東京都 66歳男性
2023年10月掲載- 相続発生
- 2018年
- 発生から着手まで
- 1か月以内
- 相続発生から完了まで
- 7か月位
- 財産総額
- 5000万円~1億円未満
現金・預貯金,自宅(住居・土地)
- 負債総額
- 負債を相続していない
なし
- 家族構成
年齢(性別) 被相続人との関係 被相続人 92歳(男性) 本人 相続人1 87歳(女性) 配偶者 相続人2 62歳(男性) 長男(投稿者) 相続人3 62歳(男性) 長男 相続人4 60歳(男性) 次男
自宅と預金のみの相続なのに手続きは煩雑。実に非効率的な作業でした。
父親がまだ現役時代に残した遺書が出てきたことにより、相続手続の手数が倍加されてしまいました。遺書の内容は全額を配偶者に譲る、という比較的単純なものだったのですが、昔の遺書で内容に齟齬があるにもかかわらず、遺書は遺書ですので家裁の手をわずらわせる事になり、正直無駄足が多かったと思います。遺書作成は重要ですが、事情が変わったらその都度作り直すべきであることを痛感しました。
相続全般について
相続手続きを行う中で大変だったこと、面倒だったこと
まず配偶者である高齢の母親を除いて全員遠隔地居住者である点が最大の難関でした。書類ひとつにしても郵送で取り寄せ、記入・捺印するまでにかなりの時間を要し、互いの意思確認が思うように進まなかったためです。また亡くなった父親がかなり昔に作成した遺書を残していた事も、手続きを遅らせる大きな理由となりました。
事前にやっておけばよかったとこと、後悔したこと
今思えばやっておくべきだった作業はいろいろあるのですが、亡くなった父親が晩年認知症を患っていたこともあり、実際にできることは限られていた気がします。ただ一点事前に決めておくべきだったと思うのは墓の処理で、親の生前に話を持ち出すのは不謹慎だなどと考えてしまいがちですが、大事なことなのでしっかり話し合っておくべきだと思います。
事前にやったこと、やっておいてよかったこと
父親が認知症になる前から葬儀費用を積み立てていたため、葬儀社の選定に時間をかける必要がなかった点は助かりました。ただし率直なところ費用はかなり高めでしたので、事前に積み立てる場合にも予算総額をきちんと示しておく必要があると思います。
相続税・生前贈与・相続放棄
相続税
約120万円
控除の利用
基礎控除のみ
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