お客様に「いろどり」を添える一番相談しやすい法律事務所へ

京都市中京区に事務所を構える、いろどり法律事務所では、遺言作成などの生前対策や相続トラブル解決をはじめ、あらゆる相続相談に対応しております。最大3時間の無料相談は、初回だけでなく2回目以降の法律相談への持ち越しも可能で、依頼を決めるまでにじっくりと話をすることが可能です。
彩りに溢れた古都京都で、一番相談しやすい法律事務所を目指して、事務所を開設されたという代表の松島達弥弁護士。お客様への想いや、特徴的な無料相談などサービスへのこだわりについてお話いただきました。
時間をかけて、お客様と二人三脚で進める
まずは相談にいらっしゃるお客様について教えてください。どのような相談でいらっしゃる方が多いですか?
大きく分けて2つの相談パターンがあります。
ひとつは遺言書の作成など「相続対策を行いたい」というご希望のケースです。
もうひとつは、すでに発生している「相続に関する紛争を解決したい」というご相談です。たとえば、相続人の一部が不当な主張を展開していて遺産分割がまとまらないという問題や、遺言書のせいで遺留分が侵害されているなど十分な財産が確保できないなどの相談が多い印象です。
親族関係に対立があるなかで、何をどのように進めれば円満に話を進められるかがわからないのでベストな手順を知りたいというような相談をいただくこともあります。こうしたご相談については、いつまでに何をすればよいのかや、相続調査の手順などをお伝えしています。一見すると簡単な相続調査なんかでも、間違った手順で行ってしまうと、揉めごとになることもありますから、トラブルにならないようにアドバイスしています。
生前対策のご相談では、どのようなことをお話しするのでしょうか?
まずは自身が亡くなった際に、どういう形で相続問題をおさめたいかという、理想の未来図をお伺いするようにしています。また、今後の生活資金の確保の方針についても理想像をお伺いします。
その上で、その未来図や理想像を実現するために、遺言書の作成や、生前贈与、生命保険の利用など、その方にとって適切な方法を提案させていただきます。
具体的な対策案は相談者様の希望や、対策すべき問題の実情によって、それぞれ違ってきますので、より良い生前対策になるように、相談者様に提案しながら一緒に考えていくことが多いですね。
お客様対応の際に心がけていることはありますか?
何よりも、相談者様や依頼者の方の考えや判断を尊重するよう心がけています。
そして、依頼者の方に判断をしていただくにあたって、たとえば手続きの進め方について説明させていただくときには、複数の選択肢をお示しして、各選択肢のメリット・デメリット、特にデメリットの部分を詳しく説明しています。
依頼者様によっては、「松島さんを信頼して全部まかせる」という方針を希望される方もおられます。それはそれで、手続き対応という意味では、依頼者様の負担や心労も大きく減ることになるので、良いことかなと思っています。
ただ、依頼者様の抱える法的問題は、あくまでも、その方それぞれの問題です。また、特に相続問題の場合、法律問題が終わってからも親族としての関係は続きます。
そのため、私が、この方針が良いと思って進めていても、依頼者様の本当の意味での幸せにつながらないような場合もあるかもしれません。特に弁護士は経済的合理性に重きを置きがちですが、相続問題は家族の問題ですので、心情面をないがしろにはできません。そのため、私の理想としては、依頼者様と二人三脚で進めていきたいと考えています。
その意味で、「経済的には、こっちのほうがいいのにな…」と思うことがあっても、押し付けるようなことはせず、依頼者様の意向を尊重しながら、しっかりデメリットも説明して、時間はかかっても、都度話し合いを行いながら進めていくようにしています。
ただ、「最終的な選択を自分自身で決定しなければならない」ということに負担を感じるような方もおられます。そのような方の場合、いわゆる丸投げ型で依頼できる弁護士に依頼することを考えられた方が良いかもしれませんね。
お客様と向き合うための持ち越し可能な無料相談
「お客様と向き合いたい」という想いを強く感じますが、話し合いを大切にするようになったきっかけを教えていただけないでしょうか。
そもそも、しっかりコミュニケーションをとらないと、こちらも相談者様の抱える問題の本質が分からないし、適切なアドバイスもできないですよね?それでは、法律相談の意味がないと思うんです。
私は、いろどり法律事務所を開設するまでに、2つの事務所に所属していました。
ひとつめの事務所は、比較的弁護士数も多く、企業向けの仕事がメインの事務所でした。弁護士もビジネスパーソンとして振る舞うべきという雰囲気の事務所で、社会人経験が少ない私にとって、ビジネスマナーなどを学べるいい経験をさせていただけました。
ふたつめの事務所は、事務所の雰囲気がひとつめの事務所とは正反対といってよい事務所で、個人向けの相談に力を入れている事務所でした。こちらの事務所では、多種多様なお客様に合わせて、柔軟な対応が求められました。
この経験の中で、ある意味ビジネスのプロ同士の企業法務とは違い、ある日突然法律問題に直面した個人の方に対応するためには、これでもかというくらい丁寧に話を聞き、これでもかというくらいわかりやすく伝えないといけないと痛感しました。
変な言い方かもしれませんが、弁護士になる前はもっと偉そうに仕事をするものだと思っていましたね(笑)でも実際はそうではありません。「信頼してもらえる」「選んでもらえる」「その信頼や期待を業務終了まで裏切らない」ことが大切と考えるようになりました。
無料法律相談を充実させるというのも、その考え方からきています。
無料相談の時間は30分や1時間という事務所が多いと思いますが、3時間となった理由を教えていただけますか?
相続問題は、ほとんどの相談者様にとって、はじめて経験する法律問題です。
そうした、問題に直面している相談者様にとっては、問題の要点を弁護士に伝えるだけでも難しい作業になります。そのため、30分や1時間の法律相談では、こちらが紛争解決のポイントを正しく把握することもできません。また、こちらからの説明や助言も、相当自分で勉強されている方でなければ、1回ですべてを理解することなどできません。そのため、持ち帰ってもらって再検討していただく時間も大切と思っています。
そう考えると、30分や1時間だけの無料相談では【大事なところに差し掛かるところからお金がかかる】ということになってしまい、無料相談は名ばかりになってしまう、なんか変な課金サービスみたいになってしまうなと考えました。
そこで、試しに【私にとっても、相談者様にとっても、しっかり問題や対策を共有するために必要な3時間は費用のことを心配せずにじっくり話ができますよ】という形を取るというシステムにしてみたところ、結果的に、相談者様にとっても当事務所にとっても、よい循環が生まれましたので、今でもこのシステムを続けています。
持ち越せるのは嬉しいですね。持ち越すパターンはどういったケースが多いのでしょうか?
初回の電話相談の段階で、事務局や代行者ではなく、私自身が直接、ご相談内容をお伺いします。そこで、どの時期に面談相談を受けるのが理想的かであったり、面談相談に先立って準備していただいた方が良い資料などをお伝えします。
次に、実際に面談相談をさせていただく際に、詳しいお話や、対応策のアドバイスなどをさせていただきます。
それを踏まえて持ち帰っていただき、ご家族と相談していただいて、不明な点をまたご相談いただくというイメージです。「相談時に、聞き忘れてしまった」ということや、「今日の説明を聞いたけど十分に理解できなかった」ということは少なくありません。
法律相談は、弁護士に依頼するかどうかの見極めや、依頼するとしてどの弁護士に依頼するかの見極めの時間でもあります。ですので、ぜひ気兼ねなく持ち時間をご活用してもらいたいですね。
出張相談もしているのでしょうか?
年齢やお身体の都合が悪い方は出張での法律相談もしています。
その際は「私の通勤経路外の場所の場合には、移動時間が無料相談時間に含まれます、交通費は頂戴します」と事前にお話はさせていただきますが、それ以外には特別な料金をいただくことはありません。
柔軟な相談体制と事務所名に込められた想い
お客様は京都府の方が多いのでしょうか?
やはり、京都の依頼者様が一番多く、次いで、大阪の方が多いですね。ただ、兵庫県、奈良県、滋賀県、岐阜県などの手続きは普通に対応させていただいています。
遠方の方でも、「弊所に依頼したい」といってくださる方は多いのですが、相続問題の場合、被相続人の方の住所地への出張が必要になる場合もあります。そのような場合には、基本的に費用対効果の観点から、「弊所以外をあたってみてはいかがですか」と案内しています。
事務所名の「いろどり法律事務所」というのは、どんな意味合いが込められているのでしょうか?
お困りごとがあって相談に来られる方の景色は、解決への不安や、法律問題を抱えた生活という点で、間違いなくグレーであったり、白黒であったりで暗い景色になってしまっていると思います。
そんなときに、解決の道筋を見つけたり、実際解決に向かって歩き出すことで、モノクロ状態の景色が、少しずつ元通りにいろどりを取り戻していくと思うんです。
また、京都と言えば、「いろどり」っていうイメージないですか?たとえば飲食店でも、よく「京風いろどり御膳」とか目にしますよね(笑)京都に事務所を立ち上げるときに、歴史と四季にいろどられた京都の魅力や雰囲気みたいなものを事務所名に込めたいなと思いました。
そんなダブルミーニングから、事務所名を付けました。
未来に「いろどり」を添える事務所であるために
今後の展望として考えていらっしゃることを教えていただけますか?
生まれ育ったのが大阪の吹田市という場所なのですが、数年前から吹田市の施設で、相続セミナーの講師として講演等を行っております。
また、趣味でサックスを演奏しているのですが、老人ホームやホスピスなどの施設で演奏させていただく機会もあり、その際に無料法律相談会も開催しています。
こんな風に、「今すぐ相続相談が必要ではないけども、事前に知っておきたい、聞いてみたい」と思われている方はたくさんおられます。ですから、講演会や法律相談会などの機会を、今後も増やしていきたいですね。
最後に相続に悩まれている方や、専門家に相談するか迷っている方にメッセージをお願いします
当事務所は、無料相談が充実していますし、相談したからといって、契約しなければならないということもございません。セカンドオピニオンとして活用していただくことも、歓迎しております。悩んでいる時間はもったいないと思います。遺言作成なども、迷っているうちに体調を崩されて、結局作れなかったというケースもよくありますから。
また、自分で調べて分かるようなことでも、実は隠れたポイントやトラブルにつながることも少なくありません。聞いてみれば「そういうことか!」とすぐ分かるようなことでも、変に解釈してしまって混乱してしまうことも多いです。
ぜひ一度、お気軽にご相談いただければと思います。
プロフィール
いろどり法律事務所
弁護士 松島 達弥
昭和56年:大阪府吹田市で出生
平成15年:関西大学法学部卒業
平成17年:関西大学大学院法学研究科私法学専攻修了(修士号取得)
平成19年:神戸大学大学院実務法律学(ロースクール)修了(法務博士号取得)、司法試験合格
平成24年:京都市中京区にていろどり法律事務所開設
平成30年:関西大学スタートアップカフェ(新規企業バックアップ事業)法律相談担当弁護士

取材を終えて感じた先生の人柄
物理的に時間に追われることもあれば、精神的に時間に追われることもあると思います。ましてや専門的なことを聞かなければならない、法律相談ならなおさらではないでしょうか?聞きたいけど聞けないことや、後から出てくる不安など、相談したいことは次々出てくると思います。そのなかで、持ち越しが可能な無料相談があれば、どんなに心強いことか。松島弁護士は、お客様視点からも法律事務所としても、「時間に縛られる」ということを良しとしておりません。無料相談に特に力を入れ、「一番相談しやすい法律事務所」を目指してこられた、賜物でしょう。
地域に根ざし、まだ見ぬ人の未来を明るくしたいと名付けられた、いろどり法律事務所。お客様にとって鮮やかな「いろどり」を、今後とも添えてくれるのではないのでしょうか。
この専門家に相続のお悩みを相談
【受付時間】平日 9:00〜18:30
事務所概要
- 名称
- いろどり法律事務所(弁護士 松島 達弥)
- 資格者
- 弁護士 松島 達弥
- 所在地
- 京都府京都市中京区七観音町637 インターワンプレイス烏丸6階
- 電話番号
- 050-7586-3454
※「相続プラスを見た」とお伝えいただくとスムーズです
- 営業時間
- 平日 9:00〜18:30
- 定休日
- 土曜日・日曜日・祝日 ※上記営業時間にご連絡いただければ、土日祝日の打ち合わせも調整可能です。
- 対応エリア
- 京都・大阪・滋賀・兵庫・岐阜・福井
- 所属
- 京都弁護士会
関西大学スタートアップカフェ(新規企業バックアップ事業)法律相談担当弁護士
- 事務所の特徴
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メールで相談する事務所情報掲載日:2025年7月16日
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