神奈川県 35歳男性
2024年6月掲載- 相続発生
- 2022年
- 発生から着手まで
- 亡くなってから1か月以内
- 相続発生から完了まで
- 約2か月
- 財産総額
- 500万円~1000万円未満
- 負債総額
- 500万円~1000万円未満
借入金
- 家族構成
年齢(性別) 被相続人との関係 被相続人 64歳(男性) 本人 相続人1 63歳(女性) 配偶者 相続人2 35歳(男性) 長男(投稿者)
土地の相続放棄で苦労しないように突然の別れも想定して生前に家族でもっと話し合っておけば良かった
相続に関する知識が全くない状況であれば、少しでも早く相続に詳しい専門家の書籍を読んだり、お住いの自治体の窓口や裁判所に相続放棄に必要となる書類の集め方について尋ねたりするのがおすすめです。また、相続人が多い場合には不動産の分け方や放棄をするかどうかについて主張が対立し争いになる可能性も出てきますので、できれば遺書としてまとめておかれると良いと思います。
相続全般について
相続手続きを行う中で大変だったこと、面倒だったこと
家屋自体は築40年以上経過しておりほとんど価値が無いことは分かっていましたが、自宅のあった土地と田舎に保有していた土地の価値がどのくらいなのか算定するのに時間を要しました。
事前にやっておけばよかったとこと、後悔したこと
父が手術の後に容態が急変して突然急逝したため仕方ない事情もありますが、土地の処分の仕方について生前全く話し合ってこなかったことを悔やみました。土地の権利関係については私自身が法律の知識にある程度自信があるので手続きに苦労しませんでしたが、相続放棄に必要な書類も色々とあり、故人の生前にもっと準備が必要だったことを実感しました。
事前にやったこと、やっておいてよかったこと
相続に関する無料相談会の参加
相続税・生前贈与・相続放棄
相続放棄
【費用】申請書類の取り寄せおよび提出に2500円 裁判所での手続きに3000円
【専門家依頼】なし
故人にほとんど預貯金がなく、生前に住んでいた自宅を解体するのに高額な費用が必要になりました。また、田舎に故人が生前に購入していた広い土地もありましたが、交通があまりにも不便でおそらく買い手が付かないだろうと考え、母と話し合った結果相続放棄を決めました。
過去に祖父の相続を手伝った際、地域の法律家の方が集まる無料相談会に参加した経験から、役所に少し相談をすればなんとか自力で手続きができるだろうと感じました。弁護士や司法書士に依頼をする場合の費用が大きな負担になることも大きな理由の一つです。相続をした場合と放棄した場合の費用のシミュレーションを全部自分で行わなければならず、果たしてその計算が正しいのか判断をするのにも時間が掛かりました。
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