愛媛県 47歳男性
2024年6月掲載- 相続発生
- 2015年
- 発生から着手まで
- 亡くなったことを知ってから1か月ぐらい
- 相続発生から完了まで
- 約2か月
- 財産総額
- 100万円~500万円未満
現金・預貯金/自宅(家・空き家・土地など)/自宅以外の不動産(駐車場・山・田んぼ・投資用マンションなど)
- 負債総額
- 100万円~500万円未満
その他
- 家族構成
※投稿者は代理人年齢(性別) 被相続人との関係 被相続人 68歳(男性) 本人 相続人1 68歳(男性) 妻の母親 相続人2 33歳(女性) 妻
離婚した父親が亡くなった知らせが親族から届いた、かつて借金を繰り返した経緯から相続放棄を決断
被相続人の資産負債状況が事前に明らかになるのであれば一番良いが、長年連絡をとっていない場合、それが細かく分かるケースはまれだと思う。そういう場合、下手に相続してしまうと思わぬ負債を抱え込んでしまい、自分たちの人生までもが大きく狂ってしまう。そうならない為にも、相続放棄という選択肢があるということを念頭において、少しでも不安に感じたら、専門家である弁護士に相談するのが一番確実だと思う。費用はそれなりにかかるが、弁護士に名のもとに手続きを進めてもらえるという安心感は本当に頼りになる。そしていざトラブルになってもそのまま弁護士に相談できる。
相続全般について
相続手続きを行う中で大変だったこと、面倒だったこと
妻の父親が亡くなったことを知らせる手紙が妻の親族から急に届いた。妻の父親と母親は離婚状態にあったので亡くなった父親の資産や負債状況が一切分からない状況だった。生前時に父親はギャンブルにのめりこんで借金があったので、相続した場合表に出なかった負債を背負う可能性があったので、妻と妻の親族とも話し合い、相続放棄することで結論を出した。話し合いを数回行ったのでそのやり取りやすり合わせに時間と費用(交通費など)がかかった。
事前にやっておけばよかったとこと、後悔したこと
妻の父親と母親が離婚したことは知っていたが、実際に相続する際にどのように考えて行動していくかを全く考えていなかった。その為亡くなったことを知ってから後手後手で動くしかなく、調べる時間もほとんどなく、予想だけで相続放棄するはめになった。もう少し事前に父親のことを調べてもよかったかなと思っている。
事前にやったこと、やっておいてよかったこと
相続が発生することを知ってからすぐ知り合いの弁護士に相談に行ったこと。
相続税・生前贈与・相続放棄
相続放棄
亡くなった父親の資産負債状況が一切不明だったため。生前ギャンブル癖があったので、表面化していない借金などがあった場合、多額の負債を負う可能性があったので相続放棄した。
専門家の利用
弁護士
依頼内容
親族から届いた相続を知らせる手紙を持参して、相続放棄したい旨を伝えた。そして弁護士からその親族宛てに弁護士名で相続放棄する旨の書類を発送してもらった。それ以降親族からの連絡は一切きていないので、相続放棄が実行できたと考えている。
満足度
やや満足
費用
11万円~50万円
不満だったこと
特に大きな不満はないが、こちらとのやり取りがマニュアル機械的に進んでいたので当初はかなり不安があった。
良かったこと
相続放棄に関してどうすればいいのか途方に暮れていたが、弁護士に相談することによって少なくとも法に基づいた手続きができるとの安心感が何よりも心強かった。また相続を知らせてきた親族に対しても、弁護士名で書類を発送してもらったので、こちらの一環した主張をアピールできたことも、相続放棄が滞りなく出来た要因と思っている。
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