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神奈川県横浜市

つなぐ司法書士事務所

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INTERVEW

気持ちに寄り添う対応で、地域の皆さんの力になりたい

つなぐ司法書士事務所_塩谷陽子_インタビュー

神奈川県横浜市で、相続・遺言・家族信託などの幅広いサービスを提供されている、つなぐ司法書士事務所。女性ならではの細やかな気遣いが、お客様対応の各所に感じられる事務所です。代表を務める塩谷陽子司法書士に、ご相談へのこだわりや、相続を軸にしたサービスを提供されている背景についてお話を伺いました。

地域貢献を目指した、安心感を与える相続サービス

まずは相談にいらっしゃるお客様について教えてください。どのような相談にいらっしゃる方が多いですか?

大切な方を亡くされて、相続の手続き全体のことを相談するためにいらっしゃる、という方が多いです。令和6年4月から相続登記が義務化されることもあって、最近は「私も相続登記をやらないといけないのでしょうか?」と心配されてお問い合わせいただくケースも増えてきていますね。そのため当事務所でも、近隣の方へ相続登記義務化の案内チラシをお配りしているんですが、そこからの反響も少しづつ増えてきている印象です。

当事務所は令和5年の7月に開業したばかりなので、相続登記義務化の注意喚起だけでなく、事務所のことを知っていただきたいという想いもあって、ご案内をお配りしているんです。チラシなのですごく反響がある訳ではないですが、ご相談時に危機感を持たれている方は増えつつあると感じています。開業前に知り合いの先生からチラシの効果を聞いたことがあったのですが、それよりも大きな反響をいただいているので、少しづつ成果が出てきているのかなと感じています。

相続の手続き全体に関するご相談が多いということですが、ご相談があった際の対応で心がけられていることはありますか?

相続で必要な手続きはお客様の状況によって異なりますので、まずは相続全体の手続きがどれだけ必要になるのか、お客様と一緒に確認をさせていただいています。なかでも皆さんが一番心配されているのが、相続税の部分です。相続税がかかるのか、かからないのか。そのもっとも知りたい部分を、色々とお話を伺いながら確認をしているんです。もし相続税がかかる場合は、提携している税理士の先生におつなぎするところまで、丁寧に対応するように心がけています。

相続全体の手続きを、一緒に確認いただけるのは心強いですね。事務所で扱われている業務は「相続」「遺言」「家族信託」と、相続に関するものがメインになっているかと思いますが、これにはどのような背景があるのでしょうか?

事務所を開業するときに、「やるからには地元の方々に貢献したい」という想いがあり、提供できるサービスを考えていきました。そして事務所の候補地として考えていたのが高齢の方が多い地域ということもあり、相続がもっとも貢献できると感じたため、相続を軸にすることに決めたんです。開業前に5年ほど司法書士事務所に勤務していたのですが、そこでも相続と会社関係の登記をメインの業務としていたので、そちらでの経験も活きていますね。

実際にこの地で開業されてから、印象に残っているご相談があればお聞かせいただけますか?

開業して最初にご相談に来てくださったお客様のことは、今でも印象に残っていますね。「相続放棄がなんとかできないか」とすごくお悩みの、近所にお住まいのご高齢の方でした。お父様のお姉様が持っていた物件の、固定資産税の支払い通知がいきなり届いたことで、驚いてご相談にいらっしゃいました。「私、相続人だったの?どうしたらいいの?」と、とても不安でお困りの様子でした。

そしてお話を色々と伺ってみると、相続放棄がかなり難しいケースのものだと分かったんです。しかも、解決には司法書士ではなく、弁護士の力が必要な領域。でもなんとか力になりたいと思い、知り合いの弁護士さんに何人も連絡をとって、最適な方をご紹介をすることにしました。そうすると、数日経って「なんとか相続放棄できました」というお喜びの連絡をいただいたんです。

私としては報酬をいただけない仕事でしたが、その後もお菓子を持ってきて、ご報告をしてくださったことが本当に嬉しかったですね。「本当に相談してよかった」って言ってもらったのは、そのときが初めてでしたので、すごく印象に残っています。ご自身では解決できない悩みを解決できる仕事って本当に魅力的だと、自分の仕事を誇りに思えました。今後も自分の能力すべてを使って、お客様のお悩みや問題を解決することを、日々心がけたいと考えています。

つなぐ司法書士事務所_塩谷陽子司法書士_01

自分自身のできるかぎりのご協力を惜しまない

事務所の強みや特徴は、どのようなところにあると思いますか?

まずは、女性司法書士ならではの細やかな対応ができるということ。そもそも女性の司法書士は、業界的に少ない傾向にあります。そのためなのか、特に女性のお客様から「とっても相談しやすい」と言っていただけていますね。女性は「遺産をどうしよう」「相続争いになったら嫌だわ」と将来のことを心配される方も多いもの。だからこそ将来の懸念を話しやすい雰囲気づくりも、大切にしていきたいと考えているんです。

ご相談されたい方は、いろんな悩みやモヤモヤを抱えて連絡をいただく場合がほとんどです。だから私からお話しするよりは、お客様のお話を聞き、言葉からだけじゃなく表情からも、お悩みや心情を読み取るように心がけています。気持ち良くお話いただくための工夫も大切にしているということですね。

あとは、お客様のご自宅などへお伺いする相談スタイルも、当事務所の特徴です。私も自宅開業で動きやすいですし、お客様の自宅に伺うと手続きが進めやすいメリットもあるんです。事務所の周りにはご高齢の方も多くいらっしゃるので、フットワーク良く対応させていただくようにしています。

塩谷先生が司法書士を目指そうと思われた、きっかけをお教えいただけますでしょうか。

司法書士になる前は約10年ほど、B to Bのコンサルティング会社に勤務していました。コンサルティング業務は、お客様である会社の業績が向上していることは分かりますが、感謝されていることが実感しにくいタイプの仕事です。青臭い話かもしれませんが「日々提供している私の仕事は、一体誰のためになっているんだろう」と、ふと感じたんですよね。

それをきっかけに、「これからは、誰かのためになっていると実感できる仕事をしたい」と思い、転職を考えはじめました。将来のことを改めて考えたちょうどそんなとき、法律家という仕事が選択肢に浮かびました。法律家は本当に困っている方を、法律という知識を使ってサポートするお仕事。人生の岐路に立つお客様を助けられることに魅力を感じ、一念発起して会社を退職しました。その後、勉強を重ねて資格を取得し、5年間司法書士事務所で実務経験を積み、独立を果たしました。

人のためになりたいという想いで司法書士になられて、その後独立開業されたのは、どのようなきっかけだったのでしょうか?

実際に司法書士になって、事務所に勤務した際に担当した業務の実体が想像と違っていたことが、独立を考えるきっかけになりました。司法書士になる前は、よくドラマなどで観る「街を助ける法律家のヒーロー」みたいな感じで活躍することを想像していたんです。

でも実際の司法書士業務は、意外と事務処理が中心のお仕事。税理士さんから依頼される登記手続きを、確実にこなしていくことが求められる毎日でした。もちろんそれも非常に大切な業務だということは分かっていましたが、それでも「司法書士の知識を、もっと色々な場面で活用して、社会に貢献していきたい」という想いがあったため、独立開業することを決めたんです。

独立して自分の責任で、司法書士業務の可能性のかぎり、貢献できる範囲を広げていきたいという想いがあります。開業から半年が経ち、自分としてはようやく「やりたいことをやれそうだ」という感覚があり、やっとスタートラインに立ったところだと感じています。これから先も地域の皆さんのお力になれるよう、頑張っていきたいですね。

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絆や想いを「つなぐ」、お客様に寄り添う対応

開業されたことで、司法書士としての働き方に変化はありましたか?

開業して、個人の方と直接お話しすることが増え、お客様のお悩みに向き合うことができるようになりました。相続と一言で言っても、色々な知識がないと適切な手続きを進めることは難しいもの。お客様から色々なお話を聞きながら、「どうすればお悩みを解決できるか」を一緒に考えられることが、仕事の喜びにもつながっていますね。

お客様の想いが込められたものを、次の世代につないでいく。そのためのお手伝いをすることが、当事務所の使命です。「つなぐ司法書士事務所」という名称にしたのも、まさに人と人との絆や、次世代へつなぐ想いを大切にしたいから。お客様にしっかりと寄り添いながら、今後もできるかぎりのご協力をしていきたいと考えています。

初回無料相談を60分と長く設けられているのも、塩谷先生らしいポイントだと思うのですが、長めに設定された相談時間にはどんな意図があるのでしょうか?

お悩みをお伺いしながら、実際に必要になる手続きのご説明までには、少なくとも1時間くらいは必要だと考えているからです。また、色々なお話を聞くためには、お客様との関係性を構築することも大切なポイントになります。お互いの認識を合わせたり、受容し合うために色々なお話を伺うので、たっぷりと相談時間を設けているんです。

当然のことですが、お客様も最初は本当に不安な顔をされています。そんな不安を抱えているお客様に少しでも安心していただくために、打ち解けるまでの時間も大事にしているんです。私の場合は直接ご自宅に伺うことも多いので、安心感を持っていただける対応を常に心がけています。

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地域の信頼をもとに、より多くの人へ支援を届ける

今後取り組みたいことや、これからの展望をお聞かせいただけますでしょうか。

まずは地元密着型の事務所として、地元の皆様に認められご依頼をいただき続けられることが第一の目標です。そして最終的には、一般の方がもっと簡単に登記や相続の手続きができるような、プラットフォームを作りたいと考えています。

今でもインターネット上には相続手続きの補助ツールがあるのですが、もっと身近で使いやすいサービスを作っていきたいという想いがあるんです。そのサービス開発を実現するためにも、まずは皆さんに信頼される事務所となり、土台を築いていくことが大切だと考えています。以前からずっと考えていることなので、頑張って実現したいですね。

より多くの方を助けられる、素晴らしい取り組みですね。それでは最後に、相続にお悩みの方に向けて、メッセージをいただけますでしょうか。

ひとりで悩んでる時間はもったいない部分もあるので、少し勇気を出して、どなたかにまずご相談をしてみることをおすすめします。相続は、簡単なようで奥が深い面もあり、手続きや問題解決には広く深い知識が求められるものです。だからこそ、早めに色々な方の意見を聞いてみて、参考にしながら手続きを進めて欲しいと思います。納得のいく相続手続きを行うためにも、まずは勇気を出して相談することからはじめてみてほしいですね。

プロフィール

つなぐ司法書士事務所
代表司法書士 塩谷 陽子

 

平成17年:東京都内のコンサルティング会社に勤務、複数の大手企業プロジェクトに携わる
平成28年:会社を退職し司法書士試験の勉強に専念、翌年の司法書士試験に合格
平成29年:都内の司法書士法人に勤務、不動産登記、相続登記、法人登記などに多数携わる
令和5年:つなぐ司法書士事務所を開業、子育てのかたわら、相続や法人登記に関するお困りごと、お悩みごとを全力でサポートしている

 

神奈川県司法書士会:第2646号
簡裁訴訟代理等認定番号:第1601046号
公益社団法人 成年後見センター・リーガルサポート:会員

 

つなぐ司法書士事務所_塩谷陽子司法書士_プロフィール

取材を終えて感じた先生の人柄

約10年勤務したコンサルティング企業から、司法書士へと転身を果たした塩谷司法書士。異業種で培った視点と努力がベースにありながら、女性らしい細やかな気遣いを感じられるお話が非常に印象的でした。

「これからは、本当に誰かのためになるのを実感できる仕事をしたい」そんな強い意思のもと開業した事務所だけに、お客様へ寄り添う対応は安心感があり、地域の信頼を獲得しつつある状況だと感じることができました。

相続を軸に、生前からの対策も、その後の相談も可能な、つなぐ司法書士事務所。「人との絆や想いを、次世代へつなぐぐことに力を注ぎたい」という強い想いは、塩谷先生ならではの非常に説得力のある理念だと感じた取材となりました。

事務所概要

名称
つなぐ司法書士事務所
資格者
代表司法書士 塩谷 陽子
所在地
神奈川県横浜市旭区
電話番号
050-3528-5573

※「相続プラスを見た」とお伝えいただくとスムーズです

営業時間
平日 10:00~17:00 ※ご予約で土日祝日も相談可能
定休日
土曜日・日曜日・祝日
対応エリア
東京都・神奈川県内・千葉県を中心に全国対応
所属
神奈川県司法書士会:第2646号
簡裁訴訟代理等認定番号:第1601046号
公益社団法人 成年後見センター・リーガルサポート:会員
事務所の特徴
  • お得な料金
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  • 見積り無料
  • 女性専門家
  • 認知症の相続
  • 全国対応
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事務所情報掲載日:2024年2月19日

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