司法書士/土地家屋調査士法人 小笠原合同事務所_先生の人柄_サムネイル
  • 司法書士
  • 行政書士

徳島県徳島市

司法書士/土地家屋調査士法人 小笠原合同事務所

INTERVEW

組織力を活かしたワンストップ対応で、お客様を迷子にさせない

司法書士/土地家屋調査士法人 小笠原合同事務所_小笠原哲二_インタビュー

徳島県と兵庫県を拠点に相続の幅広い相談に対応している、司法書士/土地家屋調査士法人 小笠原合同事務所の小笠原哲二司法書士。銀行員から司法書士に転身し、さらに土地家屋調査士・行政書士・ファイナンシャルプランナーなどの資格を取得し、税理士や弁護士とも連携を強めることで、相続のワンストップサービスを展開しています。豊富な知識と経験をお持ちの小笠原司法書士に、お客様対応へのこだわりや、これからの相続サービスについてお話しいただきました。

相続のあらゆる手続きに対応している専門家集団

まずは相談にいらっしゃるお客様について教えてください。どのような相談にいらっしゃる方が多いのですか?

相続全般のご相談ですね。これから相続を迎えることに不安を感じている方の生前対策から、相続が発生した後に必要になる手続きまで、相続全般のご相談をいただいています。また、「相続のことを誰に相談すればいいのか分からない」という状態でご相談にいらっしゃる方も多いですね。私たちは司法書士・土地家屋調査士・行政書士のグループなので、「ここに相談すれば何とかなるだろう」ということでご連絡いただく方もいらっしゃいます。

相続全般に関するご相談をお持ちの方がいらっしゃる際に、どのような対応を心がけていますか?

お客様が直面されている課題を詳細にヒアリングさせていただき、お客様ご自身もまだ気がついていない課題がないか確認するように心がけています。相続全体の流れをご説明しながら、「これは解決していますか?」とお聞きしていく。お客様が将来的に、1年後、5年後、10年後に同じ問題でお困りにならないように、私たちや専門家ネットワークを通じて解決可能な課題を慎重に洗い出し、手続きの漏れがないように進めるということを意識しています。

司法書士/土地家屋調査士法人 小笠原合同事務所_小笠原哲二司法書士_01

お客様の課題をワンストップで解決できるように

事務所の強みや特徴を教えていただけますか?

「お客様を迷子にさせない」ということですね。私たちはグループ内に司法書士・土地家屋調査士・行政書士が所属しており、さらに弁護士や税理士といった専門家とも強固な連携を築いています。このネットワークによって、先ほどお話しした「誰に相談すればいいのか分からない」という方に対しても、私たちが窓口になって「解決に向けてこういう手続きができます」「この手続きが得意な先生をご紹介します」といったアドバイスができるようになる。相続のあらゆる課題をワンストップで解決できるネットワークと、実際に課題を解決してきたことによるノウハウが、私たちの強みです。

どのような経緯で、多様な専門家を擁する組織へと発展してきたのでしょうか?

「士業という枠に、できるだけとらわれないサービスを提供したい」と考えたのが、最初のきっかけです。司法書士の業務だけをやっていると、登記は自分たちの仕事として取り組みますが、他の領域の業務については「これは司法書士の業務範囲ではないので、他の専門家を探してください」という対応になってしまいがちです。しかしお客様にとって、どの手続きが司法書士の業務範囲で、司法書士にできない業務は何なのかということは、関係ないことですよね。

困って相談に来られているお客様に、「この手続きは私たちがやります、でもここから先は他の人を探してください」という対応をしていると、お客様は迷子になってしまいます。しかし、士業は業務範囲が限定されているので、範囲外の仕事はできないという事情もあります。私ひとりで取得できる資格にも限りがあるので、「それならば、どんな問題でも解決できる専門家ネットワークをつくろう」と考えた。そこから少しずつ専門家のネットワークを広げていき、15年かけて今の体制になった、という経緯です。

「長年の経験があるからこそ提供できる」というサービスはありますか?

たくさんありますね。たとえば、遺言書の作成です。遺言書を作成しても、そこからお亡くなりになるまでは色々なことが起こるものです。長くやっていると、その間の出来事を実際に経験することになるので、遺言書における注意点が蓄積されていくわけです。最近になって遺言書の作成をはじめた専門家とは、アドバイスの質が違いますよね。私たちも15年の間に、多少なりとも失敗を経験しながらノウハウを蓄積しているわけですから。

「こんな事態も想定して、こういう書き方を提案します」「こういうケースで遺言の通りに手続きが進まなかったことがあるので、プロに遺言執行を任せた方がいいですよ」といったアドバイスができるのは、15年間の経験値があるからこそだと自負しています。

組織の力を掛けあわせて、顧客満足度を高めていく

先生は銀行員から司法書士になったそうですが、司法書士を目指された経緯を教えていただけますか?

銀行員の立場から士業の業界を見たときに、「ちょっとおかしいよね」と違和感を覚えたことがきっかけです。先ほどの話に通じるところではありますが、税理士に相談をしても、「ここからここまでが税理士の仕事ですが、それ以降は他の専門家を探してください」といった返答を受けることがありました。それが業界の当たり前になっていたので、「それならば、相談したことを全部解決できるサービスをつくれば、もっとお客様に選ばれるんじゃないか」と考えたんです。そこで司法書士の資格を取得して、先ほどお話ししたようにワンストップで解決できるネットワークを構築していった、という経緯です。

司法書士になって、当時構想されていた組織を構築されて、改めて「司法書士になって良かったな」と思えるところがありましたら、お聞かせください。

いろんな人と力をあわせて仕事ができること。それをお客様が喜んでくれて、報酬をいただけるということ。どんな仕事も同じかもしれませんが、それが一番ですね。事務所のスタッフや各分野の専門家と協力し、彼らの能力と自分のスキルやノウハウを融合させることで、お客様の課題を解決する。それを評価して報酬をいただけるということは、幸せを得られる瞬間だと思います。

自分一人だけの事務所であれば、提供できるサービスは自分の能力に限定されてしまいます。得られる満足も、自分一人だけのものになります。そこにスタッフの能力を組み入れると、提供できるサービスが広がり、より多くのお客様に満足いただけるようになる。人の能力を掛けあわせることで、顧客満足を高められるということに、特に価値を感じます。

徳島県内で事務所を複数展開し、兵庫県にも出店されていることについても、どういった経緯だったのかお伺いしてよろしいでしょうか?

徳島県は全国的に見ても人口密度が低い地域ですが、そこでも相続に困っている方は多くいらっしゃいました。専門家の需要も大きかったので、「もっと人口密度が低い地域だと、どのくらい困っている人がいるんだろう」と考えて、徳島県内で相談所を出してみたんです。そうすると、人口は少ないですが相続のことを相談できる相手も少ないので、相続に困っている人が多いということが分かりました。

そこで、次はこれまで蓄積したノウハウを、徳島よりも人口密度が高い地域で活かすことはできないかと考えました。これが、兵庫県の神戸や西宮に事務所を出した経緯です。このような取り組みによって新しいノウハウが蓄積されていくので、私たちのサービス品質も向上し、より多くの人々の困りごとを解決できるようになるはずです。

相続に悩まれている方から「こんなことで困っているのですが、相談していいですか?」と聞かれることがありますが、そのほとんどが私たちにとって「ぜひ相談してください」という仕事です。でも詳しく聞いてみると、近くの専門家に相談して「うちで全部対応するのは難しい」と言われて、誰に相談すればいいのか分からなくなったという方が、予想以上にたくさんいらっしゃることが分かりました。手続きが広範囲にわたるので、他の専門家と連携しないと解決できない、というケースです。

相談相手の選択肢が少ないと、解決できるものも解決できなくなってしまいますので、やはり相談できる拠点があるということは重要だと思っています。まだ試行錯誤の段階ではありますが、お客様の選択肢を広げるためにも、さらに多くの拠点が必要であると感じています。

司法書士/土地家屋調査士法人 小笠原合同事務所_小笠原哲二司法書士_02

全幅の信頼を置ける、専門家に相談することが大事

これから力を入れていきたい取り組みなど、今後の展望として考えているものを教えていただけますか?

「相続のことを、どこに相談すればいいか分からない」とお悩みの方々がまだいらっしゃる一方で、ご相談いただいた多くのお客様からは、「相談できて良かった、出会えて良かった」と温かい言葉をいただいております。このように感じていただけるお客様を一人でも増やしていくために、これからも頑張っていく。誰に相談すればいいのか分からずに悩まれている方に、手を差し伸べられる事務所でありたいと思っています。

最後に、相続に悩まれている方にメッセージをお願いします。

生前対策を検討されている方については、思いついたときに徹底的に調べてみることをおすすめします。生前対策には、期限が設定されていませんので。調べた結果、対策は必要ないという結論に至ったとしても、それはそれで問題ありません。しかし実際には、対策をしようと考えつつも、機会を逃してしまっている方も多いのではないでしょうか。大切な機会を逃さないよう、思いついたときに情報を集めて専門家に相談し、納得のうえで行動を起こすべきか決めてください。

すでに相続が起きていて手続きが必要な方は、信頼できる専門家をしっかりと選んで、その方に任せることをおすすめします。中途半端に任せてしまっている人もいらっしゃいますが、「この部分は自分で処理したい」と思っても、後々になって問題になる可能性もありますので、すべてを完全に信用できる人に委ねるのが良いかと思います。

相続は一生に何回も経験するものではありません。ご両親や配偶者を含めれば、最大でも人生において4回か5回のことでしょう。しかし、専門家は年間に何百件もの相談を受け、多数の手続きを行っています。専門家に依頼すれば、その経験をもとにした迅速でストレスの少ない解決方法が見つかるものです。その中で、私たちのことを選んでいただけたら嬉しいですね。

プロフィール

司法書士/土地家屋調査士法人 小笠原合同事務所
代表 小笠原 哲二

 

司法書士・土地家屋調査士・行政書士・宅地建物取引士・マンション管理士・マンション管理業務主任者・ファイナンシャルプランナー(きんざいFP1級)
毎日、西へ東へ走りまわり、ほとんど事務所で座っていない司法書士ですが、皆様のお役に立てるよう日々研鑽しています。

 

徳島県司法書士会:第294号
簡裁訴訟代理等認定番号:第647016号
徳島県土地家屋調査士会:第521号
兵庫県行政書士会:第07370928号
公益社団法人 成年後見センター・リーガルサポート:会員
日本司法支援センター:民事法律扶助契約司法書士

 

司法書士/土地家屋調査士法人 小笠原合同事務所_小笠原哲二司法書士_プロフィール

取材を終えて感じた先生の人柄

銀行員時代に士業の業界への違和感を覚え、お客様にとってより便利なサービスをつくるために司法書士に転身された小笠原先生。お客様が抱えている現在の課題だけでなく、将来のトラブル要因まで見据た課題解決をされていらっしゃる姿勢が印象的でした。

事務所スタッフの方々や、連携されている専門家と一緒にお客様の課題を解決し、喜んでいただけることが何よりの幸せであるというお言葉に、信頼できるチームをつくることを大切にされている、小笠原先生の人柄が表れています。「お客様を迷子にさせない」という理念から、小笠原先生の専門家としての使命感を感じた取材となりました。

事務所概要

名称
司法書士/土地家屋調査士法人 小笠原合同事務所
資格者
代表 司法書士・土地家屋調査士・行政書士 小笠原 哲二
所在地
徳島県徳島市東大工町1丁目19番地
電話番号
0120-110-991

※「相続プラスを見た」とお伝えいただくとスムーズです

営業時間
平日 9:00~18:00
土曜日 9:00~17:00
定休日
日曜日・祝日
対応エリア
徳島県、兵庫県
所属
徳島県司法書士会:第294号
簡裁訴訟代理等認定番号:第647016号
徳島県土地家屋調査士会:第521号
兵庫県行政書士会:第07370928号
公益社団法人 成年後見センター・リーガルサポート:会員
日本司法支援センター:民事法律扶助契約司法書士

事務所情報掲載日:2024年2月21日

ご利用の際には、利用規約をご確認ください