もっとも身近な親しみやすい司法書士を目指す、相続相談の総合窓口

そうだい司法書士法人は、京都府京都市下京区で、生前対策から相続手続きをはじめ、相続した財産の活用など幅広いサービスを展開しています。代表を務める髙橋宗大司法書士・行政書士は、民間企業で企画提案や営業を経験をもち、丁寧に分かりやすく、お客様の立場に寄り添った対応をしていることが特徴。年間平均200件の相続登記の実績とともに、司法書士法人として成年後見支援にも注力しており、適正な財産管理をサポートしています。高齢化社会が進む中、「相続手続きの先」まで見据えたサービスを展開する髙橋先生に、相続業務へのこだわりや今後のビジョンについてお話を伺いました。
相続の「その先」を見据えた、実用的な提案力
まずは相談にいらっしゃるお客様について教えてください。どのような相談でいらっしゃる方が多いですか?
一番多いのは、不動産の名義変更、いわゆる相続登記のご相談ですね。遺言書作成などの生前対策についてのご相談もありますが、多くの場合、不動産をどうするかという問題がスタートポイントになることが多いです。
生命保険や銀行の手続きはお客様ご自身で対応されることが多いものの、不動産の名義変更は一般の方にとって馴染みが薄く、手続きが難しいということでいらっしゃいます。
お客様に対応されるときに、どういったことを心がけていますか?
どうしても司法書士に相談するということに、かしこまってしまって、難しいイメージを持っているお客様が少なくありません。敷居を高く考えていらっしゃるんですね。ですから、固すぎないコミュニケーションを心がけて、親しみを持っていただけるよう、まずはお客様のお話をじっくり聴くことを、大切にしています。
単に「相続手続きだけでよいのか?」だけでなく、「相続した不動産には、どなたがお住まいになられるのか?」「登記した不動産の売却や賃貸などの活用まで考えていらっしゃるのか?」といった、先々のことや、関連することを含めて、詳しくヒアリングするようにしていますね。
お客様にとって総合的な解決策として、まずは標準的なプランをご提案し、そこから具体的な選択肢についてお客様と対話を重ねていくアプローチを取っています。もちろん、最終判断はお客様自身にあるため、押し付けるようなことは決していたしません。
私をはじめ事務所のスタッフも民間企業での営業や企画提案の経験があり、その経験を活かしながら、お客様の言葉にならないニーズや気持ちを汲み取れるよう、全員で意識を高めています。
これまで、多くのご相談に応えていらっしゃった中で、印象に残るエピソードを教えていただけますか?
お付き合いのあるNPO法人が成年後見人を務めていたケースで、そのお母様の相続を担当した事例が、特に印象に残っています。ご主人を早くに亡くされていたのですが、テナント付きのマンションを経営されていらしたんです。管理会社をつけずに、ご自身で管理されていて、金融機関からの借り入れもありました。
亡くなられた直後は、誰もそのマンションの管理に引き継ぐことができず、共用部の電気が止まり、テナントのガスや水道といったライフラインが止まってしまう自体に発展しました。住民の皆様から、NPO法人に連絡が入りましたが、あくまで後見人の立場なので、マンションの管理体制などの細かいことは、まったく分かっていらっしゃらなくて。私のところに、相続の法律的な手続き以外の実務的なことも相談いただいたんです。
どういう解決策を提案されたのですか?
借り入れが残っていて、管理が必要なマンション、いわゆる収益物件を保持し続けるのは、将来的にリスクが大きいと判断しました。返済が滞る可能性も高いですし、管理が行き届かずに、また同じような、あるいはそのほかのトラブルが起きる可能性が、少なくありませんから。
そこで、後見人であるNPO法人の代表の方と協議しまして、固定資産として残すよりも、現金化しておいたほうがよいと提案いたしました。売却の手続きも、私のところにお任せいただいて、不動産会社との交渉を進めたのですが、その過程でマンションにお住まいの方の賃貸借契約の承継など、多岐にわたる手続きも発生することになりまして。結局、事務所のスタッフが頑張ってくれて、すべての手続きを終わらせたんです。
司法書士業務としては、そこまでする必要はなかったのかもしれませんが、実務も含めて全面的にお任せいただいたことで、時間はかかったものの、お客様にとって最善の結果につながったと感じています。私たち自身にとっても貴重な経験となりました。
後見人になっていたNPO法人も、不動産の手続きに関して詳しくありませんでしたが、逆に私たちは不動産会社などともお付き合いが多いものですから、提案できる幅広い選択肢がうまく機能したケースだと考えております。

敷居を低くして、コミュニケーションを大切にする
次に事務所のことについて教えてください。現在、何名様で運営されていらっしゃいますか?
今年2月からは司法書士が1名増えたことに加えて、インターンシップで研修に来た方を正社員として迎え入れましたので、司法書士が4名、行政書士1名、事務職として共に働くスタッフが2名の合計7名となりました。
特徴的なのは、現在働いているスタッフが民間企業の出身であること。このバックグラウンドが、お客様に寄り添った丁寧な対応を可能にしていると感じています。また、京都市のゴミ清掃活動や地域行事への参加、無料法律相談会の開催など、地域とのつながりを大切にした活動も事務所ぐるみで積極的に行っています。
無料相談会をはじめられたきっかけを教えてください。
当初は新規のお仕事につながればという想いもありましたが、実際にはじめてみると、相続に関する相談先をお探しの方が予想以上に多いことに気づきました。京都の地域に密着した事務所を目指している私たちにとって、この無料法律相談会はとても意義のある活動となっています。
もちろん、相談会がきっかけでご依頼につながるケースもありますが、まずは「気軽に相続の専門家に相談できる場」として地域に貢献していきたいという想いで継続しています。敷居を低くすることで、早い段階から相続の準備ができる環境づくりに貢献できればと考えています。
無料相談会では、どのような相談にいらっしゃる方が多いのでしょうか?
もっとも多いのは、登記せずに放置されていた不動産に関する相談です。「親が亡くなってから何年も経つけれど、相続登記をしていない」というケースが非常に多く見受けられます。
また、将来に備えて遺言の作成方法を尋ねられる方も増えてきました。自分の死後、家族に負担をかけたくないという想いから、事前対策に関心を持つ方が増えている印象です。こうした早めの準備が、のちの相続トラブル防止に繋がるため、私たちも積極的にアドバイスしています。
京都府ならではの、相談の特徴などはあるのでしょうか?
他の地域についての詳細を把握していないため推察になりますが、京都特有の特徴としては、登記されていない不動産が多く、登記簿と実情が合っていないケースが多いということでしょうか。
京都でも、郊外の新興住宅地ですと、住宅ローンなどの借り入れなどもあって、しっかり登記されていることがほとんど。一方で、京都市の市街地では100年、200年と代々住み継がれてきた家屋も珍しくありません。そうした歴史ある物件では相続手続きが複雑化しやすい傾向にあります。
また、古都ならではの特徴として、相続した建物を建て替える際に文化財が発見されるケースもあります。これが追加費用としてお客様の負担になることもあり、相続後の計画にも影響を与えることがありますので、こうした京都特有の事情も踏まえた上でのアドバイスが求められますね。
お客様は、京都府の方が多いのでしょうか?
そうですね。中心となるのは京都市とその近郊にお住まいの方々です。金融機関や税理士からのご紹介で、滋賀県や大阪府、ときには東京都からのお客様もいらっしゃいますが、新規でご連絡いただくケースは京都市を中心とした近隣地域の方が大半を占めています。
烏丸御池駅のすぐそばという好立地も強みのひとつで、多くの方に便利にご利用いただいています。また、状況に応じてお客様のご自宅へ伺うことも可能です。特に高齢の方や、お体の不自由な方には喜ばれていますね。相続という重要な局面で、できるかぎりお客様のご要望に沿った柔軟な対応を心がけています。

豊富な経験と確かな専門性を、お客様目線で活かす
事務所ならではの強みや特徴はありますか?
相続については、今まで毎年かなりの件数を手がけてきた実績がありますので、私というより事務所全体として培った経験値の高さがお客様のお役に立てていることが強みでしょうか。スムーズな手続きはもちろんのこと、その先にある「納得感」をとても大切にしています。
特に力を入れているのは、お客様とのコミュニケーションですね。相続は家族間でもめてしまうと弁護士の先生の領域となりますが、私たちが多く対応しているのは「もめる一歩手前」のケース。このような状況では、相続人同士の話し合いの場を設け、中立的な立場から各相続人のお話をじっくり伺うことを心がけています。
こういった対応を経て、最終的には8〜9割の方にご納得いただき、円滑に手続きを進めることができていると思います。相続は単なる財産分与ではなく、故人の想いを受け継ぐ大切な機会でもあります。そのプロセスに寄り添い、最終的にはご家族全員が満足できる結果を目指しています。
また、フットワークを軽くするということも意識していますね。これはお客様に限らず、ご紹介いただく不動産会社の方たちにも、臨機応変に対応するようにしています。私たちは基本的に平日が通常営業ですが、不動産会社では、土日にメインで稼働されていらっしゃることが多いんです。そんなときにも素早く動けるよう、曜日や時間に縛られない柔軟な姿勢で臨んでいます。
司法書士法人を経営されるなかで、これまでの民間企業での経験が活きていると感じられることはありますか?
そうですね。民間企業での経験は間違いなく現在の仕事に活きていると思います。営業やカスタマーサポートの経験から、「敷居を低く」「気付いていないことも提案できる」「丁寧に説明する」といった顧客視点の対応を常に心がけていますから。法律の専門家だからこそ、難しい内容を分かりやすく伝える責任があると考えています。
また、実務面では独立前にお世話になっていた事務所での経験も大きいですね。そこでは、部分的な業務ではなく案件全体を任せていただける環境でしたので、おかげで不動産関連業務はほぼすべて自分でこなせるようになりました。この経験があったからこそ、開業後もお客様の多様なニーズに応えられる体制を整えることができたと感じています。
民間企業で培ったお客様目線と、専門家として磨いた確かな実務力。この両輪があるからこそ、相続という人生の大切な局面で、皆さまに安心感と納得感を提供できていると自負しています。

手続きだけで終わらない、相続の総合窓口へ
今後、髙橋先生ご自身や事務所としての展望をお聞かせください
相続業務を継続していくのはもちろんですが、特に成年後見業務に力を入れていきたいと考えています。現在、団塊の世代が75歳くらいで、これから10年から20年にわたって、認知症や身寄りのない高齢者の財産管理でお困りの方が確実に増加していくでしょう。
そもそも、司法書士法人化したのも、法人として成年後見人になってサポートをし続けていきたいと考えたからなんですね。どうしても個人事務所では対応できる件数に限界がありますし、特定の個人に依存するリスクも避けられません。
組織として動くことで、より効率的に多くの方をサポートできますし、また、最終的な相続手続きだけではなく、遺産整理やお墓の管理、墓終いなどの関連業務においても、窓口になってやっていきたいと思っています。
私たちの目標は、京都市に密着した相続の司法書士法人として、自分たちの専門領域はしっかりとカバーしながら、必要に応じて他の専門家と連携し、相続に関するあらゆる課題に対応できる組織になること。そのビジョンを3年以内に実現させたいと思っています。
相続に悩まれている方や、専門家に相談することを迷っている方に、メッセージをお願いします。
相談することが敷居を高いとは決して思わないでください、とお伝えしたいいですね。「こんなこと聞いてもいいのかしら?」と躊躇される方は少なくありません。そのため、多くの方がご自身で本やインターネットを調べるところからはじめられるようです。
もちろん知識として、知っておくことはいいことなのですが、専門家への相談をためらって自己解決を試みているケースが多いように感じているんです。質問が的外れでも全く問題ありません。むしろ、正確な理解に導くのが私たち専門家の役割です。また、当法人で対応できない手続きであれば、適切な専門家をご紹介することもできます。
ご自身でハードルをあげるより、思い切って相談したほうがいいと思います。時間もかかりますし、お悩みも増えますから。当法人では、公式LINEでのご相談も受け付けておりますので、「電話ではちょっと」と二の足を踏んでいらっしゃる方でも、お気軽にご連絡いただけるのではと思っています。もちろん限界はありますが、「一旦、LINEで聞いてみよう」くらいの軽い気持ちで構いません。敷居を高く感じずに、ぜひお気軽にご相談ください。
プロフィール
そうだい司法書士法人
司法書士 髙橋 宗大
平成11年 立命館大学法学部 卒業 日興證券株式会社(現:SMBC日興證券株式会社)へ入社、名古屋支店で営業に従事
株式会社京都ケーブルコミュニケーションズ(みやびじょん)へ転職、地元京都で営業に従事
平成20年 水谷合同司法書士事務所へ入所
平成24年 そうだい司法書士行政書士事務所 開設
京都司法書士会:第1071号
簡裁訴訟代理等認定番号:第1112103号
京都府行政書士会:12272392号

取材を終えて感じた先生の人柄
民間企業での営業やカスタマーサポート経験を持つ髙橋先生は、インタビューの中でも優れたコミュニケーション能力を発揮されていました。取材側の意図を的確に汲み取りながら、誠実に応答する姿勢からは、なぜ多くのクライアントや関連業種の専門家から厚い信頼を得ているのかが自然と伝わってきます。
避けては通れない高齢化社会の課題に真摯に向き合い、成年後見業務に法人として注力していきたいという強い使命感が印象的でした。また、京都市の住民に向けた無料法律相談会の開催は、地域貢献への意欲とサービス精神の表れといえるでしょう。
司法書士としての法律的な手続きだけではなく、相続にまつわるトータルサービスを手掛けていき、より敷居が低く相談しやすい事務所になっていきたいという、髙橋先生の力強さと優しさを感じた取材となりました。
事務所概要
- 名称
- そうだい司法書士法人
- 資格者
- 代表 司法書士 髙橋 宗大
- 所在地
- 〒604-8241 京都府京都市中京区釜座町26 南部ビル 3階
そうだい司法書士法人
- 電話番号
- 050-7587-3359
※「相続プラスを見た」とお伝えいただくとスムーズです
- 営業時間
- 9:00~18:00
※事前予約で夜間対応可
- 定休日
- 土曜日・日曜日・祝日 ※事前予約で土日祝も対応可能
- 対応エリア
- 近畿一円
- 所属
- 京都司法書士会:第1071号
簡裁訴訟代理等認定番号:第1112103号
京都府行政書士会:第12272392号
- 事務所の特徴
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メールで相談する事務所情報掲載日:2025年3月14日
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