片野司法書士事務所

答えが1つではない問題と向き合い、最適な解決策を提案する

千葉県の柏市で、相続登記をはじめとした相続の幅広い相談に対応されている、片野司法書士事務所の片野司法書士。10年以上にわたり、メーカーの営業職を経験したうえで司法書士に転身された経歴の持ち主です。顧客第一主義のサービス提供を大切にされている片野司法書士に、問題解決につながる提案へのこだわりや、お客様との向き合い方についてお話しいただきました。

相続の相談窓口として、幅広いご相談にお応えする

まずは相談にいらっしゃるお客様について教えてください。どのような相談にいらっしゃる方が多いですか？

相続登記のご相談にいらっしゃる方が多いですね。ご家族・ご親族がお亡くなりになって、不動産を相続することになったので名義を変更したいというご相談です。

令和6年4月から相続登記が義務化されることもあって、最近はこうした相続登記のご相談が増えていると感じています。

相続登記の他には、どういったご相談に対応されているのですか？

事務所としては、相続が発生する前段階の対策から、相続が発生した後の手続きまで、相続全般の相談に対応しています。「相続のことが何も分からないので相談したいのですが…」といった、相続全体のご相談も多くいただいています。

ご相談の数としては、相続登記をはじめとした手続きのご相談が半分くらい、相続全体のことを相談したいという方が半分くらいといったイメージです。

相続の手続き全般に対応していますが、相続税の申告など司法書士にはできない手続きもありますので、税理士や弁護士の先生と協力してご対応させていただく、ということも行っています。

司法書士にはできない領域も含めて、相続全体のことを相談できるのは心強いですね。

ありがとうございます。税理士や弁護士の他にも、私の父と兄が同じ敷地内で土地家屋調査士法人を営んでいるので、土地家屋調査士との連携がスムーズな点も当事務所の特徴です。

当事務所を相談窓口として、相続の何でも屋さんとして使っていただければと思って、さまざまなご相談に対応しているという状態ですね。

お客様を不安にさせないための心配りを欠かさない

お客様への対応にあたり、気を付けているポイントがありましたら教えてください。

手続きの進捗スケジュールはお客様と必ず共有するように、事務所全体として心がけています。

たとえば相続登記の手続きをする場合、ご依頼をいただいてから登記完了までは、戸籍を取り寄せたり書類を提出したりと、ある程度の時間がかかってしまいます。お客様からすると、その期間に何が行われているか分かりにくいので、手続きを進めてくれているのか不安を感じてしまう、ということが起こりがちです。

お客様がそうした心配をされないように、手続きのスケジュール共有を欠かさないように心がけています。「全体でこれだけの手続きを行うので、この期間に書類を集めて、このくらいの時期に完了する予定です」ということは、ご依頼いただく際の面談でお話しするようにしていますね。

ご依頼をいただく段階で、手続きの全体像を共有されているということですか？

そうですね。スケジュールから手続きの全体像が見えていれば、お客様が心配されることも少なくなりますし、事務所としても作業の効率化につながります。

最初のご説明に時間をかけることで、ご依頼をいただいた後の手続きをスピーディーに進められるようにということも考えて、スケジュールのご共有は重要な業務と考えて取り組んでいます。

作業の効率化とスピーディーな手続きという話が挙がりましたが、これらも事務所として重視しているポイントなのですか？

そうですね。スピーディーな対応は意識しているポイントですが、それに加えてフットワークの軽い対応というものも重視しています。

ご連絡をいただいた際に、すぐにお伺いしてお話を聞かせていただく。お電話をいただいたらその場で予定を調整して、2～3日以内に面談をさせていただくようにしています。お電話だけで済ませるのではなく、お会いしてお話をすることを特に大切にしていますね。

サービス業として、お客様のことを第一に考える

お客様と顔をあわせて話を聞くことを大切にされているのは、どのような狙いがあってのことなのでしょうか。

当事務所ではご相談の際に、「お客様が何を実現したいのか」をお伺いしているのですが、そのためには対面でお話を聞かせていただくのが適していると考えています。

生前からの対策を検討される際によくあるのですが、お客様自身も何をしたらいいのか分からないけれど、何かやらないといけないことは分かっている、というご相談をいただくことがあります。遺言書なのか、生前贈与なのか、それとも家族信託なのか。対策が必要なことは分かっているけれど、どんな対策をすべきか分からないというご相談です。

そうしたご相談に対し、お客様の状況をしっかりインタビューしたうえで、「こういう手続きがあって、この状況であれば、これが最適です」というご提案をさせていただくようにしています。

このインタビューでは、「お客様が何を実現したいのか」をもとに、お客様の状況や人間関係を1つずつ確認させていただきながら、最適な提案を組み立てていきます。こうしたご提案スタイルをとっているので、できるかぎりお客様と顔をあわせてお話しすることを大切にしていますね。

お客様のお話を聞きながら、何を提案するべきか組み立てていくということですか？

そうですね。お客様の状況によっては、答えが1つではないこともあり得るので、複数の選択肢を組み合わせてご提案しています。

お客様が実現したいものをお伺いし、最適なご提案を組み立てて、最終的にご意向にあった依頼をいただく。形が決まった手続きではない、コンサルティング要素を含んだ業務であると意識して取り組んでいます。

コンサルティング要素というものは特徴的なポイントだと思うのですが、どのような経緯でコンサルティングを意識するようになったのですか？

私は司法書士になる前に、10年以上メーカーで営業職に従事していたのですが、その経験による影響が大きいと思います。

民間出身なので、いわゆる「専門家の先生」ではなく、あくまでサービス業として、お客様の目線でサービスを提供するということは、常に意識しています。「お客様あっての自分だ」ということは忘れないようにしていますね。私やスタッフが給料をいただけるのも、お客様あってのことですから。

このお客様目線、顧客第一主義というものが、先にお話ししたコンサルティングであったり、お客様と顔をあわせての面談だったりにつながっています。

気持ちの負担を和らげるためにも、専門家に相談を

これから力を入れていきたい取り組みなど、今後の展望を教えていただけますか？

事務所を経営している立場でもありますので、一番は事務所を成長させて、より多くのお客様に満足いただけるサービスを提供していきたいと考えています。

先ほどお話しさせていただきました顧客第一主義の相続サービスを、より多くのお客様に提供することで、相続に悩む方を一人でも多く助けられるようになりたい。司法書士として、皆様の笑顔を1つでも増やすお手伝いができれば嬉しいですね。

最後に、相続に悩まれている方にメッセージをお願いします。

やはり、専門家に相談してみてほしいとお伝えしたいですね。

相続の手続きというものは、精神的に苦しい状況の中で、膨大な量のやるべきことをこなさなければなりません。期限が決まっている中で相続の手続きに追われ、苦しまれている方々を、私はこれまで多く見てきました。

その一方で、ご相談にお応えすることで「本当に気持ちが楽になって救われた」とお言葉をいただく場面にも多く立ち会ってきました。

相談するだけでも気持ちの負担は和らぐものですので、専門家だからといってかしこまらずに、軽い気持ちでご相談をいただければと思います。

プロフィール

片野司法書士事務所
代表司法書士　片野 洋介

平成20年3月：青山学院大学 文学部 英米文学科 卒業
平成20年4月：東証一部上場メーカー法人営業部 入社
令和2年2月：司法書士試験合格
令和2年12月：簡易訴訟代理等関係業務 認定
令和3年12月：都内司法書士法人 入所
令和4年1月：東京司法書士会 入会
令和5年1月：千葉司法書士会 入会
令和5年1月：片野司法書士事務所 設立

千葉県司法書士会：第1742号
簡裁訴訟代理等認定番号：第2001171号

事務所概要

名称

片野司法書士事務所

資格者

代表司法書士　片野 洋介

所在地

千葉県柏市若柴341-5

電話番号

0120-501-813

※「相続プラスを見た」とお伝えいただくとスムーズです

営業時間

平日　9:00～18:00　※土日・祝日対応可能

対応エリア

千葉県、東京都、埼玉県、茨木県

所属

千葉県司法書士会：第1742号
簡裁訴訟代理等認定番号：第2001171号

事務所情報掲載日：2023年11月13日

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