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愛知県一宮市

ブルーム司法書士事務所

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INTERVEW

司法書士2人の強みを発揮して、お客様に笑顔の花をお届けする

ブルーム司法書士事務所_田中大介_祖父江華子_インタビュー

ブルーム司法書士事務所は、愛知県の一宮市で相続の幅広い相談に対応している司法書士事務所です。田中大介司法書士と祖父江華子司法書士が夫婦で営まれている事務所で、司法書士2名体制でお客様の相談に応えられることを強みとされています。田中先生と祖父江先生のおふたりに、お互いの強みやお客様対応へのこだわりについてお話しいただきました。

お客様それぞれの事情にあわせた手続きをご提案

まずは相談にいらっしゃるお客様について教えてください。どのような相談にいらっしゃる方が多いのですか?

田中 大介 司法書士(以下敬称略)
最近は相続登記のご相談が多いですね。過去の相続で銀行などの手続きは終えられているのですが、不動産だけ名義変更がされておらずそのままになっていた。その状態の方が、令和6年4月から相続登記が義務化されることを知ってご相談にいらっしゃる、というケースが増えてきています。

祖父江 華子司法書士(以下敬称略)
相続登記が義務化されることをメディアが発信していることもあって、過去の相続で不動産の名義を変更していなかった方が、慌てて駆け込んでこられる、という状態ですね。

過去に相続が発生してから、時間が経過してしまっている相続登記ということですね。そうした依頼に対応される際に、気を付けていることはありますか?

祖父江
相続人の中に認知症を患っている方がいないか、ということは最初に確認するようにしています。特に、過去の相続の場合は、相続人になる方がご高齢になってくることも多いので、その年代の方は兄弟姉妹がたくさんいらっしゃることもあり、相続人が70代~80代の兄弟姉妹5人というケースも珍しくありません。この5人で遺産分割協議というものを行って相続登記をするのですが、この中に認知症の方がいらっしゃると遺産分割協議ができなくなるんです。

認知症の方がいて遺産分割協議ができない場合、どのようにして相続登記を行うことになるのですか?

祖父江
相続人の中に認知症の方がいらっしゃる場合、その方に成年後見人をたてる方法があるのですが、これはものすごく大変な手続きなんです。成年後見人をたてるために裁判所に提出する書類をつくって申立てし、調査官との面談を行って、審判が下りるのを待たないといけない。3か月くらいかかってしまう手続きです。認知症を患っていなければ遺産分割協議書にサインをしてハンコを押すだけですむものが、一気に複雑な手続きになってしまうんです。

さらに、後見人をたてることによるデメリットもあって、後見人はそのときだけのものではなく、その方が亡くなるまでずっとついてしまうんです。その方が生きている間はずっと後見人の報酬が発生してしまうので、経済的な負担が大きくなってしまう。それなので、相続人の中に認知症の方がいる場合は、後見人をたてるかどうかという点から検討する必要があります。

よくあるのが、お父様が亡くなって、相続人がお母様とお子様たちで、お母様が認知症を患っているというケース。このようなときはお母様に後見人をたてず、お母様が亡くなってからご子息みんなで遺産分割協議をしましょうというご提案をさせていただくこともあります。このように、相続人の中に認知症の方がいらっしゃるかどうか、認知症の方がいらっしゃる場合はどのように遺産分割協議をするかということに気を配って、ご相談に対応するようにしています。

相続が発生する前段階の、生前対策の相談に来られる方もいらっしゃいますか?

祖父江
いらっしゃいますね。ただ、数としては少ないです。相続が発生してからのご相談が8割、生前対策のご相談が2割くらいでしょうか。生前対策のご相談にいらっしゃるのは、過去に相続を経験され、ご自身の相続への備えとして遺言を考えられる、という方が多いですね。

遺言のご相談に対応される際に、気を付けていることはありますか?

祖父江
細かいことまで想定して作り込むということですね。よくあるのが、相続人がご子息2人の兄弟で、どちらかに多く相続させたいというケース。兄弟それぞれに最低限の取り分である遺留分が保証されているので、遺留分を侵害しない範囲で遺言書に残す取り分を決めるために、財産の内容を細かく計算して文案を考えます。遺言書は内容に漏れがあると希望を実現できなくなりますし、トラブルの要因にもなってしまいます。せっかく作成した遺言が原因でトラブルになるのは避けないといけないので、遺言書はとにかく細かいところまで考慮して作成するように心がけています。

ブルーム司法書士事務所_祖父江華子司法書士_01

お客様に笑顔の花を咲かせられる事務所を目指して

お客様とのご相談は、事務所にお越しいただいて行うことが多いのですか?

田中
事務所にお越しいただくことが多いですが、お客様の状況やお住まいのエリアによっては、こちらからお伺いさせていただくこともありますね。当事務所としては、特に対応できるエリアというものを限定しておりませんので、愛知県から岐阜県にお住まいのお客様が多いこともあり、お越しいただくことが難しい方には出張相談で対応させていただいています。

ただ、初回の出張相談は無料で対応しているのですが、2回目以降は出張料金をいただいているので、それでも良ければという話にはなってしまいます。それなので、「出張料金のことを考えると、お近くの事務所に相談された方が安くなりますよ」というお話もセットで行うようにしています。

祖父江
相続登記だと書類のやりとりで手続きが完結してしまうので、遠方の方からのご相談もありますね。ちょうど先日も、九州の方からご依頼いただいて相続登記を行いました。いまはZoomやLINEで本人確認もできてしまうので、便利になりましたね。

お客様とのやりとりでLINEを使用されることも多いのですか?

祖父江
多いですね。「この書類を確認させてください」というときも、LINEだと書類の写真を撮ってすぐに送っていただけるので、お客様にとっても便利だと思います。

田中
メールだと書類をスキャンして添付して…という負担が大きくなってしまいますから、LINEの方が圧倒的に楽ですよね。50代くらいの方でもLINEを日常的に使用されていますし、ご依頼になった場合もLINEでご連絡をいただいて、ビデオ通話機能を使って本人確認をして、必要書類の確認も写真で撮って送っていただいて、ということが多くなってきています。

事務所名の「ブルーム司法書士事務所」には、どのような由来があるのですか?

田中
ブルーム(bloom)は「花開く」という意味なのですが、これは妻の名前「祖父江 華子」の「華」からいただいた名前です。不安な気持ちを抱えて相談にいらっしゃるお客様が、笑顔になっていただけるような、花開くような笑顔になって帰っていただけるような事務所にしたい。そのような想いを込めて、ブルーム司法書士事務所という名前をつけさせていただきました。

ブルーム司法書士事務所_田中大介司法書士_02

2人それぞれの強みと特徴を活かしたお客様対応

事務所の強みや特徴を教えてください。

田中
司法書士が私と祖父江の2人体制なのは強みですね。予定が重なったときにも対応できるので、お客様をお待たせすることもありませんし、お互いの仕事をチェックしあえることでミスも少なくなります。司法書士2名で対応できることが、安心してご依頼いただけるポイントだと思います。

お客様がご相談にいらっしゃった際に、田中先生と祖父江先生どちらが担当されるのか、どのようにして決められているのですか?

祖父江
新しいお客様がご相談にいらっしゃった場合、基本的に業務が空いている方が担当させていただきますが、女性のお客様はできるかぎり私が対応するようにしています。女性のお客様は、女性の司法書士に相談したいという方が多いので。最初はお客様の性別に関係なく田中と分担していたのですが、数を重ねるうちに「女性のお客様は私の方が相性いいよね」ということが分かってきて、今では女性のお客様は基本的に私が担当させていただくようにしています。

お客様との相性も大切にされるということですね。はじめてのご相談の際に、おふたりそろって面談されることもあるのですか?

田中
ありますね。2人でお話を聞かせていただいて、どちらが担当させていただく方がいいか決めることもあります。他にも、2人とも事務所にいるときに新しいお客様がご相談にいらっしゃって、どちらか片方が面談をしている間に、もうひとりが裏で資料や見積りを作成して、その場でご提案させていただくこともあります。そういった面でのスピード感も、私たちの強みですね。

田中先生と祖父江先生それぞれの得意分野を教えていただけますか?

祖父江
商業登記は田中の方が得意ですね。知識欲が強くて根気よく調べるタイプなので、会社関係のややこしい登記も一生懸命調べながら進められる。そういった面は私より全然優秀だと思います。

田中
お客様対応は祖父江の方が上手だと思いますね。お客様の話を聞いて、解決までの道筋を見つけるのが的確で早い。業務の分野でいうと、裁判関係も祖父江の方が得意ですね。裁判所に提出する書類の作成は、祖父江の方が経験豊富なので。

祖父江
成年後見は私がメインでやっているので、そこは私がエキスパートですね。ご高齢の方や認知症の方の財産管理は、基本的に私の担当です。

ブルーム司法書士事務所_祖父江華子司法書士_02

お互いの仕事の進め方やお客様対応について、「これは相手に敵わないな」と思うものがありましたら教えてください。

田中
先ほどの話にも通じますが、祖父江はご高齢の方の対応が特にすごいですね。お話を傾聴する態度や、お聞きしたものに対する答えを出す姿勢。ご本人が気持ちの整理をうまくできていない状態で話されたことも、その要点を整理して、解決策を分かりやすく説明するのが上手いです。

中には、話している途中で自分が何を言っているのか分からなくなる方もいらっしゃるのですが、そのような方に対しても何を話したいのか汲み取って、解決への方向性を示して着地させる。最後には「先生に話して良かったです」と言って帰っていかれるのを見ると、本当にすごいと思います。

祖父江
田中は根気強いので、どんなに話が長い人でもちゃんと話を聞くんですね。そこが強みだと思います。2時間ずっと相談を聞いている、なんてこともありますので。

あと、私にはできないと思うのが、理不尽なことを丸く収めるスキル。司法書士の仕事をしていると、明らかに理不尽なことを言われてしまうという局面に出くわすことがあるのですが、そんなときにも謝って丸く収めてしまう。どう考えても相手が間違っている、おかしなことを言っているときでも、ことを荒立てずに上手く話を進めて行くんです。ぐっと我慢してね。そういう忍耐力があるというか、どんな状況でも前向きに話を着地させられるところは、適わないですね。

田中
お互いの性格が全然違うので、バランスがとれているのだと思います。お客様との相性も、「この人だったら私の方があいそうだから受けようか」と相談して決めることもあるので。お客様との相性によって担当を決められるのも、私たちの強みかもしれないですね。

ブルーム司法書士事務所_田中大介司法書士_01

困ったときこそ、専門家の力を頼りにしてほしい

これから力を入れていきたい取り組みなど、今後の展望として考えているものを教えていただけますか?

田中
「相続のことをどこに相談すればいいのか分からない」という方が、気軽に安心して相談できる事務所にしていきたいですね。いまは高齢化社会なので、相続の数そのものも増えていますが、それとあわせて「相続のことをどこに相談すればいいのか分からない」という方も増えています。そうした方々の不安や悩みをお聞きして、分からないことを1つずつ解消できる事務所にしたいという想いがあります。

そのためにも、お悩みをワンストップで解決できるようにしたいと考えています。私たちはご相談にいらっしゃったお客様に対して、「どこに相談すればいいか分からないことがあったら、とりあえず1回は私たちに聞いてみてください」とお伝えするようにしているんです。そこでご連絡いただいた内容が私たちで解決できないものであったとしても、「それだったら弁護士の先生に相談ですね」「税理士の先生に聞いてみるのが一番です」といったように、誰に相談すれば解決できるのかは瞬時に判断できますので。

困ったときに、まず連絡をしていただけるような、安心の場所でありたいなと思っています。

祖父江
私は最近、講師業の依頼をいただくことが多くて。講師業に力を入れていきたいというのが、当面の目標ですね。司法書士の先生に向けた講師が多いのですが、先日一般の方に向けた成年後見の講師をやらせていただく機会があり、それがすごく楽しかったんです。

元々教えるのが好きな性格ということもあるのですが、講師をやっていると自分の成長を実感することができます。人に教えるためには、自分もたくさん勉強しないといけませんので。私も「10回学んで、はじめて人に教えられる」というくらいは勉強するようにしています。

自分が持っている知識だけではなく、もっと広く深いところまで調べて勉強するので、その分だけ成長につながる。それで報酬もいただけるなんて、こんなにいいことはないですね。一生懸命準備をした講義で「分かりやすかったです」と喜んでいただけると、やりがいを感じます。

最後に、相続に悩まれている方にメッセージをお願いします。

祖父江
私からは、インターネットで調べられる情報はすべて事実とは限らないので、無理して自分で手続きしないように、ということをお伝えしたいですね。欲しい情報は自分で調べるというのがトレンドかもしれませんが、インターネットに書かれている情報を信じて手続きをしようとして、失敗される方が多いんです。インターネットの情報が一般的なケースであるのに対し、その方にとっては適用が難しかったり、例外があったりするものなので。

「兄弟と仲が悪く相続争いになる可能性があるので」という理由でお母様に遺言書の準備をお願いしたけれど、司法書士に頼むとお金がかかることを心配されてご自身で遺言書を作成され、その結果失敗して使い物にならない遺言書だけが残ってしまった、という方も見てきました。専門家に相談せず自分で手続きをすると、失敗するリスクがある。そのことを理解したうえで、依頼する・しないは別として、専門家の話を聞いてみていただきたいです。少なくとも私たちは初回の相談に無料で対応していますので。

一生懸命準備して遺言書をつくったけれど、それが使えなくて取り返しのつかない失敗をしてしまった、という方はたくさんいらっしゃいます。何でも自分だけで解決せずに、専門家に相談した方がいい世界だということを知っていただきたいですね。

田中
私からは相続登記の義務化に関連することになるのですが、後になって子どもや孫が困らないためにも、相続の手続きは早めにやっておくことが大事だとお伝えしたいです。令和6年4月から相続登記が義務化され、相続登記をせずに放置していると過料がかかるようになります。でも、大事なのは過料がかかるかどうかじゃなくて、「相続登記をやらないと、子どもや孫など下の世代の人たちが困りますよ」ということなんです。そのための義務化なんですよ、ということを知っていただきたいですね。

相続登記をせずに放置していると、時間の経過とともに相続人の数がどんどん増えていきます。認知症の方や、連絡先が分からない方が含まれる可能性が高くなってくるので、その分だけ相続登記をするのが難しくなる。その段階になって司法書士に頼むとしても、複雑になった手続きにかかる料金も高くなってしまいます。放っておくと大切な人たちが困ることになるので、相続が発生したら早いうちに手続きをしてしまうことが大切です。

プロフィール

ブルーム司法書士事務所
司法書士 田中 大介

 

お客様一人ひとりに寄り沿った安心感のある対応を心がけ、少しでもお力になれるよう日々努めたいと思います。困ったときは、ひとりで悩まず、ぜひご相談ください。

 

愛知県司法書士会:第2225号
簡裁訴訟代理等認定番号:第1901322号

 

ブルーム司法書士事務所_田中大介司法書士_プロフィール

ブルーム司法書士事務所
司法書士 祖父江 華子

 

丁寧にお話を聞いたうえで、誠心誠意対応していくことを心がけています。いろいろな分野の問題に対応できるよう、日々成長してまいりますので、よろしくお願いいたします。

 

愛知県司法書士会:第2226号
簡裁訴訟代理等認定番号:第1801518号
公益社団法人 成年後見センター・リーガルサポート:会員

 

ブルーム司法書士事務所_祖父江華子司法書士_プロフィール

取材を終えて感じた先生の人柄

ご夫婦2人が司法書士として活動されている、ブルーム司法書士事務所の田中先生と祖父江先生。それぞれの強みや得意分野をお尋ねすると、「この対応がすごいです」「この分野は敵わないですね」と、次々にお互いの良いところを挙げられたことが印象的でした。

性格も得意分野も異なる2人の先生が、お互いに敬意を払いながら「お客様に花開くような笑顔になっていただく」という共通目標の実現に向けて尽力されている。経験豊富な2人の先生が、お互いの良いところを最大限に活かして相談に応えてくれることの頼もしさを実感した取材となりました。

事務所概要

名称
ブルーム司法書士事務所
資格者
司法書士 田中 大介
愛知県司法書士会:第2225号
簡裁訴訟代理等認定番号:第1901322号

司法書士 祖父江 華子
愛知県司法書士会:第2226号
簡裁訴訟代理等認定番号:第1801518号
公益社団法人 成年後見センター・リーガルサポート:会員
所在地
愛知県一宮市森本4丁目21−1 アイギハイツⅡ 102号
電話番号
0586-73-1225

※「相続プラスを見た」とお伝えいただくとスムーズです

営業時間
平日 9:00~18:00 ※ご予約で時間外・土日祝日も相談可能
定休日
土曜日・日曜日・祝日
対応エリア
愛知県・岐阜県を中心に全国対応
事務所の特徴
  • 無料相談あり
  • 見積り無料
  • 女性専門家
  • スピード対応
  • 認知症の相続
  • 即相談/即予約
  • 全国対応
  • LINE相談

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事務所情報掲載日:2024年3月5日

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