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東京都新宿区

司法書士・社労士・行政書士 武藤総合事務所

INTERVEW

専門知識でお客様の役に立つために、変化と挑戦を欠かさない

司法書士・社労士・行政書士 武藤総合事務所_武藤直幸_インタビュー

東京都の新宿区で司法書士・社労士・行政書士として活動されている、司法書士・社労士・行政書士 武藤総合事務所の武藤直幸先生。3つの資格を活かした、総合的な法務・労務サービス提供を特徴とされています。メーカーの営業職出身でもある武藤先生に、司法書士・社労士・行政書士それぞれの視点から見る相続や、お客様対応へのこだわりについてお話しいただきました。

当たり前の丁寧な対応と、話しやすい雰囲気づくり

まずは相談にいらっしゃるお客様について教えてください。どのような相談にいらっしゃる方が多いですか?

相続登記のご相談にいらっしゃる方が多いですね。不動産を相続したので登記をしてほしいであったり、売却までを見据えた相談がしたいであったり。個人のお客様だけでなく、不動産会社の方からのご相談も増えてきており、令和6年4月からの相続登記義務化に向けて、今のうちに登記しておきたいという方が増えている印象です。

お客様からのご相談に対応するにあたり、何か気を付けていることや心がけていることはありますか?

そんなに特別なことではありませんが、やはり丁寧にご対応させていただくことですね。あとは、気楽にお話しいただけるような雰囲気をつくることでしょうか。私たちのような士業に相談することに対して、敷居が高いというイメージを持たれている方も多いかと思いますので、できるだけ普通に接するというか、サービスを提供する側とお客様として丁寧にご対応するように意識しています。

私は司法書士になる前にメーカーで営業職に従事していたのですが、そのときの経験が活きているのかもしれません。まだ相続のご相談を受けはじめたばかりの頃に、あるお客様から相続登記のご依頼をいただいたのですが、依頼を完了させた後にすごく感謝されたんです。

「こんなに感謝してもらっていいのだろうか?」と驚いた面もあり、お話を聞いてみると、「気楽に、いつでも連絡してください」と言ってもらえて嬉しかったということでした。

私としては営業時代の感覚で、ごく普通のお客様対応をしたつもりでいたのですが、お客様としては専門家に相談することへの不安が大きかったようです。このお客様のことはとても印象に残っていて、それからはお客様に安心してご相談いただけるように、丁寧なご対応と話しやすい雰囲気づくりを特に意識して行うようになりました。

司法書士・社労士・行政書士 武藤総合事務所_武藤直幸司法書士_01

専門知識を身につけて、人の役に立つ仕事がしたい

メーカーの営業職に従事されていたということですが、どういった経緯で司法書士になられたのですか?

営業の仕事にやりがいはあったのですが、経験を積むうちに会社ならではのルーティン業務だと感じることが増えてきたことが、最初のきっかけだと思います。

元々の性格で、専門的な知識を身につけて人の役に立ちたいということは何となく考えていたので、改めて「専門知識で人の役に立つ仕事は何だろうか?」と考えてみたのです。その中で、士業はまさに専門知識で人の役に立つ仕事だと思い、資格取得を目指すことにしました。そして最初に社労士の資格を取り、続いて司法書士、行政書士の資格も取得して、現在はこの3つの資格それぞれで仕事をさせていただいているという状態です。

実際に士業として仕事をされてみて、士業を目指していた頃のイメージからギャップを感じるようなことはありましたか?

実際に士業になってみて、「別に士業はすごい仕事じゃない」と思いましたね。資格取得を目指して勉強していた頃は、すこし極端ですが「司法書士の先生はめちゃくちゃすごい人」というイメージがあったのですが、いざ資格を取ってみると、別に普通だなと。周りも同じような人たちばかりになったという面はあるかもしれませんが、士業といっても普通の仕事なので、そこに対してあぐらをかくようなことはしないように意識するようになりました。

でも、悪い意味でのギャップは全くありませんでしたね。憧れていた通りの、専門知識で人の役に立つことができる仕事だと思っています。

いい意味でのギャップとしては、独立しても何とかなっていることですかね。資格取得を目指しているときには、将来独立してうまくやっていけるのかという不安があったのですが、周りに恵まれたこともあって、士業として食べていくことができています。

何とかなっていることはすごいことだと思うのですが、何とかなった要因はどのようなところにあると思いますか?

何とかなったといっても、すごく成功しているわけでもありませんし、まだまだこれからではありますが、周りの友人や取引先には本当に恵まれていると思います。広告を手伝ってくれたり、仕事の紹介をしてくれたり。YouTubeやSNSでの情報発信にも協力してくれたりと、色々と周りに助けられています。意識して行ってきたことではありませんが、これまで自分が生きてきたことが、今になって還ってきているのかなと感じています。

YouTubeやSNSでの情報発信というお話がありましたが、士業の先生でそうした情報発信をされている方は珍しいのかなと思います。どのような経緯ではじめられたのか聞かせていただけますでしょうか。

元々は認知のため、自分たちのことを知ってもらうために、YouTubeでの情報発信をはじめました。発信している内容は、単純に人のためになる情報ですね。人は自分のためにならない情報は見ないと思うので、少しでも人のためになる情報を届けようということは意識しています。

情報発信を続けるうちに、役に立ったであったり、助かったであったり、喜んでくれる人の声が届くようになりました。認知のためにはじめた取り組みが、人のためになっていると実感できるようになってきたんですね。

最初は私一人でやっていたので大変でしたが、先ほどお話ししたように周りの人たちの協力を受けられるようになってきたので、最近では他にSNSやブログでも情報発信を行うようになりました。これからも困っている人の役に立つ情報発信は積極的に行い、それが将来の自分にとってもプラスになればいいなと思っています。

司法書士・社労士・行政書士 武藤総合事務所_武藤直幸司法書士_02

司法書士・社労士・行政書士の視点からサポート

事務所の強みや特徴はどのような点にあると思いますか?

やはり司法書士、社労士、行政書士の3つの資格があることが、一番の特徴だと思います。個人の方の相続手続きから法人の支援まで、幅広いご相談に対応することができますので。

司法書士、社労士、行政書士それぞれの目線から、どのような点に意識して相続のご相談にお応えしているのですか?

まず司法書士としては、相続登記を正確に行うことですね。司法書士は登記の専門家でもあるので、基本ではありますが、正確な登記が何よりも大切だと思っています。あとは、相続の前段階からのご相談に対する提案、相続対策のご提案も重要な業務と考えています。最近は相続対策として家族信託の有効性が注目されていますが、こうした対策についてもアドバイスをすることが、司法書士の役割だと思いますので。

社労士としては、年金に関するアドバイスですね。配偶者の方がお亡くなりになったときに、遺された方が受け取ることができる遺族年金という制度があるのですが、こうした年金を受け取ることができるのか、どのような手続きが必要なのかといったアドバイスをさせていただいています。

行政書士としては、お客様にご提案する内容の幅を広げることですね。行政書士は、司法書士がカバーしていない領域の書類まで作成することができますので。司法書士の業務領域は、不動産の登記に関連するものに限定される場合があるのですが、行政書士であれば不動産の有無にかかわらずサポートすることが可能です。行政書士の資格も有していることで、相続する財産に不動産が含まれていない場合に、ご提案の幅が広くなるというイメージです。

3つの資格それぞれの領域を組み合わせて、総合的なサービスを提供されているということですね。

そうですね。先ほど例に挙げた不動産が絡まない相続や、年金面でのアドバイスなど、3つの資格それぞれの視点からアプローチすることで、幅広いサポートができるようになります。これはお客様にとってもメリットが大きいものだと考えていますので、事務所の特徴として、これからも多角的な視点からのアプローチとサービス提供を心がけていきたいと思っています。

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時代やニーズの変化に適合できる専門家でありたい

これから力を入れていきたい取り組みなど、今後の展望を教えていただけますか?

事務所全体として、力を入れたいことが3つあります。

1つめは、相続のサービスをより幅広いものにしたいと考えています。相続登記の義務化を控えていますが、おそらく日本全体として、これからも何か他の相続手続きが義務化されたり、手続きの方法が変わったりということは起きると思っていて。そうした動きに対応できるように、新しい需要にも柔軟に対応できる体制をつくっていきたいと思っています。

2つめは、相続から離れた内容にはなるのですが、会社法人に向けた資金調達面での支援にも力を入れたいと思っています。融資や補助金・助成金といった、資金を持ってくる面でのサポートですね。これも、事務所の特徴である3つの資格が活かせる領域だと考えていますので。

3つめは、英語を話せるようになりたいと思っています。外国の方と話せないことは、結構チャンスを逃しているなと感じていますし、話せるようになると士業としての幅も広がるんじゃないかと思うのです。今すぐというわけではありませんが、3年後だとしても35歳だと思うと、挑戦のしがいがあるなと。

異なる領域3つでやりたいことがあるのは驚きです。武藤先生は新しいことに挑戦するのが好きなタイプだと思いますか?

そうですね。新しいことをやったり、今までやってきたことを変えることには、全く抵抗がないタイプですね。常に何かが変化していないと気持ち悪いなと思ってしまうくらいです。

士業の仕事をしていて特に思うのですが、時代やお客様のニーズが変わるスピードは、どんどん早くなってきていると感じます。その変化を察知して、新しい分野の勉強をして知識を高めていくことが大事だと思うのです。時代の変化にあわせて、うまく適合してやっていきたいということが、今後の展望ですね。

最後に、相続に悩まれている方にメッセージをお願いします。

ありきたりな言葉になってしまいますが、「気軽に相談してください」ということが一番大事だと思います。私たちのような士業に相談することは敷居が高いと感じるかもしれませんが、士業も普通の仕事ですので、本当に気軽に相談していただいて大丈夫です。相談だけなら無料という事務所もたくさんありますので。

あと一つ付け足すことがあるとすると、相続手続きをやっていないと罰則が発生することもありますので注意が必要です。そうした面のケアができるということも含めて、専門家に相談してみることが大事だとお伝えしたいですね。

プロフィール

司法書士・社労士・行政書士 武藤総合事務所
代表 司法書士・社労士・行政書士 武藤 直幸

 

東証一部上場食品メーカー営業職を経て、都内の社会保険労務士事務所に勤務し助成金を中心に幅広い業務を経験する。その後、都内の司法書士事務所にて法人登記を中心に幅広い業務を経験し、司法書士・社労士・行政書士 武藤総合事務所を設立。YouTube登録者数1,000人以上。

 

東京司法書士会:第8754号
東京都社会保険労務士会:第13220114号
東京行政書士会:第22081106号

 

司法書士・社労士・行政書士 武藤総合事務所_武藤直幸司法書士_プロフィール

取材を終えて感じた先生の人柄

専門知識を身につけて人の役に立ちたいという想いから、東証一部の食品メーカーから士業に転身された武藤先生。その経歴から、士業を特別なものではなく「普通の仕事」と捉えられており、お客様に当たり前のサービスを提供するという姿勢が印象的でした。

これから取り組みたいことを尋ねると、3つの異なる分野で新しいことへの挑戦をお話しいただき、そのバイタリティーに驚かされました。これは、時代にあわせたサービスを提供することで、人の役に立ちたいという意識の表れなのでしょう。「専門知識で人の役に立ちたい」という、士業を目指されたときの動機がブレない軸になっているのだと感じました。

専門家として時代やニーズにあわせて新しいものを取り入れていくことと、お客様のために変えてはいけないこと。それぞれの大切さを感じた取材となりました。

事務所概要

名称
司法書士・社労士・行政書士 武藤総合事務所
資格者
代表 司法書士・社労士・行政書士 武藤 直幸
所在地
東京都新宿区馬場下町7番地 林ビル402
電話番号
03-4363-2991

※「相続プラスを見た」とお伝えいただくとスムーズです

営業時間
平日 9:00~18:00 ※ご予約で土日祝日も相談可能
定休日
土曜日・日曜日・祝日
対応エリア
東京都、千葉県、神奈川県、埼玉県
所属
東京司法書士会:第8754号
東京都社会保険労務士会:第13220114号
東京行政書士会:第22081106号

事務所情報掲載日:2023年12月6日

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