東京都 43歳女性
2024年6月掲載- 相続発生
- 2021年
- 発生から着手まで
- 父が亡くなってから2週間後から相続の手続きを始めました。
- 相続発生から完了まで
- 約1年半
- 財産総額
- 1億円~3億円未満
自宅(家・空き家・土地など)/自宅以外の不動産(駐車場・山・田んぼ・投資用マンションなど)
- 負債総額
- 負債を相続していない
- 家族構成
年齢(性別) 被相続人との関係 被相続人 83歳(男性) 本人 相続人1 48歳(男性) 長男 相続人2 43歳(女性) 長女(投稿者) 相続人3 40歳(女性) 次女
兄が財産を独り占め!兄弟平等の父の考えを貫くために姉妹で結束した遺産相続
今まで兄とは仲良いというわけではありませんが、年に数回は会う良好な仲でした。父の死をきっかけに、お金にすごく執着するようになり、まさか全部自分のものだと主張するとは思いも知らなかったです。人はお金を目の前にすると変わってしまうと実感した出来事でした。
相続全般について
相続手続きを行う中で大変だったこと、面倒だったこと
兄は父の介護にも関わらなかったのですが、長男だから遺産は全て自分がもらうと主張し、私と妹が財産は3人で平等に分けようという主張に全く聞く耳を持ちませんでした。遺産分割協議で決まればよいと思っていたのですが、話し合いが全くまとまらず、家庭裁判所での調停まで持ち込まなければならなかったのがとても大変でした。
事前にやっておけばよかったとこと、後悔したこと
父にエンディングノートを書いてもらうべきでした。父に打診したことはあったのですが、「俺はまだまだ生きる。」と全く相手にされませんでした。急に脳梗塞で倒れて亡くなったので、遺書がなく、困ってしまいました。父からは、元々3人平等に分ければいいということを聞いていたので、私はそれに従いました。
事前にやったこと、やっておいてよかったこと
亡くなって叔母(父の妹)から、早めに遺産のことは話し合ったほうがよいと言われ、相続に関して調べました。父の財産などを調べると、現金はあまりなかったものの、不動産がかなりあったのでこれはトラブルになりそうな予感がしてたのですが、実際に動いたのは、兄が一方的な主張をし始めたタイミングです。
相続トラブル
トラブルの内容
兄と遺産を分割することで揉めました。兄は、名古屋市の実家、熱海と長野の別宅を全て相続すると主張。私と次女はすでに嫁いでいるんだから、いらないだろうと言いました。相続にも税金がかかるんだから、お前らは払えないとも言われました。
トラブルをどう解決したか
弁護士に相談し、遺産分割協議の仲介を依頼しました。それでも解決しなかったため、裁判所に遺産分割調停を申し立てて、無事遺産の分割が完了しました。
トラブル発生から解決まで
3年以内
トラブルについて専門家に依頼しましたか
専門家に依頼した
専門家に依頼した理由・決めて
弁護士に相談したところ、私と妹だけでは到底対応できない内容だったため、そのまま弁護士に遺産分割協議と調停をお願いしました。
専門家に依頼して良かった点・悪かった点
良かった点は、面倒な書類の準備や兄側の弁護士とのやりとりなど全てやってくれたのはありがたかったです。私と妹は兄にも会いたくなかったですし、話すこともしたくなかったので、弁護士を立てて助かりました。
悪かった点は、思った以上に弁護士費用がかかりました。報酬金だけで数百万円かかるので驚いています。
専門家の利用
弁護士
依頼内容
遺産分割協議、遺産分割調停の申立て
満足度
やや満足
費用
101万円~500万円
不満だったこと
思った以上に弁護士費用がかかりました。報酬金だけで数百万円かかるので驚いています。
良かったこと
面倒な書類の準備や兄側の弁護士とのやりとりなど全てやってくれたのはありがたかったです。私と妹は兄にも会いたくなかったですし、話すこともしたくなかったので、弁護士を立てて助かりました。
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