ゴールド免許の安心感、お客様を安全運転でより良い方向へと導く
大阪市北区梅田の大阪駅前第3ビルに事務所を構え、幅広く相続の相談に対応しているアイル総合司法書士事務所。相続の手続きや生前対策にお困りのお客様に、何度でも利用できる無料相談を行っておられます。「問題のひとつひとつにしっかりと向き合って、お客様と一緒に解決していきたい」と尽力される梶木太嗣司法書士に、ご相談に来られたお客様への対応や、大切に思われていることなどをお伺いしました。
お客様にご安心いただくことを、最優先に考える
最初にお客様のことから伺いたいと思います。お客様からは、どのようなご相談をいただくことが多いですか？
令和6年4月から相続登記が義務化されるということで、やはり相続登記のご相談が多いような印象ですね。「罰則もあるので早めに司法書士に相談したい」という気持ちでお越しいただく方が増えています。さらに相続登記のご相談にいらっしゃった方から、相続財産の分け方を決める遺産分割協議書の作成や、亡くなられた方の口座の手続きについてもご依頼いただくことがあります。
相続登記が義務化されることをきっかけに相談にいらっしゃるお客様は、相続登記の内容をお知りになったうえでお越しになることが多いでしょうか？
「相続登記が義務化する」というのは、雑誌や新聞で読んだり、ラジオを聞いたりして、理解されている方が多いのですが、相続登記の内容については「何をしたらいいか分からない」とおっしゃるお客様が多いです。
そのようなお客様へのご対応で、心がけていらっしゃることを教えてください。
はじめて相続する方は「法律の専門家」に対して、少し怖いイメージを持たれていると思うんですよね。難しい専門用語を並べられて、理解できないまま、結局何も解決できずに終わってしまうのでは、と考えてしまうと足を運びにくくなる。
でも本当は、ご自身が悩まれている相続のことを専門家に聞きたい、という気持ちで来られると思うんですね。私は、お客様が怖いと感じて、ご相談を躊躇されてしまうことを避けたいと思っています。なので、最初にお客様のお話をしっかり伺って、こちらから分かりやすく説明をする。そして「そういうことだったのか」と、お客様に理解していただくことで、恐怖心を取り除くことができればいいなと考えています。その後に、改めてお客様からご依頼いただけると嬉しいですね。
相続登記のお客様が多いということは、相続が起きた後の相談が多いと思うのですが、生前対策についてもご依頼いただくことはありますか？
生前対策の場合、手続きが難しい方をサポートする成年後見人のご依頼をいただくことがあります。成年後見人を選定するための申し立て手続きには、20年ほど前から多く携わらせていただいていますね。
相続で特に印象に残っているエピソードはありますか？
20年くらい前になりますが、和歌山県でたくさんの山を相続され、そのひとつひとつを特定して相続登記をする、というご依頼をいただいたことがありました。これが一番大変でしたね。
税理士の方と和歌山県まで一緒に行き、山を特定するために材木協会の方に伺ったり、お客様や他の相続人の方にも聞いたりしながら、山を特定していきました。最終的に、150も山を持っていらっしゃったことが分かりまして。その山をひとつひとつ見つけて確認して、相続登記の手続きをしていく、という流れのものでした。かなり大変でしたが、その頃は駆け出しの司法書士だったので、勉強になったと感じましたね。
要望をしっかり受け止めて相談しやすい環境にする
アイル総合司法書士事務所の特徴を教えていただけますか？
「ご相談は何度でも無料」というところですね。何を聞かれても、何回聞かれても無料です。このことはお客様にもよくお伝えしているので、無料なら聞いてみようかなと連絡をくださる方は結構多いかもしれないですね。
ご相談には、どちらのエリアからいらっしゃる方が多いでしょうか？
基本的には関西が多いですが、遠方ですと広島からもあります。相続登記になると、九州からもご依頼いただいたことがありますね。
先生がお客様のところまで訪問されることもありますか？
お客様のところへは結構訪問しているかなと思います。オンライン相談も時々ありますが、ご相談は年配の方が多いので、オンラインでのご相談は頻繁というわけではないですね。お客様のところまで伺うケースと、事務所にお越しいただくケースの両方がある感じでしょうか。
数で言うと、お客様のところまでお伺いすることのほうが多いです。お客様の中にはご年配の方も多く、「家に来てもらった方が嬉しい」という方が結構いらっしゃいますね。なので、お客様には「こちらからお伺いしましょうか」とお伝えするようにしています。お客様が「事務所に行きたい」とおっしゃれば事務所へお越しいただきますし、「来てほしい」とのご希望があれば、こちらから訪問させていただきます。
お客様のところへ出向かれる際は、どのあたりのエリアまで行くという範囲は決めていますか？
どこまでというのは厳密には決めてはいないですが、大阪府・兵庫県・京都府・奈良県・和歌山県・滋賀県。この範囲でご依頼をいただき、ご希望がある場合は訪問しますね。
アイル総合司法書士事務所は、営業を開始されてどのくらいになりますか？
現在の事務所は大阪市北区にあるのですが、この場所に移転したのは平成21年からなので、今年（令和6年時点）で15年目ですね。その前は大阪府の別の場所で事務所を開いていました。
同じ場所で15年やっていらっしゃるということですが、この場所を選んだきっかけはありますか？
当事務所があるのが梅田の大阪駅前第3ビルというところなのですが、この場所を選んだのは、ご年配の方も分かりやすい場所で営業したいという気持ちがあったからです。古くからあるビルなので、地域の方、特にご年配の方からすると一度は来たことがあるという、お馴染みのビルなんですね。昔から、大きいと言われて目立つビルでした。なので、インターネットで住所を見てお越しくださったお客様からも、「第3ビルなら知っているから寄ってみた」と、言われたりしますね。
どのようなご依頼も責任を持って真剣に立ち向かう
先生が司法書士を目指されたきっかけを教えてください。
昔は、東京で営業職をしていました。機械メーカーだったのですが、精密機器の耐久力検査する機械を販売していましたね。
そこで営業をしているときに、社外の方と法律的なトラブルになったことがあって、会社にゆかりのある法律家の先生に助けていただいたんですね。救いの手を差し伸べてくださるその先生が神様のように見えて、人のためになるこんな仕事もいいな、と感じました。司法書士を目指そうと思ったのは、このときのことが頭の中にあるからですかね。
それまで司法書士という資格があることも知らなかったのですが、詳しく調べてみたら法律に興味が出てきて、そこから本格的に司法書士試験の勉強をはじめました。
司法書士になられて、すぐ独立されたのでしょうか？
そうです。平成14年12月に試験に合格して、すぐに独立しました。今年で21年目ですね。
どうして、すぐに独立しようと思われたのですか？
私の中で仕事というのは、「自分でやって覚えるもの」という感覚があるんです。教わるものではないという気持ちが常にあるので。試験を受ける前は別の司法書士事務所に勤めていてノウハウは教わっていましたので、そのまま独立して、自分でやってみようと思いました。
すぐに独立して良かったと思えることはありますか？
仕事をしながら経験を積めたことですね。独立すると、すべてが自分の責任になるので、普通に勤務しているよりも深く身についたと感じます。自分が他人任せにできない性格ということもあって、ひとつひとつ真剣に向き合いました。はじめはものすごく大変でしたが、その分、得たものも大きかったですね。
機械メーカーで営業をされていて、そのスキルが司法書士にも活きているなと感じるところはありますか？
営業で多くの方と話していたからか、無意識ですけど、世間話をしているときにお客様がどう感じているか、というのが分かるんですよね。なので、お客様にとって相続が大変だということも分かる。私は、世間話をしているときに、その人の本当の考えが出てくると思っています。お客様とたくさん話して、相続のお悩みを解決できたら嬉しいですね。
相続に悩んでいる方はとにかく頼って来てほしい
これから先の展望として、考えていることがあれば教えてください。
とにかくお客様に頼ってもらえたら嬉しいです。「気軽に聞きたい」とか「ここに相談すれば大丈夫かな」とか、身近にいる友達や知り合いに聞くという感じでいいんです。それが相続と関係のない相談であっても、軽い気持ちで相談してもらえたら嬉しいです。
お客様は、きっと相談ごとがあって電話くださっていると思うのですが、結局は世間話だけで終わることもあります。でも、お客様が「何かあったら、ここに電話したらいい」と思っていただけるのは、私も嬉しいですし、お客様のためにもなる。みんなが元気になるのでいいかなと思いますね。
最後に、相続に悩まれている方にメッセージをお願いします。
相続は放置をすればするほど、解決に時間がかかります。反対に、早めに対策をすればするほど、早く解決できるものです。
最初は相続の話がまとまっていたのに、時間が空いてしまったばかりに、相続人の方が「本当はこうしたかった」と揉めだしたケースもあります。迷っている方は、相続人同士で揉めごとが起こる前に早めにご相談いただけたら、いい方向に向かうことは間違いありません。スムーズに解決できるようにするためにも、早めにご相談ください。
取材を終えて感じた先生の人柄
専門的な話もしっかりとお話しいただく一方で、気さくに雑談を交えられることで、和やかな雰囲気を作り出されていた梶木太嗣司法書士。「自己紹介では、いつも『運転免許証はゴールド、その優しさで仕事をします』と話すんですよ」と、インタビューの場に笑顔の花を咲かせていました。その様子から、サービス精神にあふれる優しい方なのだと感じました。先生の着飾らない自然体でいる姿勢が、多くの人に信頼される理由のひとつだと思います。
「とにかくお客様に頼ってもらえたら」という言葉から、お客様をより良い方向へ導いていきたいという「強い意志（I will＝アイル）」が感じられたインタビューとなりました。
事務所概要
- 名称
- アイル総合司法書士事務所
- 資格者
- 代表 司法書士 梶木 太嗣
- 所在地
- 大阪府大阪市北区梅田1-1 大阪駅前第3ビル 6階
- 電話番号
- 050-7586-0531
※「相続プラスを見た」とお伝えいただくとスムーズです
- 営業時間
- 平日 9:00～19:00
土曜日 10:00～17:00
※ご予約で日曜日・祝日、時間外も相談可能
- 定休日
- 日曜日・祝日
- 対応エリア
- 全国対応
- 所属
- 大阪司法書士会：第4276号
簡裁訴訟代理等認定番号：第312045号
- 事務所の特徴
お問い合わせはこちら
24時間メール受付中
メールで相談する事務所情報掲載日：2024年6月11日
ご利用の際には、利用規約をご確認ください