圧倒的な経験をもとに、将来を見据えた「幸せ」をサポートする
東京都町田市・神奈川県相模原市を中心に、遺産分割・遺言・相続放棄など、相続の幅広いサービスを提供されている森川司法書士事務所。豊富な相談実績をもとにした、お客様に寄り添うサポートを強みとした事務所です。代表を務める森川和明司法書士に、事務所の特徴的なサービスやお客様対応へのこだわりについてお話しいただきました。
毎日のようにお客様と顔をあわせて、相談に応える
まずはお客様について教えてください。どのような方がご相談にいらっしゃることが多いですか?
町田市と相模原市を中心としたエリアで、相続のご相談にいらっしゃる方が多いです。当事務所はハウスメーカーさんや不動産会社さんなどとも提携していることもあって、相続についてお困りの方をご紹介いただく機会が増えてきており、最近は町田・相模原だけでなく一都三県からもご相談をいただいている状態です。
主なご相談の内容としては、ご家族やご親族がお亡くなりになって相続の手続きをお願いしたいというご相談と、将来の相続に備えて生前対策をしておきたいというご相談です。最近は、新規のご相談だけでも月間30件ほど面談をさせていただいており、トータルで年間400~500回はお客様とお会いしている状況です。
毎日のようにお客様と面談されているということですね。相続のご相談に対応される際に、こだわっているポイントがあれば教えてください。
お客様と書類だけのやりとりにならないように、できるかぎりお客様とお会いしてお話をするようにしています。相続という家族のプライベートな相談を、書類だけのやりとりにしてしまうと、どうしても最終的に揉めてしまうケースが多くなってしまうからです。
お客様への面談だけでなく、相続人の皆様へのご説明も、できるだけ直接お会いして行うようにしています。相続人全員に財産の概要をきちんと説明し、そのうえでお客様のご意向をお伝えして共通認識を持っていただく。相続人の皆様で話し合いをするための、土台作りをさせていただくイメージです。この部分を書類のやりとりにしてしまうと揉めてしまうリスクがあるので、ご家族・ご親族でしっかり話し合いができるようにお手伝いをさせていただいています。
直接お会いしての面談となると、事務所で行うことが多いですか?
事務所にお越しいただくことが多いですが、先ほどお話しした相続人の方へのご説明など、遠方への出張にも柔軟に対応しています。交通費のご負担はお願いしていますけどね。事務所も平日は21時頃まで相談に対応していますし、土日祝日の面談も可能です。できるかぎりお客様のご都合にあわせてスケジュールの調整をしていますので、お気軽にご相談いただければと思いますね。
司法書士の立場を越えた、相続のお悩み相談室
お客様とお会いする機会を大切にされているということですが、面談の際にも気を付けていることや心がけていることはありますか?
相続は数字の話も大切ですが、できるだけ心の距離が近くなるような、温かい対応を心がけています。80代・90代の方がご相談にお越しになれば孫のように、もう少しお若い方なら息子のような立ち位置でお話を聞かせていただく。お客様が話しやすい雰囲気づくりを大切にしています。
そうすると相続だけでなく、色々なご相談がでてくるんですよね。さながら司法書士の立場を越えた、お悩み相談室のような感じといいますか。「老人ホームも探さなくちゃいけないよね」と言ってパンフレットを用意してあげたり、近隣のケアマネージャーさんに施設の評判を聞いてきてあげたり。相続の手続きに関する話のみに終始するのではなく、もっと広い意味でお客様のお役に立つ対応ができるよう意識しています。
そんなことを続けているおかげか、口コミでご紹介をいただく機会が増えてきています。10年以上事務所を続けてこられたのも、たくさんのご紹介があったからこそ。ご親戚やご友人を紹介してくださるお客様も多く、本当にありがたく感じていますね。
相続の手続きだけでなく、もっと幅広い相談にご対応されているんですね。
そうですね。コンサルティングの観点で、お困りごと全般を解決するためにサポートさせていただく、というイメージです。ご相談の際には、現状どういうことが起こっていて、これから先の生活の中でどういうお困りごとが想定されるかを、分かりやすくお伝えするようにしています。そのうえで、どうしていきたいのかご要望を伺いながら、行うべき手続きの手順を組み立てていく。相続の手続きだけでなく、お客様それぞれの課題解決を意識して、全体を設計するように心がけています。
もちろん、不動産の名義変更など手続きだけの対応も行いますが、その手続きの先にあるサポートも必要だと考えているんです。金銭面や親族関係の問題解消など、お客様の未来が明るくなる方法をご提案することも、私たちの大切な役割だと考えていますので。
先々を見据えてサポートしていただけるのは、お客様にとって心強いことだと思います。実際に、どのようなご提案をすることが多いのですか?
これまで何千件も相談に対応してきましたが、ご提案する内容は、本当にお客様のご状況次第ですね。たとえば、ご主人が急に亡くなられた奥様の場合。これから暮らしていく方法として、ご自宅に住み続けるのか、別のところに住まいを設けるのか、あるいは老人ホームなど施設に入られるのかといった選択肢が考えられます。こうした選択肢をひとつずつ整理して、それぞれのメリット・デメリットを説明していきます。
ご自宅を出られて別のところに住まいを設ける場合は、さらに不動産価格を調べて、ご自宅を持ち続けた方がいいのか、売った方がいいのかといった選択までサポートさせていただくこともあります。売った場合はいくらになって、子どもたちの近くに引っ越すならどのくらいかかって、そして不動産の税金はどうすればいいのか。考えられる選択肢と将来起こりうることを整理して、最適な選択ができるようにサポートをさせていただきます。
老人ホームを検討するのであれば、老人ホームの仕組みや初期費用、施設の評判などもできる範囲でお伝えしています。そのうえで費用やサービス内容を比較しながら、先々のことを考えてより良い施設選びをサポートさせていただく。そのため、どうしても1回のご相談が長くなってしまうこともありますが、こういった相談を色々な事務所や施設ですると、結局たらい回しになってしまいますからね。大変な時の負担を少しでも減らせるよう「一括してお手伝いしたい」という想いが以前から強くありましたので、できるかぎりのサポートをさせていただきたいと考えています。
大切な財産を、最適な形で未来につなぐお手伝い
これまでの経験を活かしたコンサルティング力は強みのひとつかと思いますが、そのほかに強みや特徴とされていることはありますでしょうか?
お客様の立場になって考える、当事者意識の強さは特徴かもしれません。最近は地主さんやマンションオーナーさんからのご相談も多いので、そういった方々の気持ちを知るために、私も不動産を買って運用をしてみたんです。「不動産を買うとこんなことが起こるんだ」「不動産を運用するとこういうトラブルがあるんだ」といったことを経験して、共感できるようになるための、勉強のつもりで購入しました。制度や法律のことだけを言われても、地主さんたちにとっては有益じゃないというか、響かないと思うんですよね。
実際に物件を所有する立場になると、知識を学ぶだけでは知りえない色々なことが分かり、地主さんたちともより深い話ができるようになりました。これは、一般の方の相続に関してもまったく同様です。お客様の立場に立つことで想いを共有し、お客様と同じ目線で解決することが何よりも大切だと感じますね。
他には、家族会議をご提案させていただくことが多いのも、特徴的なポイントだと思います。
家族会議はどのようなケースで提案されることになるのですか?
生前対策のご相談ですね。「今の財産を、どんな形で相続したいですか?」とお聞きすると、想いが先行して将来的に資産が残せなかったり、客観的に考えるとあまり良い方法でないものを望まれたり、というケースがよくあるんです。知識もお持ちでない一般の方なので当然のことなのですが、ご本人の希望を叶えたい一心でご要望のままに進めてしまうと、将来的に揉めることになったり、損をしたりするリスクが高くなってしまいます。
そうしたときに、「まずはご家族に今の意向を伝えてみましょう」と家族会議をすることをおすすめしています。場合によっては、「そのご意向は、亡くなった後の子どもたちが喜んでくれますか?まずはそこから、じっくりと考えましょう」ということまでお伝えすることもあります。ご要望のままに手続きする方が簡単ですが、やっぱり「先生に相談して良かった」と言われると嬉しいじゃないですか。だから将来を見越した、幸せになるためのご提案を、できるだけお客様の立場になってご提供するようにしているんです。
そこまでやっていただけるのは、本当にありがたいですね。先々を見据えたご提案は、まさに森川司法書士事務所の強みだと感じます。
そうですね、ありがとうございます。相続税を安く抑えるといった生前対策は、多くの司法書士事務所さんも提供されていますが、「受け継いだ財産を、どう残していくのか」までお話しされる事務所は珍しいのかもしれません。せっかく受け継いだ財産も、何も考えずに浪費してしまっては意味がありません。ご本人が頑張って築かれた財産を、何代も先にまでつなげていくためのご協力こそ、私たちが提供したいことなんです。
そんな風にお客様と深いお付き合いになりますので、生前対策のご相談をいただくと、ご本人が亡くなられた後も、ご家族やご親族と代々つながることが多くなっています。ご家族・ご親族の皆様が幸せになれるような相続の形を、こうして一緒に考えていくのが当事務所のスタイルです。
お客様が叶えたい将来像と、誠実に向き合っていく
これから力を入れていきたい取り組みなど、今後の展望として考えているものを教えていただけますか?
これまでと変わらず、「お客様といかに深くお付き合いし、叶えたい将来像をどこまで叶えてあげられるか」ということにこだわって仕事をしていきたいですね。描かれている将来像が、本当にご家族の幸せにつながるのかというところも含めて、お客様としっかり向き合っていきたい。司法書士らしくないと思われるかもしれないですが、「お客様であっても、ダメなことはダメだと伝える」そんなスタンスは大切にしていきたいです。
また、経済状況が大きく変りつつあるなかですが、将来的に自分や自分のスタッフ、携わる人たちみんなが幸せになれる環境を作っていきたいとも思っています。事務的な手続きをこなすだけになりがちな司法書士事務所ですが、私たちはできるだけお客様と向き合って、先々を考えたサポートを提供していきたいですね。
最後に、相続に悩まれている方にメッセージをお願いします。
まずはきちんとした専門家を探して、相談することをおすすめしたいです。最近は情報が非常に多いので、自分で勉強をしたり情報を集めたりすることもできますが、最終的に何が正しいのか分からなくなってしまいがちです。だから情報を整理する意味でも、色々な司法書士事務所に相談に行き、専門家の見解に触れてみていただきたいです。一般の方たちだけでなんとなく相続を進めるのだけは、おすすめできません。
あとは、相談する先生との相性も非常に大切だと思います。私は小さい頃からおばあちゃん子だったので、必然的にお客様もおばあちゃん率が高くなります。人と人との関わりになるので、皆さんが相談しやすいと感じられる、信頼できる先生を選ばれるのが良いと思います。そして、色々な事務所に相談する中で、結果的に当事務所を選んでもらえると嬉しいですね。
私たちがやりたいのは、お客様の将来を見据えた「幸せの実現」です。お客様やご家族の幸せを実現するために、どんな手続きを行うのが最適なのか。いま検討している手続きよりも、よりよい手続きは考えられないか。考えられる手段をとことん検証し、それぞれのメリットやリスクもすべてお伝えしたうえで、将来を見据えた設計をするのが私たちの方針です。お客様の立場に立って最善の方法を設計しておりますので、お気軽にご相談いただければと思います。
プロフィール
森川司法書士事務所
司法書士 森川 和明
平成14年:青山学院大学法学部卒業
平成18年:司法書士試験合格、司法書士SKN総合事務所入所
平成21年:森川司法書士事務所開設
東京司法書士会:第5185号
簡裁訴訟代理等認定番号:第601502号
公益社団法人 成年後見センター・リーガルサポート:会員
一般社団法人 日本財産管理協会:会員
一般社団法人 家族信託普及協会:本会員
取材を終えて感じた先生の人柄
月間の新規面談は30件以上、年間400件以上ものご相談に対応する森川司法書士。その豊富な経験値をベースとする将来を見据えたご提案は、「お客様の幸せを想う」という強い信念に支えられています。
依頼された手続きだけでなく、お客様のお悩みをトータルに解決する、心の距離が近くなるご対応も印象的でした。はじめての相続に悩む方はもちろん、ご高齢の方も安心して相談ができるため、幅広い方にとって頼りやすい場所となりそうです。
考えられる選択肢を、とことん検証する森川先生だからこそ可能になるアドバイスは、お客様にとって非常に心強いものになるでしょう。「ダメなことはダメだと伝える」一見厳しく感じる言葉からも、森川先生の深い優しさを感じる取材となりました。
事務所概要
- 名称
- 森川司法書士事務所
- 資格者
- 代表 司法書士 森川 和明
- 所在地
- 東京都町田市原町田1丁目6番24号 メゾンラフィーネ 603 森川司法書士事務所
- 電話番号
- 050-7586-3925
※「相続プラスを見た」とお伝えいただくとスムーズです
- 営業時間
- 平日 9:00~19:00 ※ご予約で土日祝日も相談可能
- 定休日
- 土曜日・日曜日・祝日
- 対応エリア
- 東京都町田市・神奈川県相模原市を中心に全国対応
- 所属
- 東京司法書士会:第5185号
簡裁訴訟代理等認定番号:第601502号
公益社団法人 成年後見センター・リーガルサポート:会員
一般社団法人 日本財産管理協会:会員
一般社団法人 家族信託普及協会:本会員
- 事務所の特徴
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メールで相談する事務所情報掲載日:2024年2月7日
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