令和5年8月1日から山形県内にある7つの金融機関が、資産の相続手続きに関する書類の種類を統一すると、山形銀行をはじめとした各金融機関より発表がありました。
この7つの金融機関とは、山形県内の地方銀行と信用金庫にあたります。地方銀行は山形銀行、荘内銀行、きらやか銀行の3つで、信用金庫は山形信用金庫、米沢信用金庫、鶴岡信用金庫、新庄信用金庫の4つです。これまで相続手続きにおいて必要とする書類が各金融機関で異なっていましたが、此度の統一によって、口座を持っている顧客の利便性が改善されそうです。
同地方では、秋田や福島に続く形での書類形式の統一となりました。不慣れな相続手続きの負担を減らすのが狙いとされ、今後は「相続届」の書式についても共通化を目指す方針です。近年では自分で相続手続きを進める方も増えてきているので、今後もこの書式統一の波は引き続き広がっていくでしょう。
参照:相続手続き統一化に向けた山形県内金融機関の取り組みについて| 山形銀行