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あおば司法書士・行政書士事務所

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国際相続に困るすべての人の、よりどころとしてサポートしたい

あおば司法書士・行政書士事務所_豊田 則幸_インタビュー

東京都渋谷区道玄坂に事務所を構える、あおば司法書士・行政書士事務所。お客様の気持ちに寄り添ったきめ細かなサポートと、日本では専門家の少ない国際相続を中心に扱っていることが特徴です。自身が相続を経験したことをきっかけに、41歳で会社を辞め司法書士の道へ進まれた豊田則幸司法書士・行政書士。相談を受ける際に心がけていること、国際相続に取り組む想いについてお話を伺いました。

どんなに複雑な相談でも、諦めずに解決まで導く

ご相談にいらっしゃるお客様の状況や、相談内容についてお聞かせください。

相続登記のご相談が多く、エリアとしては東京、神奈川、埼玉など関東近県の方からのご相談をよくいただきます。さらに事務所として国際相続も扱っていて、特にアメリカとブラジル関係のお問い合わせが多いですね。中国、台湾、その他の英語圏の国にも対応しています。

国際相続は、海外の方からお問い合わせが来るわけではないんですよ。日本の方から相談が来て、その相続人にアメリカ人がいますとか、ブラジル人がいますとか、そのような内容が多いですね。ちなみに国際相続に関するお問い合わせは、北海道から九州・沖縄まで全国各地からいただきますが、当方はどこからのご相談でもお受けしています。国際案件の場合、相手にするのが世界各国となりますから、日本国内ならご近所という感覚です。

そういった国際相続も含めて、複雑な相続問題に対応する際に心がけていることはありますか?

それはまず、どんなに複雑なケースでも、諦めないということですね。他の専門家から断られたり、一旦引き受けていただいたものの途中でやはり無理だと言われてしまい、相談先に困った方からご依頼をいただくケースが多くあります。国際相続の難しいところは、相続人が協力しないとか、それ以前に見つからないということがある点ですね。たとえば、相続人が全部で40人いて、そのうち25人がブラジル人というケースもありました。その一人ひとりを探し出して、意思疎通を図るというのは並大抵のことではありません。

それから、国際相続の知識というのが日本ではあまり広まっていないんですね。士業の資格を取る際に専門的に勉強するものでもないので、どの士業でも対応がわからない方の方が多い。それで諦めてしまうケースをよく見ます。そこを何とかしたいという想いが強いですね。

相続が発生する前の段階からご相談をいただくこともあるのでしょうか?

はい。たとえば配偶者やお子様がいない方や、他の相続人と長い間疎遠になってしまっている方、推定相続人が海外に住んでいる方からご相談をいただくこともあります。そういった方から生前対策として、遺言書を作って欲しいですとか、任意後見や家族信託のご依頼をいただくこともありますね。逆に、日本にいる外国人の方から遺言書を作りたいとご要望をいただくこともあります。

そもそも前提として、日本の相続制度というのは相続人全員の合意が必要になっているんです。なので合意を妨げるような、国際相続にまつわるさまざまなリスクを察知している人は、生前に動きますよね。私にいただくご相談でも、「遺言書さえあれば、ここまでこじれなかったのに…」というケースを多く目にします。また、相続人のなかに認知症や精神障害の方がいるという場合も、早めに遺言書を作っておくことをおすすめします。

私は、司法書士でありながらも、独自の肩書になりますが「国際相続コンサルタント」でありたいと考えています。一般的な司法書士の中心業務である不動産決済というものを、私はやっていません。相続専門でやっているし、その中でも国際相続をメインにしています。ご依頼いただいた手続きを正確に対応することはもちろんですが、それ以上にお客様のお悩みやご要望にじっくり耳を傾けて、望まれる未来に向けた解決策をご提案しております。

あおば司法書士・行政書士事務所_豊田 則幸司法書士_01

相続トラブルを経験したからこそ見えるものがある

司法書士を目指されたきっかけを教えてください。

きっかけとしては、平成12年に父が急死したことですね。その後母はひとりで生活していたのですが、田舎のことなので親戚の発言力の方が大きく、父の遺産も親戚の意向により使われたりと、トラブルになったりしたんです。私は当時、親元を離れてサラリーマンをしていて、母の身辺でそういった動きがあるということを姉から聞き、弁護士に相談に行ったんですね。そのためには会社を休まないといけなくて。有給を取ってお金も支払い、複数の弁護士に相談しましたが、田舎の小さな相続問題に親身になってくれる弁護士さんは見つからず結局解決することができませんでした。

弱ったなと思って、古くからやっている司法書士事務所へ母と一緒に相談に行きました。そこの先生が色々親身になってくれて、相続登記のやり直しなどしてくれたんですね。そこから、その親戚との相続トラブルが解決に向かったという経験をしました。そのときに、司法書士という仕事に魅力を感じ、司法書士となって自身の経験を世の中に還元できないかと思ったんです。当時、私は38歳ぐらいだったのですが、司法書士試験を目指して、昼は会社員をしながら土日と夜に予備校へ通うようになりました。しばらく経って片手間では試験に合格できないと思い、会社を辞めて1年間勉強して、翌年の司法書士試験に受かったんです。41歳で会社を辞めて、42歳で合格しました。

司法書士になって、その後はどこかで勤務されていたのですか?

まずは、都内の司法書士事務所に入って、主に商業登記の業務をしていました。そこで約2年勤めた頃に、同期からそろそろ独立したいという相談を受けて、平成22年に同期と一緒に事務所を立ち上げました。同期はそれぞれ専門分野で独立して行ったので、現在は所員を1人雇って2名体制でやっていて、令和6年で14年目になります。

国際相続をメインにするまでには、どのような経緯があったのでしょうか?

私はもともと国内の一般企業に勤めていましたが、30歳で国際電話会社に転職してブラジル担当を3年半やりました。そのときの経験があったので、日系ブラジル人の友達もいますし、特に語学ができるわけではないんですけど、外国人と接することには慣れていました。なので、「国際相続というのもやってみたいな。面白そうだな」と思って取り組みはじめました。

紆余曲折あって今の形になりましたが、私は父が亡くなったのがきっかけで「相続で困る人たちをなんとかしたい」「この経験を生かしたい」と思って司法書士になったわけです。なので、結局相続というのはずっと携わりたいと考えていたんですね。いろいろな仕事をしながらもそこがスタートなので、そこは今でもブレていませんね。

あおば司法書士・行政書士事務所_豊田 則幸司法書士_02

組織に縛られず「お客様のために」を追求していく

ご自身が相続で苦労した経験が、事務所のカラーにも表れているのでしょうか?

まさにその通りで、実際に苦労した体験があると全然違いますよね。何より相続人の気持ちが分かるんですよ。自分で遺産分割協議に参加したこともありますし、その部分は大きいのではないかと私は思いますね。経験するのとしないのでは、考え方が全然違う気がしています。

他に事務所の強みは、どんなところにありますか?

私たちが、個人事務所だということです。というのは、私もずっとサラリーマンをやってきたので分かるのですが、大きな組織には必ず売上の目標があると思うんですよ。ある意味ノルマというか、会社組織としてそれで評価、査定せざるを得ない面があるわけですが、個人事務所だからそこに縛られることがなく、自由に動くことができるんですね。

国際相続というのは、対応がいつ終わるのか全く予想がつきません。2~3年かかることもありますし、これまでには10年かかったケースもありました。それを短期で成果を出すということは絶対に無理です。「なんでこんな面倒なことをやっているの?」と思われるような手間のかかる対応も必要になりますので。だから、そういう組織に属さない事務所だからできる、フリーランスだからこそ受けられるご依頼が実は多くあるんです。

だから、一度さじを投げられたようなご相談でも粘り強く対応できるんですね。「国際相続といえば豊田先生」のような評判も立つのではないですか?

ありがたいことに、最近頼りにしていただけることが増えてきています。私がいろいろな場所で国際相続にまつわるセミナーをやっていることもあると思うのですが、お引き受けする仕事のうち4割くらいが、弁護士、司法書士、税理士、行政書士からの紹介になってきました。

残りの6割は、お客様の方から直接お問い合わせをいただきます。そのほとんどが、身近な司法書士さんなどに1度頼んで、戸籍収集までは対応していただけたものの、そこから先が進まないという段階でのご相談ですね。

さまざまなお客様から相談が寄せられていると思いますが、出張相談の対応もされているのですか?

出張相談は積極的にしています。遺言書作成のご依頼もありますが、そういったご相談はご高齢の方が多いですからね。来ていただくのはさすがに申し訳ないので、大体私が出張しています。交通費をいただければ、全国どこへでも出張します。

あと先ほどもお話ししたように、父が亡くなった当時、私はサラリーマンだったので弁護士相談に行くのに会社を休まなければなりませんでした。お客様にはそのようなご苦労をおかけしたくないので、私の事務所は土日も開けています。

あおば司法書士・行政書士事務所_豊田 則幸司法書士_03

国際相続に困る人が最短で解決まで向かえるように

今後の展望を聞かせてください。

私は、特に事務所を大きくしようとは全く思っていないんですよ。誰かに引き継がせようとも考えてはいません。

ただ、国際関係の相続を適切に、諦めずに扱える方が少ないのではないかなと感じています。だからいま私は、国際相続で困っている方が回り道をせず最短距離で解決に向かえるように、自分がもっといろんな所に出て、正しい知識や対応方法を広めることに力を入れています。一般の方だけでなくむしろ同業者に向けて積極的にアプローチしていて、私はとにかく交流会などで名刺交換するときも、同業者の方に優先してお渡しするんですね。

国際相続が専門分野ではない士業の方が、お客様に回答して解決が遠のいてしまうということがないように、相談先として思い出していただきたいんです。そういった経緯もあり、普通なら同業者に対して積極的に名刺交換をしたがる人は少ないと思いますが、私は積極的に交換するようにしています。

最後に、相続に悩まれている方にメッセージをお願いします。

繰り返しになってしまいますが、私の場合は難しいご依頼でも投げ出さずに最後までやり遂げますので、諦めたくない方はぜひ連絡してほしいです。

身近な事例では海外移住者で印鑑をお持ちでない方の相続手続きですとか、面倒な事例では生死不明の外国籍の相続人が絡む相続登記を何年もかけて解決した事例もあります。必要に応じて、税理士、弁護士をはじめ、各分野の専門家とも連携を取らせていただきますので、「こんな相談してもいいのかな?」と思うことでも気軽にご相談いただきたいですね。

国際相続のことなら、一番最初にお問い合わせください。

プロフィール

あおば司法書士・行政書士事務所
司法書士・行政書士 豊田 則幸

 

静岡県浜松市生まれ
早稲田大学 政治経済学部経済学科 卒業
(株)リクルート、ソフトバンクテレコム(株)にて約18年間勤務。司法書士試験合格後、都内の司法書士事務所勤務を経て独立。資格の学校TAC 元専任講師。

 

東京司法書士会:第5285号
簡裁訴訟代理等認定番号:第901063号
公益社団法人 成年後見センター・リーガルサポート:会員
東京都行政書士会:第7906号
NPO法人渉外司法書士協会:会員
多言語行政書士協会:会員

 

あおば司法書士・行政書士事務所_豊田 則幸司法書士_プロフィール

取材を終えて感じた先生の人柄

お父様の相続をきっかけに、サラリーマンを辞めて司法書士の道に進まれた豊田先生。

どんな質問にも明快に、ときにざっくばらんに答えてくださる語り口からは、さまざまな国籍の方との意思疎通によって培われた、人の心を動かすコミュニケーション力と、多くの複雑なご依頼に向き合いつづける、あきらめない底力のようなものが伝わってきました。

インタビュー中にぽろっとこぼされた「資格が司法書士なだけだから」という言葉が、とても印象に残りました。あくまでもひとりの人間として、資格を最大限に活用することで、相続に悩み苦しむ人たちの力になりたい。その願いが「国際相続コンサルタント」というオリジナルな肩書きに、ごく自然に表れているのだと思います。

他に真似のできない分野を開拓する、豊田先生の覚悟と情熱に触れる取材となりました。

事務所概要

名称
あおば司法書士・行政書士事務所
資格者
代表 司法書士・行政書士 豊田 則幸
所在地
東京都渋谷区道玄坂一丁目17番9号 ヴェラハイツ道玄坂703号室
電話番号
0120-143-222

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所属
東京司法書士会:第5285号
簡裁訴訟代理等認定番号:第901063号
公益社団法人 成年後見センター・リーガルサポート:会員
東京都行政書士会:第7906号
NPO法人 渉外司法書士協会:会員
多言語行政書士協会:会員
事務所の特徴
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事務所情報掲載日:2024年4月18日

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