奈良県 63歳男性
2023年2月掲載- 相続発生
- 2018年
- 発生から着手まで
- 半年後
- 相続発生から完了まで
- 1年半
- 財産総額
- 1億円~3億円未満
現金・預貯金/自宅(家・空き家・土地など)/有価証券/貴金属/その他
- 負債総額
- 負債を相続していない
なし
- 家族構成
年齢(性別) 被相続人との関係 被相続人 88歳(男性) 本人 相続人1 63歳(男性) 長男(投稿者) 相続人2 53歳(男性) 次男
準備すれば、相続は争族になりません
基本的に金額の大小にかかわらず相続はもめます。特に親の世話をした相続人と被相続人とでは、思いがかなりずれるのはしかたないことで、そのずれた感じで取り分の話し合いをすると、多くの場合もめるようになっていると考えるべきでしょう。だから、被相続人には、遺言書を書いてもらい、その内容も口頭では相続人に伝えておくのが好ましいと思えます。
相続全般について
相続手続きを行う中で大変だったこと、面倒だったこと
被相続人である父親の死は突然だったので、いわゆるエンディングノートなどもなく資産の確定に大変手間取りました。また会社を経営していて、それの資産価値の確定は大変でした。相続を進めるよりも、経営者のいなくなった会社を維持するのに、相続人で長男の私が継いだので、そちらの方に力を取られて、相続協議があまり進まなかったこともきつかったです。
事前にやっておけばよかったとこと、後悔したこと
一般の家庭ではなく、会社経営をしていたら、相続につきものの資産確定が難しかったです。二人の相続人で被相続人の財産を分けるのに、会社をどう見積もるかということで苦労しました。その為に、遺言書をきっちりと書いておくことで、ある程度、もめる割合が低くなるかと思いました。
相続に関してトラブルになったこと、揉めたこと
長男の私が会社を引き継いで社長になりました。遺言書がなかったので、会社の資産価値を現金化し、それを案分することになりましたが、それが大変むつかしかったです。最終的に、和解金という形で次男に現金を渡すことで一応解決しました。
事前にやったこと、やっておいてよかったこと
突然の逝去だったので、事前にしたことはありません。
相続税・生前贈与・相続放棄
相続税
800万円
控除の利用
基礎控除
節税対策
小規模宅地等の特例と生前贈与を5年間継続
生前贈与
子供たちに毎年90万円を贈与
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