千葉県 74歳男性
2023年12月掲載- 相続発生
- 2020年
- 発生から着手まで
- 亡くなってから3ケ月以内
- 相続発生から完了まで
- 3ケ月くらい
- 財産総額
- 5000万円~1億円未満
現金・預貯金/自宅(家・空き家・土地など)/自宅以外の不動産(駐車場・山・田んぼ・投資用マンションなど)/有価証券/自動車
- 負債総額
- 負債を相続していない
なし
- 家族構成
年齢(性別) 被相続人との関係 被相続人 101歳(男性) 本人 相続人1 92歳(女性) 配偶者 相続人2 71歳(男性) 長男(投稿者) 相続人3 61歳(女性) 長女
遺言書は自筆遺言で十分なので、絶対に作成してもらうべきだと思います。
父親が85歳になった時点で、遺産の話を持ち出した。その前から暦年贈与はしてもらっていたが、住宅建築費はまとまった生前贈与として有利だと思うので、お勧めです。
相続全般について
相続手続きを行う中で大変だったこと、面倒だったこと
父親の遺言書により、ほとんどを母親が相続し、私と妹は遺留分も放棄した。二次相続を考えると得策ではないと思ったが、父親の気持ちを尊重した。私は納得したが、妹を説得(遺留分放棄について)するのに苦労した。
事前にやっておけばよかったとこと、後悔したこと
私自身がCFP認定者であり、行政書士でもあり、相続については知見があった。事前に、父親に遺言書を用意してもらった(すべて母親にという内容は、私も承知、妹は知らない)し、不動産等の財産目録も作成していたので、裁判所で検認してもらうだけで手続きは完了した。 しいて後悔というか反省点を挙げれば、遺言書の内容を母親と妹に知らせず、父親と私だけで考えたこと。母親は何も不満は言わなかったが、妹は不満そうだった。
事前にやったこと、やっておいてよかったこと
【事前にやったこと】 ・遺言書の作成 ・財産目録の作成 ・墓や葬儀等について、父親の意思(希望)確認(エンディングノートを書いてもらった)
相続登記(不動産の名義変更)
相続登記をした不動産
自宅(戸建て)/自宅以外の家屋(実家・空き家 等)/投資用不動産/土地(空地 等)
不動産の所在地
大阪府
相続発生から登記の着手まで
2か月
登記の着手から完了まで
2か月
相続登記は専門家に依頼しましたか
専門家に依頼していない
専門家に依頼しなかった理由
私自身が行政書士で、全くの素人ではないため、自分でやれると思った。
専門家に依頼しなくて良かった点・悪かった点
費用がかからなかったことは一番のメリットだが、母親や妹に「父親の財産目録」を見せて、一緒に手続きしたことで、信頼が深まったと思う。
専門家に依頼しなかったことで大変だったこと
私自身が、相続については専門家とは言えないが無知ではないし、司法書士の友人も複数いるので、困ったことはない。
相続税・生前贈与・相続放棄
相続税
101万円~500万円
控除の利用
基礎控除、配偶者の税額軽減 ほとんどを母親(配偶者)が相続したので、一次相続については少ない相続税で済んだ。
生前贈与
毎年100万円づつ、計2000万円程度の暦年贈与。 2000万円(金額は不確か)程度の住宅建設補助の贈与。
相続放棄
父親の遺言書は、菩提寺に2000万円の寄付、市に800万円の寄付、残りは、母親にすべての財産を相続したいという内容だった。 私と妹は遺留分を請求することはできたが、90歳台の母親にすべて相続することにし、遺留分放棄した。
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