東京都 28歳女性
2023年11月掲載- 相続発生
- 2018年
- 発生から着手まで
- 亡くなってから約1ヶ月後
- 相続発生から完了まで
- 約7ヶ月
- 財産総額
- 5000万円~1億円未満
- 家族構成
年齢(性別) 被相続人との関係 被相続人 58歳(男性) 本人 相続人 28歳(女性) 長女(投稿者)
海外にある財産相続は書類の準備の大変さだけではなく、移動も含めて体力も時間も非常に多く費やしました
今回は父が公正証書遺言を残しておいてくれたので国内の相続手続きは驚くほどスムーズに終わりました。ただ海外に財産を持っていると相続するのが思った以上に大変なので、そのあたりの相談はきちんと生前に話をしておく必要があります。
相続全般について
相続手続きを行う中で大変だったこと、面倒だったこと
父は生真面目で銀行口座、証券口座、投資用の土地など全て細かく書類を残しておいてくれましたが、海外の証券口座がタイとフィリピン、アメリカに3つあるのが問題でした。特にタイとフィリピンは現地語の書類を制作し、現地に向かい公証してもらわないといけませんでした。日本側での書類が足りないということで何度か往復する必要があり、とても大変でした。
事前にやっておけばよかったとこと、後悔したこと
父は財産に関するノートと公正証書遺言を残しておいてくれたので日本国内は大きな問題はありませんでしたが、海外の証券口座に関しては全く相続の情報がなかったために非常に困惑しました。生前に財産に関するノートや海外の証券口座を教えてくれていたのですが、その時にもしものことを考えて海外の証券口座などを含めた相続手続きに詳しい弁護士などを探しておけば良かったと思いました。
事前にやったこと、やっておいてよかったこと
公正証書遺言の作成、財産ノートの作成
相続税・生前贈与・相続放棄
相続税
450万円前後
控除の利用
基礎控除
専門家の利用
弁護士
依頼内容
相続内容の整合性と海外の証券口座の書類作成の相談を行いました。
満足度
やや満足
費用
300万円前後
不満だったこと
海外証券の相続手続きを行ったことがあると言うことで相談しましたが、現地の弁護士との連携不足で日本側での書類が足りず、無駄に往復することになりました。その費用もしっかり請求されており、納得できないと交渉しましたが受け入れられませんでした。
良かったこと
海外にある財産の相続などにも慣れており、英語も堪能であり、しかも海外の弁護士と多く提携している先生だったので、現地での書類の制作から関係省庁との連絡までとてもスムーズに運びました。
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