兵庫県 64歳女性
2023年5月掲載- 相続発生
- 2022年
- 発生から着手まで
- 父親の死亡後まもなく、弟から連絡があり相続放棄手続きをした
- 相続発生から完了まで
- 私自身がするべきことは2カ月以内に完結した。
- 財産総額
- 財産を相続していない
- 負債総額
- 負債を相続していない
なし
- 家族構成
年齢(性別) 被相続人との関係 被相続人 92歳(男性) 本人 相続人1 64歳(女性) 長女(投稿者) 相続人2 61歳(男性) 長男(自身の弟)
母と父、双方からの遺産を放棄せざるを得なかった私の後悔
亡父のように、被相続人のなかには相続のことを深く考えていない人が多いと思う。跡取り人だけが相続するとの考え方は、現在では通用しないと思う。もし、少しでも遺産分けを望むのなら、勇気を出して話しておくことが大切。もちろん、波風を立てないように注意しながら。
相続全般について
相続手続きを行う中で大変だったこと、面倒だったこと
所有口座や財産(田畑や山林も含め)に関する一連の手続きは弟が行ったので、自分が面倒と感じることは少なかった。もちろん、戸籍謄本や住民票の取り寄せ、裁判所に出向いての手続きが必須たった。そのため、仕事(自由業)の時間を割く必要があった。
事前にやっておけばよかったとこと、後悔したこと
弟(実際は弟夫婦)から早い段階から「相続放棄」を依頼された。跡取り人が全部相続するといったケースは昔からよくある話だと思う。もちろん、父親の遺産をもらうことは期待していなかったが、残念な気持ちは拭えない。
事前にやったこと、やっておいてよかったこと
前問で「揉めていない」と答えたが、波風を立てないために我慢したというのが本音。いったんは結婚して家を出た(その後、離婚して一人暮らし、身体障がいあり)ので、遺産が欲しいとは言いだしにくい状況にあった。亡父は私のことまでは考えていなかったと思うので、はがゆい思いしか残らない。
相続税・生前贈与・相続放棄
相続税
相続放棄したので相続税はかかっていない。資産(田畑や山林も含む)が少ないので、相続した弟もおそらく相続税はかからないと思う。
控除の利用
基礎控除の存在は知っていたが、相続していないので使うまでもなかった。
節税対策
そもそも遺産をもらっていないので、節税対策もしていない
相続放棄
弟(実際は弟夫婦)から相続放棄を迫られて反論できなかった。思い出すだけでも心穏やかではいられない。
この体験談は参考になりましたか?
参考になったと思ったら
「参考になった」ボタンを押してください
体験談は投稿者の主観的なご意見・ご感想です。掲載している全ての体験談は相続プラススタッフの目視による審査をもって公開しておりますが、内容の真偽、正確性、有用性、及び非侵害性等を保証するものではありません。ご自身の責任のもと、あくまでも一つの参考情報としてご活用下さい。