測量＆登記　田中事務所

相続の課題をトータルで解決する、地域に密着した相続サービス

東京都墨田区東向島で、幅広い相続サービスを展開している測量＆登記　田中事務所の田中尚子司法書士。ご主人が土地家屋調査士であり、測量と登記に一括で対応できるサービスを特徴としています。成年後見や終活相談にも積極的に取り組まれている田中司法書士に、お客様との向き合い方や相続業務へのこだわりについてお話しいただきました。

不動産の相続に必要な手続きをワンストップで対応

まずはお客様について教えてください。どのようなお客様から相談をいただくことが多いのですか？

事務所のある、墨田区の東向島近辺にお住まいの方がよくお見えになります。ご相談の内容としては、ご両親が亡くなったので不動産の名義変更をしてほしい、というものが多いですね。令和6年4月から相続登記の義務化がはじまったので、お祖父様やもっと前の世代から登記せずに放置していた不動産に関するご相談も増えてきています。

事務所名に「測量＆登記」とあるのは、両方に対応しているということですね？

そういうことです。不動産の登記には、土地家屋調査士が行う「表示登記」と、司法書士が行う「権利登記」があります。先ほどお話しした測量は「表示登記」、名義変更は「権利登記」ですね。

「表示登記」と「権利登記」の両方が必要になる場合、お客様は土地家屋調査士と司法書士それぞれに依頼することになります。その場合、それぞれの事務所に相談をしないといけないので、どうしても負担が大きくなってしまいます。しかし、当事務所は私が司法書士、夫が土地家屋調査士をしておりますので、両方の業務を一緒にご案内することが可能です。これによるスムーズな対応が、当事務所の強みですね。

登記・測量の他にも、終活相談にも精力的に取り組まれていると伺いました。終活はどのようなご相談にいらっしゃる方が多いのですか？

遺言書を作成したい、というご相談が増えてきていますね。その中でも特に多いのが、「特定の相続人に遺産を相続させる」といった遺言ではなく、「子どもたちが揉めないように、公平に遺産を相続するための遺言を作りたい」というご相談です。揉めないように遺言を作成したいというご相談は、お子様がいらっしゃらない方にも共通して多いですね。

お子様がいらっしゃらない場合は、ご自身のご兄弟や甥・姪といった方が相続人に含まれてくるのですが、手続きのためには相続人全員の印鑑証明書を集める必要があります。親族関係が良好でない方にとっては負担になりますし、トラブルに発展する可能性もあります。その点、遺言書があれば印鑑証明書を集める必要はなくなりますので、そうした負担軽減も考えて遺言書を作成される方もいらっしゃいます。

ほかにも、ご自身の後を託す相手がいないということで、お葬式や散骨といった死後事務に関するご相談をいただくこともありますね。

お客様のご要望に合わせて、柔軟な対応を心がける

相続のご相談にお応えする際に、どのようなことを心がけていますか？

分かりやすく説明する、ということですね。当事務所にご相談にいらっしゃるお客様の中でもっとも多いのは、相続を経験するのがはじめてという方なんです。私たちが日々の業務で当たり前のように行っている相続の手続きも、お客様にとっては未経験のことばかりなので、分かりやすく説明することが重要になってくるということですね。

お客様のご要望も、「時間がないから、急いで手続きを進めたい」「ゆっくり優しい言葉で接してほしい」「平日は仕事で忙しいので、週末に相談したい」「足が不自由なので、相談に来てほしい」など、さまざまです。こうしたご要望にあわせて、お客様にとってもっともスムーズに手続きが進められるようにご対応させていただく、ということを意識しています。

お客様はどのような経緯で事務所のことを知って、相談にいらっしゃることが多いのでしょうか？

インターネットで検索してこられる方もいらっしゃいますし、以前に対応させていただいたお客様からご紹介をいただくこともあります。紹介割引といったことはしていないんですけど、過去の対応に満足いただけたからこそご紹介いただけているのだと思いますので、嬉しいですね。ほかには、区役所や司法書士会から紹介していただいて、お見えになる方もいらっしゃいます。

区役所のような公的な機関からも紹介をいただけるのは、すごいことですね。そうしたご紹介につながっている要因として、どのようなものが考えられますか？

それほど特別なことはしていないのですが、思い当たるとすれば、町内会など地域の活動に積極的に参加して、ボランティアで困っている方の相談にのっていることでしょうか。区役所のほかにも、社会福祉協議会や包括支援センターといった方々のご相談にもお応えしているので、そういったことがご紹介につながっているのかもしれません。

真摯で誠実な対応と、厳密で正確な業務を徹底する

何名様で事務所を運営されているのですか？

土地家屋調査士の夫と、私のほかに男性の司法書士1名、書類作成を手伝ってくれている事務スタッフが男女1名ずつの合計5人で事務所を運営しています。東向島という土地柄もあって、下町っぽさが残っていて親しみやすい雰囲気の事務所だと思っています。

田中先生はどのような経緯で司法書士を目指されたのでしょうか？

元々は司法書士とはまったく異なる業界で働いていたのですが、30代になる頃に司法書士事務所に転職してスタッフとして働きはじめました。人の役に立つ堅い仕事なので、良いかなと思って。きっかけはそのようなものでしたが、スタッフとして6年ほど勤務して司法書士試験に合格し、司法書士になりました。司法書士になってからは別の司法書士事務所で勤務し、土地家屋調査士の夫と結婚して現在の事務所を開業させていただいた、という経緯です。

司法書士事務所に勤められていたときの経験で、独立開業された今の業務に活かされているものはありますか？

試験勉強をしながらスタッフとして働いていたときと、試験に合格してからは別の事務所に勤務していたのですが、どちらの事務所も不動産登記をメインの業務としていました。当事務所で現在扱っている業務は、これらの事務所で経験したことの影響が大きいですね。

また、お世話になった先生は双方とも、態度は真摯で誠実に、作業は厳密で正確に、という方たちでした。その精神は、司法書士としてもっとも大切なことだと思うので、現在の業務に活かすように心がけています。

司法書士になられて、イメージしていた司法書士の仕事とギャップを感じることはありましたか？

司法書士を目指す前は、司法書士は書くことが中心の仕事で、あまり喋らなくてもいい職業だと思っていたんです。しかし実際は、お客様のご相談にお応えするために話をじっくり聞くことが大事ですし、こちらも丁寧に分かりやすく説明しないといけません。司法書士の仕事は書くことより、聞くこと、話すことが大事だと実感しましたね。

相談しやすく・分かりやすく・温かい対応を大切に

これから力を入れていきたい取り組みなど、今後の展望として考えているものを教えていただけますか？

やはり地域密着のサービスが当事務所の特色かなと思いますので、地域の皆様のお役に立てるように頑張りたいと思っています。先ほどの話につながるのですが、地域の活動に参加してボランティアで相談にのって、そこからお困りごとを解決に導いていく、といったことですね。

司法書士と土地家屋調査士によるワンストップサービスも当事務所の強みですが、ほかにも税理士や弁護士の先生方とも連携しているので、相続税や相続トラブルのご相談にも窓口としてお応えすることができるんです。こうした専門家ネットワークをより強固なものにして、相続のご相談にいらっしゃったお客様の困りごとを、トータルで解決できる事務所を目指していきたいですね。

最後に、相続に悩まれている方にメッセージをお願いします。

司法書士や土地家屋調査士に相談というと、敷居が高いと感じられる方もいらっしゃるでしょう。しかし、当事務所は決してそのようなことはありませんのでご安心ください。相談しやすく、分かりやすい、お客様に寄り添った温かい対応を心がけています。「どうしたら良いのか分からない」といった方も「忙しくて時間がとれない」といった方も、ご要望にあわせて対応いたしますので、どうぞお気軽にご相談ください。きっとお役に立てることがあると思います。

事務所概要

名称

測量＆登記　田中事務所

資格者

代表　土地家屋調査士　田中 登
司法書士　田中 尚子
司法書士　犬伏 寛

所在地

東京都墨田区東向島六丁目52番2号

電話番号

050-7587-8011

※「相続プラスを見た」とお伝えいただくとスムーズです

営業時間

8:30～19:00　※土日祝日も対応可能

定休日

日曜日・祝日・年末年始・お盆

対応エリア

墨田区・江東区を中心に一都三県はもちろん、全国対応可能

所属

田中 登
東京土地家屋調査士会：第6857号

田中 尚子
東京司法書士会：第6876号
簡裁訴訟代理等認定番号：第429061号
公益社団法人 成年後見センター・リーガルサポート：会員

犬伏 寛
東京司法書士会：第7381号
簡裁訴訟代理等認定番号：第1501013号
公益社団法人 成年後見センター・リーガルサポート：会員

事務所の特徴

• 無料相談あり
• 見積り無料
• ベテラン実績
• 若手専門家
• 丸ごとお任せ
• 認知症の相続
• 全国対応
• 土日/夜相談

事務所情報掲載日：2024年4月15日

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