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長崎県佐世保市

竹口・堀法律事務所(弁護士 竹口 将太)

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お客様のより良い未来のために、多角的な視野で考えて本質へ迫る

竹口・堀法律事務所_竹口 将太_インタビュー

竹口・堀法律事務所は、長崎県佐世保市で幅広い相続の相談に対応している法律事務所です。4名の弁護士が在籍する佐世保市では最大規模の法律事務所であり、数少ない女性弁護士が所属する事務所でもあります。各分野の専門家とのネットワークを強みとしており、カウンセラーとの連携により、法律的な面だけでなく、精神面でもお客様をサポートしていることが特徴です。代表を務める竹口将太弁護士に、相続相談におけるこだわりや取り組みについてお伺いしました。

生前対策・相続発生後を問わず、多様な相談に対応

まずは相談にいらっしゃるお客様について聞かせてください。どのような相談にいらっしゃる方が多いのですか?

相続に関するお悩みはパターンが多すぎて、どのような相談と答えていいか分からないくらいなのですが…どちらかというと、相続発生後の遺産分割で揉めているといったケースが多い気がします。ほかには、亡くなったときに揉めたくないということで、遺言書の作成といった生前対策の相談をいただくことも多いですね。

相続が発生した後に揉めているケースについて、ご相談内容に特徴や傾向はあるものでしょうか?

不動産の相続でトラブルになっている方からのご相談をよくいただいている、ということでしょうか。平等に分割しやすい金銭の相続よりも、不動産を含む相続の方がトラブルの温床になりやすく、当事者同士では解決が困難になることが多いんです。

不動産を複数の相続人で分ける方法は、「売却してから分ける」「共有で所有する」「1人が相続して、ほかの相続人には不動産評価額から算定した金銭で相続する」といくつかのパターンがあるのですが、どの分け方が良いのかという正解はありません。お客様の状況や、相続人それぞれの意向も絡んでくるものなので。

ほかにも、相続した不動産の隣人と境界を巡って揉めるケースもありますし、相続人やそのほかの関係者が多くなり、法律的にも人間関係的にも問題が複雑になって話がまとまらない、ということもあります。

事務所のある佐世保市近辺は、不動産を所有している方の割合が高いので、こうした不動産の相続に関するご相談も多くなっているという印象です。

そのような相談にお応えする際に、心がけていらっしゃることはありますか?

お客様のご希望を聞くことは当然ですが、ほかの相続人や近隣の方などの関係者の話もしっかり聞くようにしています。お客様のご依頼だけを主張しても、実現不可能なこともありますし、ほかの方は納得してくれない場合もありますので。弁護士として、お客様をはじめ相手方にも納得していただける、現実的に解決する方法を提案するように心がけています。

絶対的な正解というものはないので、時間も手間もかかり大変ですが、こうした提案こそ弁護士としての腕の見せどころでもあります。なるべく早期に賛成してもらいやすい方法を考えて、お客様にもお伝えするように心がけています。

生前対策の相談に来られるお客様には、どのような対応を心がけていますか?

適切な対策をするために、お客様の親族関係や財産の情報を、しっかり聞かせていただくようにしています。皆様、方針や抱えている事情がそれぞれですから。

ご自身の相続を想定している場合と、ご家族が亡くなった場合の対策とでは、対応も違ってきます。さらに、「何からすれば良いか分からない」と相談に来られる方もいれば、「こんな相続にしたい」と目的が明確な方もいらっしゃいます。それぞれの状況にあわせて適切な対策をご提案できるように、しっかり話を聞くということを大切にしています。

注意が必要なのは、ある程度ご自身で調べてからご相談にいらっしゃるケースです。そういった方は明確な目的があり、どのような手続きをしてほしいのか、ご相談の段階でしっかりお伝えいただける方が多いです。しかし、専門的な知識がないと、調べられた情報を勘違いして解釈してしまい、より良い選択肢を見落としてしまうこともあるんです。ですから、お客様の希望だけをお聞きしてそのまま進めるのではなく、相続全体の情報を聞いたうえで、専門家として適切な生前対策を提案するようにしています。

地域社会や人間関係も見据えたベターな解決へ

相談にいらっしゃるお客様は、佐世保市周辺の方が多いのでしょうか?

佐世保市のお客様はもちろんですが、近隣の市区町村や佐賀県から来られる方も多いですね。近隣地域には弁護士事務所が少なく、弁護士が一人もいない地域もありますので。

長崎県は「長」という文字通りに南北に長く、その中で佐世保市は北部に位置しており佐賀県とも隣接しています。長崎県で2番目の人口があり、佐賀県の県庁所在地である佐賀市よりも人口が多いということもあって、経済圏として九州北西部の中心的な役割を担っている。そうした背景もあって、県堺に関係なくご相談にいらっしゃっているという印象があります。

ほかにも、福岡県のお客様もいらっしゃいますし、東京都にお住まいでありながら、ご実家が長崎県にあるというお客様もいらっしゃいます。コロナ禍があったこともあり、電話やオンラインの相談が増え、裁判所や相続手続きもIT化が進みましたから。

コロナ禍前後で、相続相談の流れも変わってきたのですね?

そうですね。たとえばコロナ禍前は、現住所に近い弁護士に相談する方が多かったように思います。移動も大変ですし、時間もかかりますから。ですが、オンライン技術が発達・整備されて、移動や時間の制約がなくなってきました。現住所と地元が離れている場合、現住所ではなく地元の弁護士に相談したい、という方が増えてきているという印象があります。

当事務所も電話やオンライン面談を活用して、遠方のお客様のご相談に対応しています。

近隣のお客様でも電話やオンラインで面談することはありますか?

いえ、近隣のお客様のほとんどは対面での相談を希望されますので、事務所にお越しになることが多いです。特にこの地域の方は、実際に顔が見える安心感を重視される方が多いんですね。「弁護士に相談する」ということは、お客様の人生において一大事です。そういった意識もあってか、メールや電話でという方は少ないです。

ほかにもこの地域ならではの特色はありますか?

法律的な解決というより、むしろ今後の人間関係や、町内で気持ちよく暮らしていくための解決を希望されるお客様が多いということでしょうか。たとえば、土地の境界について、法的には正当だからといって、自分の意見だけを通したとします。そうすると法的には解決したとしても、将来的に人間関係が悪化して、新たなトラブルに発展して暮らしにくくなることも考えられます。

私は、東京都や大阪府、福岡県といった大都市で暮らしたこともありますが、地域住民や社会との関係が希薄で、問題が起こってもドライに法律通りに解決することを希望される方が多いと感じました。一方でこのあたりは、地域住民や社会との関係が密接です。

誰しもトラブルが起きたときは感情的になるものです。その気持ちのまま徹底的に争うつもりで相談に来られる方もいらっしゃいますが、冷静になってみた時に「本音は揉めたいわけではなかった、争うんじゃなかった」と思われる方も多いんですね。

人間関係も含めた問題解決のために、気をつけていることはありますか?

お客様にとってベストなものだけを追求するのではなく、広い視点でお客様の人生がベターなものになる解決策を探っていく、ということを常に考えています。人生は「正しいからそうすればいい」という単純なものではないと、私は思っていますので。

法律というものは、人と人が揉めたときの最後の手段です。法律上正しいからといって自分の意向ばかり優先していると、周りの人に嫌われてしまったり、自分が暮らしにくくなったりして、本質的な解決ではなくなってしまいます。地域住民との関係が密接な地域であれば、なおさらです。

法律的に正しそうでも、税金のことを考えると損をするケースもあります。ですから、最終的にお客様の人生がよりベターなものになるように、「正しいから」と言って片付けるのではなく、法律以外の面からもトータルで考えるようにしています。

竹口・堀法律事務所_竹口 将太弁護士_01

切磋琢磨して、期待に応えるサービスを提供する

竹口先生が弁護士を目指されたきっかけを教えていただけますか?

私の家は医者の家系で、小さい頃から後を継ぐことを期待されていたんです。でも、私には人の身体を手術することや、死に直面することが正直耐えられないと思っていて。将来どうしようか考えていたのですが、ずっと「人のためになる仕事をしたい」という気持ちは持っていました。

小さい頃から家族の間近で、病気が改善や完治されて喜んでいる姿を見ていましたから、弁護士でも同じように、人の役に立てるのではないかと思ったのがきっかけです。

実際に弁護士になられて、想像していたこととの違いはありましたか?

人の役に立つということは、「偏った考え方をするのではなく、柔軟に対応すること」だと気づかされたことでしょうか。この考え方は、開業前にお世話になった長崎市の事務所での経験に影響を受けています。その事務所は当時弁護士が6名在籍しており、事務スタッフを何名も抱えている、長崎県で最大規模の事務所でした。今の事務所を共同経営している堀裕子弁護士も、その事務所で一緒に仕事をした仲です。

その事務所では、常日頃から先輩弁護士が真剣に議論をしていて、いろいろな考え方を知ることができました。自分が正しいとは誰も思っていなくて、周りの意見も聞き入れながら切磋琢磨している。弁護士としてのあり方を学ばせていただき、非常に勉強になりました。こんな事務所でありたいと思い、独立した今もスタッフそれぞれの考えを大切にするようにしています。

事務所は現在、何名で運営されているのですか?

弁護士4名と事務スタッフ7名の11名で運営しています。特徴としては、佐世保市でも数少ない女性弁護士が在籍していることです。開業当初は佐世保市内に女性弁護士がいる事務所がなかったので、当事務所の堀弁護士が佐世保市初の女性弁護士ということになりますね。

女性弁護士がいらっしゃると、どのような違いがでるものなのでしょうか?

お客様の中には、女性の弁護士に相談したいという方もいらっしゃるので、心理的なハードルが下がるという意味で相談しやすさにつながっていると思います。特に相続は、プライベートな問題も多分にあるものなので。

お客様対応や事務所環境を、女性スタッフも一緒になって考えてくれるので、細やかなサービスを提供できるようになっていることも、当事務所の特徴だと思います。

「女性だから、男性だから」といったことではなく、見方や立場が違う複数のスタッフが考えを出し合い切磋琢磨することで、解決策が広がるということもあります。そういった意味で、女性弁護士がいることで画一的にならない、といった側面はあると思っています。

ほかにも竹口・堀法律事務所の強みはありますか?

複数の弁護士が在籍する事務所だからこそ、対応できる幅が広いということですね。法律相談は弁護士がもちろん対応するのですが、連絡や資料集めなどは実務経験豊富な事務スタッフと連携をとって動いています。

弁護士の時間が調整できれば、即日予約や即日対応もできますし、初回の無料相談にしっかり対応できているのも人数がいるからということもあります。無料相談の時間は30分なのですが、事前に資料をお送りいただくと前もって課題を把握して整理することができるので、お客様にとっても有意義な無料相談になります。

いろんな考えの専門家の意見を大事にするという点でも共通しているのですが、ほかの事務所の税理士や司法書士といった、各分野の先生と広く連携できているというのも強みのひとつです。

弁護士は、税理士登録をすれば税理士の業務にも対応できるのですが、実務経験がないとスムーズに進みません。相続税のご相談は、信頼できる税理士の先生を紹介して対応してもらっています。相続登記のご相談についても、司法書士に頼んだほうが料金を抑えられることがあるので、そのような場合には司法書士の先生をご紹介しています。

事務所内で相続のワンストップサービスを実現する

これからの事務所の展望を教えていただけますか?

いまは提携先の先生に手伝ってもらう形で対応していますが、ゆくゆくは事務所内に税理士や司法書士など、各分野の専門家が在籍している体制にするのが理想ですね。特に相続では、いろんな専門家の力が必要になりますから。各分野の専門家が事務所内にいることで、料金面でもお客様に還元できますし、対応スピードもアップするはずです。事務所内で相続のワンストップサービスをできるようにしたいですね。

最後に、相続にお悩みの方にメッセージをお願いします。

相続は複雑で難しい分野ですので、専門家に相談することをおすすめします。法律や手続きが分かっていればいいというわけではありません。インターネットでも多くの情報が出ていますが、逆に多すぎて混乱してしまうこともあります。最近は、法律や制度も改正されていることもあって、より正確な判断が難しくなっています。

弁護士は、相続で相談できる業務範囲が一番広い専門家です。必要ならば、ほかの専門家とも連携して対応します。私たちは、当然、法改正・制度改正に対応するよう努めていますので、どこに相談するか迷われている方は、まず弁護士に相談してみるといいと思います。

当事務所では、初回の相談を30分無料で承っています。遠方の方も電話・オンラインで相談可能ですので、どうぞお気軽にご相談ください。

プロフィール

竹口・堀法律事務所
代表 弁護士 竹口 将太

 

長崎県佐世保市出身
長崎県立長崎東高等学校 卒業
九州大学法学部 卒業
大阪大学大学院 高等司法研究科 修了
平成21年に最高裁判所司法研修所入所、その後平成22年に長崎県弁護士会に弁護士登録をすると同時に、弁護士法人佳朋 原総合法律事務所の佐世保事務所にて、所長弁護士として勤務を開始。平成24年に竹口·堀法律事務所開所。

 

長崎県弁護士会:第42428号

 

竹口・堀法律事務所_竹口 将太弁護士_プロフィール

取材を終えて感じた先生の人柄

弁護士事務所代表としての活動だけでなく、長崎弁護士会の役員としても精力的に活動されていらっしゃる竹口弁護士。取材中、何度も話されていた「自分だけではなく、ほかの人の視点も合わせて考える」という言葉が印象的でした。「これでなければならない」と考えがちになることも、柔軟に見ることでよりベターな解決策が生まれるのでしょう。

相続にお悩みのお客様にとっても、最初から決めるのではなく多角的に見ることが大切だと、間接的にアドバイスしていただいているように感じました。法律だけでなく、人間関係や地域性も含めて考えていただける弁護士が身近にいることの、頼もしさを感じるインタビューとなりました。

事務所概要

名称
竹口・堀法律事務所(弁護士 竹口 将太)
資格者
代表 弁護士 竹口 将太
所在地
長崎県佐世保市下京町9番13号 DKビルⅡ7階 竹口・堀法律事務所
電話番号
050-7586-9382

※「相続プラスを見た」とお伝えいただくとスムーズです

営業時間
平日 9:30~12:00 / 13:00~18:00 ※事前のご予約で土日祝日・夜間対応も可能
定休日
土曜日・日曜日・祝日
対応エリア
長崎県と近隣地域を中心に全国対応
所属
長崎県弁護士会:第42428号
日本弁護士会連合会:死刑廃止及び関連する刑罰制度改革実現本部 委員
公益財団法人 日弁連交通事故相談センター:長崎県支部 副支部長
九州弁護士会連合会:人権擁護委員会 委員長・副委員長・事務局長、死刑制度に関するプロジェクトチーム 委員、死刑制度検討委員会 委員
佐世保市開発審査会:副会長(会長代理)
長崎紛争調整委員会:あっせん委員
一般社団法人 長崎県建築士会長崎県住宅リフォーム推進協議会
NPO法人 消費者被害防止ネットながさき:会員
福岡県弁護団 九州・山口医療問題研究会:会員
外国人ローヤリングネットワーク:会員
B型肝炎九州訴訟長崎弁護団
安保法制違憲訴訟弁護団
佐世保地域経済活性化推進協議会:役員
公益社団法人 日本青年会議所:内部会計監査人グループ 九州地区代表、九州地区協議会 内部会計監査人・事務局次長、九州地区長崎ブロック協議会 総務広報委員会委員長・次世代確立委員会副委員長
一般社団法人 佐世保青年会議所:理事、まちづくり国際委員会 委員長、選挙管理委員会:委員
など
事務所の特徴
  • 無料相談あり
  • 見積り無料
  • 認知症の相続
  • 相続トラブル
  • 即相談/即予約
  • 全国対応
  • 土日/夜相談

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事務所情報掲載日:2024年6月14日

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