富山県 55歳女性

2023年2月掲載
相続発生
2022年
発生から着手まで
亡くなってすぐに着手したお通夜やお葬式などの手配の隙間時間に情報収集から始めた
相続発生から完了まで
3カ月
財産総額
100万円~500万円未満

現金・預貯金

負債総額
負債を相続していない

その他

家族構成
年齢(性別)被相続人との関係
被相続人80歳(男性)本人
相続人1-歳(男性)長男
相続人2-歳(女性)長女
相続人3-歳(女性)次女(投稿者)

亡くなった父の銀行口座から預金を引き出すのはとっても大変でした

相続のためには、亡くなった本人はいうまでもなく、兄弟姉妹や(既に亡くなっていても)配偶者や親などの関係者の戸籍を準備して、銀行や郵便局、年金、その他、複数のところに提出する必要がある。銀行などに、戸籍一式など苦労して準備した書類を提出して返却してくれればよいが、郵送で手続きした場合は返却されないことがある。「コピーして戻してください」と必ずお願いするようにはしていたが、すごい気をつかった。後から知ったことだが、戸籍一式と家系図のようなものを法務局に持っていくと「法定相続情報証明書」がもらえて、それでいろいろ手続きできるのだそう。手続きのたびに「戸籍の束」をそれぞれの窓口に出し直す必要がなくなり、とても楽だったのではないかと思う。最初に誰か教えてくれればいいのに、と恨めしく思った。ぜひ「法定相続情報証明書」を活用してください!

相続全般について

相続手続きを行う中で大変だったこと、面倒だったこと

父が亡くなった後に父の銀行口座から葬式代などの当面の資金を引き出そうと考えた。銀行は人が亡くなったことを知った時に口座凍結し、かつ、亡くなったことを知るのは親族からの連絡か新聞のお悔やみ欄だということを知り、預金が引き出せるまでは新聞のお悔やみ欄に載せないようにしようとか、亡くなったことを言わないで代理ですと言って預金を引き出そうとか(キャッシュカードがなかったため、窓口でしか降ろせなかった)、あれこれ調べたり、悩んだり、違法ではないかと不安に思ったりした。結局のところ、本人以外が窓口でまとまった預金を引き出すことができず、悩み損に終わった。あんなに悩まなくてもよかったし、相続の1歩目で疲れてしまった。

事前にやっておけばよかったとこと、後悔したこと

父が生きている間に父の銀行口座のキャッシュカードを作っておけばよかった。ATMであれば亡くなった後でも少額づつでも預金を引き出すことができた。あと、父は母が亡くなってから自宅で一人暮らしだったが、ここ何年も老人介護施設で暮らしていた。自宅には誰も住んでいないが、たまに掃除等で行くので電気水道は止められないとしても、NHK受信料がずっと引き落とされていたのは残念。なかなかの大金である。施設に移った後すぐにでも停止しておけばよかった。

事前にやったこと、やっておいてよかったこと

特になし

相続税・生前贈与・相続放棄

相続税

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