず精一杯、寄り添っていきたいです。あとは、少し先の目標として、ゆくゆくは支店を出したいですね。

私の地元の群馬県からお越しになられる方や、女性弁護士がいいということで遠くからお越しになられているお客様もいらっしゃいます。距離的に遠くてお断りせざるを得なかった方たちへも対応できるようにしたいですね。多くの方のお悩みに応えていきたいです。

最後に、相続に悩まれている方や、専門家に相談するか迷っている方にメッセージをお願いします。

どんなことでも、小さなことでも相談していただければ、そこが何か解決の糸口になるかもしれません。弁護士や司法書士・税理士・行政書士など、どの専門家に相談していいか分からないということもあると思います。

弁護士は1番幅広く業務に対応できるので、誰に相談していいか分からなかったら、弁護士に相談しておくのがいいのかなと思います。 特に、相続人同士でトラブルが発生している場合は、弁護士でしか対応できません。そういった状況でお困りの方は弁護士にご相談いただければと思います。もし、税理士や司法書士など、ほかの専門家の方が適切な場合は、知り合いの先生におつなぎすることも可能です。当事務所は初回相談無料ですし、綺麗な内観で紅茶もお出ししているので、ちょっとお茶を飲みに行くくらいの気軽さでお越しいただけたらいいなと思っています。

プロフィール

アリス法律事務所
弁護士 田畑 麗菜

 

中央大学法学部 卒業
早稲田大学大学院 修了
平成27年に弁護士登録

 

埼玉弁護士会:第51765号

 

アリス法律事務所_田畑 麗菜弁護士_プロフィール

取材を終えて感じた先生の人柄

柔らかな言葉遣いで、インタビューに答えていただいた田畑先生。女性ならではの視点で作られた事務所をはじめ、お悩みごとを抱えるお客様に少しでもリラックスしてもらおうというサービス精神が伺えました。「お茶を飲みに行くくらいの感覚で相談に来て欲しい」というメッセージからも、敷居が低い事務所だということが伝わります。

「どんな状況であっても、諦めずに解決の糸口を探すので相談して欲しい」という言葉には、弁護士としての使命感を感じて印象的でした。フットワーク軽く、斬新なアイディアで日々業務に邁進されている田畑先生の、遊びごころと優しさが垣間見えたインタビューでした。

事務所概要

名称
アリス法律事務所(弁護士 田畑 麗菜)
資格者
弁護士 田畑 麗菜
所在地
埼玉県さいたま市浦和区高砂3-6-17 ヨシノビル4階
電話番号
050-7587-3755

※「相続プラスを見た」とお伝えいただくとスムーズです

営業時間
平日 9:00~18:00/第1・第3土曜日 10:00〜15:00
定休日
土曜日(第2・第4・第5)・日曜日・祝日
対応エリア
埼玉県を中心とした周辺地域
所属
埼玉弁護士会:第51765号
事務所の特徴
  • 無料相談あり
  • 女性専門家
  • 若手専門家
  • 相続トラブル
  • 土日/夜相談

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【受付時間】平日9:00~18:00/第1・第3土曜日10:00〜15:00

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事務所情報掲載日:2024年7月17日

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